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2009年4月 2日 (木)

news「大木実死去」

松竹二枚目スターの大木実さんが死去
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 俳優の大木実(おおき・みのる、本名・池田実=いけだ・みのる)さんが
3月30日午前4時ごろ、膵臓(すいぞう)がんのため東京都大田区の病院で
亡くなった。85歳。通夜、告別式は故人の遺志もあって親族のみで自宅で済ませた。
喪主は俳優で三男の聡(さとし)さん。

 昨年10月に膵臓がんと分かり、自ら車を運転して抗がん治療などに通ったが、
今年3月に入院。亡くなる2日前まで家族と話していたという。
06年のNHKドラマ「ディロン」が最後の仕事だった。

 撮影所で照明助手として働いていたが、佐分利信に見込まれ、51年に映画
「ああ青春」でデビュー。50年代に鶴田浩二と並ぶ松竹の二枚目スターとして映画
「あなた買います」「張込み」「黒蜥蜴」に出演。東映の任侠映画「極道シリーズ」などでは
鶴田、高倉健に続く準主役として欠かせない存在だった。
ドラマ「水戸黄門」や必殺シリーズに出演し、悪役も多かった。
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[http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK200904020017.html]
2009年4月2日(木)09:43

最近、1950年代~1960年代の邦画をしこたま観ているのでこの時代に
若手として活躍された方々に関する情報には目が行くようになった。

シャブ中が打つ薬のように原子爆弾の放射能のようにハリウッドの粗製乱造映画を
半強制的に浴びて大人になってしまった自分としてはこの時代の邦画は
そのほとんど一作一作が人生を左右するであろう作品であり目から鱗だ。

満ち足りた気分で劇場を後にして自宅で出演者について調べてみると
軒並み2000年前後で逝去されていらっしゃって茫然

自分にとってはついさっきまでは皆さん銀幕の中で若さほとばしる美男美女
であられて戦後社会の始まりである高度経済成長の夜明けの、幕開けの時代を
悠然と謳歌していたのに。映画を見終わって最新情報を見れば皆当然であるが
老人と化していて大概その後の人生に何かしら大きな躓きが影を落としている。。

まさに気分は"時の旅人"

大木実は傑作映画「張り込み」(1958)で名優宮口精二と組んで若手熱血刑事を
初々しく演じていた。その初々しさは森の中で起きた銃声が猟銃のものなのか
拳銃のものなのかも判断出来ないほどの危ういものだったのだが(^^;)
(私めでも瞬時に判りますたよ)その演出プランは現場のベテランスタッフ達の
実力と乖離して称賛され独り歩きを始めた若手俳優への痛烈な皮肉だったの
だろうか。。。どこで誰が観てるとも分らない純日本風の家屋内で平気で脇に
拳銃ブル下げるというのもどうなのよ。って別に監督の指示に従っている
だけだよなー勿論。

85才ですか。
「張り込み」を観た興奮と感動は未だ冷めやらず自分の中では
大木実は20代後半?の初々しい正義感溢れる新米デカのままだ。

合掌。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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