« リーマン戦記(8) | トップページ | 第9話「蝶々のままで」 »

2008年5月29日 (木)

雑誌「PLAYBOY」7月号

雑誌「PLAYBOY」7月号
特集: 誕生80周年 チェ・ゲバラ ぶれない男

月刊PLAYBOYの最近の仕事振りは素晴らしい。
っていつものことかもしれないけど。
こんな雑誌を作っている現場で仕事してみたいなー
雑用でも何でもいいから。

チェ・ゲバラの遺体の写真はちょっと洒落にならない
インパクトがある。(p48,p51)

眠るような安らかな表情の~という写真はよくあるが。。
起きているよ!マジで( ̄ロ ̄lll)

"その姿はまるでキリストのようだ"

という説明は全く大袈裟ではない。目が点になった。

革命家チェ・ゲバラはキューバを去った後
ボリビアに次なる革命の夢を描こうとするが戦闘後に
捕らえられ時のボリビア大統領バリエントスの命令により
1967年10月10日射殺される。享年39才。
遺体の埋葬場所が明らかになったのは30年後の1997年6月
のことだったという。

ゲバラは日本にも来ていた。
それは1959年7月15日。

当時通産相だった池田隼人(第58代~60代内閣総理大臣)は
15分の約束でゲバラと会いきっちり15分で席を立った。

7月24日、大阪にいたゲバラは広島がそう遠くない
ことを知る。広島に原爆が投下されて多くの犠牲者が
出ていたことを知っていたゲバラは広島に向かい
翌25日に原爆死没者慰霊碑に献花し原爆資料館を訪れた。

資料館を見学中にゲバラは案内役の日本人担当者にこう
言ったという。

「アメリカにこんなにされてなお、君達日本人は
彼らの言いなりになるのか」 (p45)

同日、ゲバラ一行は原爆病院も訪問している。

ゲバラは、
トヨタの製造ラインを見学し、
三菱重工の飛行機製造現場を訪れ、
川崎重工造船所を視察し、
久保田鉄鋼堺工場で農業機械の作られる様を眺め、
耕運機や農薬散布機を実際に動かし、
丸紅・鐘紡を回り、
大阪商工会議所主催のパーティに出席し、
ソニーのトランジスタ研究所を訪れ、
建設機械工場・映画スタジオ・肥料工場・製鉄所・
繊維機械工場などを精力的に回った。

7月27日、キューバ使節団は日本を立った。

翌年キューバと日本の間に通商条約が締結され
現在も継続中(!)。

---

特集以外にもドレスデン空爆をテーマにした本邦初翻訳による
カート・ヴォネガットの未発表作品
「阿鼻叫喚の街-戦勝国アメリカの非道」
も短いながらも読ませる。

「・・・どんな手段を使ってもいいから、殺せ。
殺せ、殺せ、殺せ、わかったな?」
新兵たちはぎこちなく声をあげて笑った。 (p74)

wikiによればドレスデン空爆は1945年2月13日~14日にかけて
行われ死者は3万とも15万とも言われている。

いわゆる東京大空襲は1945年3月10日に行われた。
(死亡者8万人以上,負傷者4万人以上,被災者100万人以上)

ドレスデン空爆 -> 東京大空襲 -> 広島・長崎への原爆投下

これら全部をたった一年以内(約半年間)で。。
少しでも知っておいて何ら悪いことは無いだろう。

----------------------------------------------------

「アメリカにこんなにされてなお、君達日本人は
彼らの言いなりになるのか」

----------------------------------------------------

残念なことに今もって、そしてこれからも有効であり続ける問いかけだ。

|

« リーマン戦記(8) | トップページ | 第9話「蝶々のままで」 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

アメリカだけじゃないですよね
常任理事国様には逆らえないのが今の世の中ですからねぇ
常任理事国様に否決されたら国連軍も来ませんし
さらに悪いことに
日本はまだ敵国条項ついてますし・・・

投稿: 万物創造房店主 | 2008年6月 1日 (日) 18時08分

大きいところでは第二次世界大戦から
世のもろもろの惨劇を経て
一体世界の何が良くなったのだろうかと
たまにしみじみ考えますね。
 
>日本はまだ敵国条項
日本もアメリカも他の先進国と呼ばれる国の多くも
実は根底の精神部分は全然何も変わってなくて
脈々といろいろ残っているのは事実ですね。
何がどう残っていると主張するのかは
本当に人それぞれですけど。
その辺のヤバさも歴史の面白さとも言えなく
はないすね。

投稿: kuroneko | 2008年6月 2日 (月) 01時25分

最近僕は
第二次世界大戦ってくくりがもうすでに間違ってる気がしますね
世界vs悪の枢軸日本って構図で
一応、日本が負けて終了ってことになってますけど
そのあと、各国による侵略と独立戦争、朝鮮戦争、中越戦争、ベトナム戦争、チベット侵略等々
全然何も終わってないですもん
あそこで日本が脱落しただけって感じです
一連を第二次世界大戦と定義するとすれば
それは形を変えて現在も続いている
と考えてもいいかもしれませんよ(^。^)

投稿: 万物創造房店主 | 2008年6月10日 (火) 20時16分

>全然何も終わってないですもん
変わってないすね。

>日本が脱落しただけって
本当に日本は「押しくら饅頭」
で派手に押し出されたって感じですね。

>形を変えて現在も続いている
よく言われていますね。80年代のバブル期に
自分はよくこんなような論を見かけた気がします。
最近自分も自分なりに似たような結論
には達してきています。
夜中にふと呟くことがありますね。
「何も終わってねーじゃん!!」って
そう思うと自分が生きて会社員なんて呑気に
やっていることが奇跡にも思えたり。。
有難いやら情けないやら(-_-)

投稿: kuroneko | 2008年6月10日 (火) 23時47分

>日本はまだ敵国条項
何だか正直にここだけの話しで言ってしまうと
「敵国条項上等!!」みたいな
気持ちはむしろここ数年沸々と持ちつつ
あります(^^;)
去年広島への旅の途中で「大和ミュージアム」
ゆっくり見学しましたが大和を始めとした軍艦の
開発史や海軍の創設から解体までを眺めると
我が国は本当に大した技術立国だと思います。
昔も今も。
内政がもう少しまともで外交能力が
もう少しあれば本当に世界中が
憧れるあらゆる意味で先頭を走れる
国にもなれるのにな・・今からでも。
知られざるところで走ってる人は
走っていますが。話しはさらにぶっ飛びますが
大和って最期は何だか単艦で一方的に袋叩きにあって
撃沈されたみたいなイメージがあったのですが
当然ですが周囲に護衛艦もいて無謀だろうが何だろうが
ちゃんと展開作戦があって大和を守ろうとして
沈んでいった艦が何隻もあったんですよね。
誤解を恐れずに言えば大和とその乗員達は
これからもずっと注目を浴びていくだろうけど
それらの護衛艦と共に沈んでいった人々のこと
を思うと何故かちょっと熱くなってしまいます。
ともの凄いとこに話が行きました(^^;)

投稿: kuroneko | 2008年6月11日 (水) 00時02分

まぁ大和は世界最大・最強の戦艦だったわけですけど
近代戦ではどんなにすばらしい軍艦があっても制空権をとった方が勝ちなのです
飛行機が高く上がったら対空砲火は届かないですけど、飛行機からは重力に引かれて爆弾落ちてきますから
ゆえに、空母と戦闘機がほとんどなくなってた日本には勝ち目はなかったわけですけど
本土を守り
少しでも有利な降服条件を引き出すためにたくさんの日本兵が突っ込んで行ったわけですよね
そういった犠牲の上に成り立っている日本だからこそ、しなくてはいけないことってあると思うんですけど
そういう気概のある政治家ってなかなかいないですよね
大東亜共栄圏にしてもEUに先越されましたけど、早期実現すべきではありますよね
世界のルールの標準がアングロサクソンルールになりつつある現在
アジア統一ルールを早急に作る必要もあると思うんですよね

投稿: 万物創造房店主 | 2008年6月13日 (金) 15時52分

>制空権をとった方が勝ち
山本五十六が巨艦反対主義を唱え続けたのは
とても有名ですよね。大和や武蔵が建造された過程
そのものが大局を見れない日本病の表れと
いってもいいかもしれません。
でもそう思いつつも歴史にifは禁物と
思いつつも大和がもし沖縄に辿り着いていたら。。
ほぼ100%あり得ませんがどうしてか
そのことを考えると胸に迫るものがあります。
>気概のある政治家
「なんちゃって」のイケメンボンボン議員には
もうホトホトうんザリガニすね(ーー)
ボンボンとか言われて実績も何ら無い二世三世
も続々還暦とか迎えられて当選を重ね大物扱い
されて。。お先真っ暗っす。
>アジア統一ルールを早急に作る必要
今度お店に遊びに行ったら店主さんの
青写真を聞きたいすね。OFF会やりましょうか(^^)

投稿: kuroneko | 2008年6月14日 (土) 01時43分

>青写真
そんなたいしたもんはないですけど・・・(^_^;)

>OFF会やりましょうか(^^)
ま、晩御飯でも食べに行きますか?

投稿: 万物創造房店主 | 2008年6月17日 (火) 18時59分

>ま、晩御飯でも食べに行きますか?
行きます、行きます♪

投稿: 理想 | 2008年6月18日 (水) 00時38分

んじゃ行きましょう!(^o^)

投稿: kuroneko | 2008年6月18日 (水) 01時40分

誰のおごり?\(^o^)/

投稿: 理想 | 2008年6月18日 (水) 19時25分

しりとりで負けた人のおごり\(^o^)/

投稿: kuroneko | 2008年6月19日 (木) 00時29分

さ、さすが、大人なゲームですね(ーー;)

じゃあ、誰から?(笑)

投稿: 理想 | 2008年6月20日 (金) 00時14分

最も奢られたく且つ最も奢りたくないであろう
理想さんからどうぞ!\(^^)/

投稿: kuroneko | 2008年6月20日 (金) 00時39分

>行きます、行きます♪
おめーほんとに京都まで来んのかよ(ーー;)
ちゅーか
クロネコさんが京都を通って大分までツーリング?

投稿: 万物創造房店主 | 2008年6月20日 (金) 15時11分

あ、遠征費用忘れていました、旅費もおごりでお願いします…往復5万円もいただければ大丈夫です(ーー;)

投稿: 理想 | 2008年6月20日 (金) 23時32分

>旅費もおごりでお願いします…
えー回線が混線している模様ですが
これは万物創造房店主さんへのレスという
ことでいいのでしょうか。。

投稿: kuroneko | 2008年6月21日 (土) 02時37分

あの強欲堂の店主はきっと1円だって払うわけがないので…(ーー;)
あと数ヶ月したら、定年退職だから(クビともいう)チャリでのんびり行ってみようかなぁ、奈良あたりまで来れたら連絡します~\(^o^)/

投稿: 理想 | 2008年6月21日 (土) 14時15分

>強欲堂
ちょっと入ってみたい店の名前すね(^^)
 
>奈良あたりまで来れたら
京都~大分間バイクでぶっ飛ばしても別に
構わないんですけどね(^^;)

理想さんの↑コメントは第300号コメントでした
\(^0^)/
というわけで一杯オゴリますよ!

投稿: kuroneko | 2008年6月21日 (土) 15時41分

やりー、キリ番げっつ♪
1杯なんて、ケチなことはおっしゃらずに(笑)、

1年分のお米でお願いできませんか…(ーー;)

投稿: 理想 | 2008年6月21日 (土) 21時29分

>1年分のお米で
奢るより高いですやん…(ーー;)
じゃあデザートでもどーぞ(^^;)

投稿: kuroneko | 2008年6月22日 (日) 00時34分

>強欲堂の店主はきっと1円だって払うわけがないので…
あたり前だろ・・・(ーー;)

>奈良あたりまで来れたら
大分から来て奈良は京都よりちょっと通り過ぎてるかもよ

>1年分のお米でお願いできませんか
そこまで困窮しとんのかいっ!
庭で栽培しろ
おとんに山からの食料調達頼め

投稿: 万物創造房店主 | 2008年6月24日 (火) 19時52分

>強欲堂―ちょっと入ってみたい店の名前すね
彼女の言うところの強欲堂は
たぶん入ったことあると思いますよ
たぶんそこでジャッキーのビデオなんか買っちゃってます

>「1年分のお米でお願いできませんか」
こういう発言はすかさずドツクに限ります
( °▽°)=◯)`Д、°)
このように

投稿: 万物創造房店主 | 2008年6月24日 (火) 19時56分

「本当の」お店の名前も並べておくと
きっとお客増えますよ!間違いない(^^)
テレビの取材も来てさらにお客が押し押せて
いいことづくめです。
んで店名併記による増収分の一部を名付け親(強欲~の方)
の理想さんにお米による現物支給で支援&還元と。
メデタシメデタシ。。
って違うか(^^;)

投稿: kuroneko | 2008年6月24日 (火) 22時34分

>こういう発言はすかさずドツクに限ります
ですから、自分の趣味を人にすすめなくていいから(ーー;)

>理想さんにお米による現物支給で支援&還元と。
絶対にないと思います(ーー;)

今度通販で何か買ってみてください。
商品は新聞紙で包まれてくるし、
しかもクイズのパズルを解いたあとがありますから…(ーー;)


投稿: | 2008年6月25日 (水) 01時18分

>絶対にない
"絶対"と仰るところに理解し合えているよーな
いないよーな第三者的にはお二人をかなり遠巻き
で眺めていたい気がしないでもないすね(^^;)
まあ「親しき仲にもドツキ有り」というところ
でしょうか。ってどないやねんなそれ(ーー;)
 
>しかもクイズのパズルを解いたあとが
受けました。まあ日頃から店主さんは万物を
無駄なく利用することを主張されてますし
そういう意味では筋は通ってますから"有り"かと(^^;)
自分的には商品が無事&確実に届いていればOKっす。
今度買ってみようかな
ボナロンくん目覚まし時計
とか(^0^)

投稿: kuroneko | 2008年6月25日 (水) 12時44分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 雑誌「PLAYBOY」7月号:

« リーマン戦記(8) | トップページ | 第9話「蝶々のままで」 »