« リーマン戦記(18) | トップページ | news「オバマ論功人事?」 »

2009年7月 5日 (日)

映画「徳川いれずみ師 責め地獄」

2009年に見た映画(六十四) 「徳川いれずみ師 責め地獄」

原題名: 徳川いれずみ師 責め地獄
監督: 石井輝男
出演: 吉田輝雄,小池朝雄,橘ますみ
時間: 95分 (1時間35分)
製作年: 1969年/日本 東映
(池袋 新文芸座にて鑑賞)

2009年 4月鑑賞
(満足度:☆☆☆☆+)(5個で満点)

---------------------------------------------------------------

天才刺青師の男と才能はあるがそれを嫉妬するもう一人の刺青師の男。
二人は極上の肌を持つ女にそれぞれ作品を彫り激しく競い合う。
やがて刺青を彫られた女達は外国に売られていくことになる。
刺青師達は葛藤しながらも金の為に彫り続けるが。。

ここまで観てきた石井輝男監督のエロ系作品
江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」(1969)
ポルノ時代劇 忘八武士道」(1973)
と同様(「奇形人間」はエロ系とは違うが)に、、
登場する女の人の胸の形とても綺麗

刺青師達の"技"を競うために
背中を彫られた女達がズラーズラーズラズラーと半裸で
並べられるわけですよ。
画面に映る方々ことごとく一人残らず胸がお美しい。

石井輝男の拘りここに極まれり!

そして女達は半ば拉致されて彫り物をされて
犯されて売られていく。
逃げようとすれば目を潰される。
それでも逃げる。
別の組織に捕まり犯されて売り飛ばされる。。
売り飛ばされなかれば妾以下の性奴隷になる。。

女達の受難が延々と描かれ続ける。

最後は女達を買う外国商人の娘までも刺青を彫られる。

クライマックスでは火の手が上がった商館の中で
ガイジンの娘さんの全身に彫られた蛍光に彩られた
孔雀の刺青が浮かび上がる!

あらゆる意味で二度と作られない(作れない)であろう
超大作。

国籍を問わず全ての出演された女性陣の皆さん
お疲れ様でした。グッジョブでした。

石井輝男は天才だなあ。

---------------------------------------------------------------
映画感想一覧>>

 
 
 
  
 

|

« リーマン戦記(18) | トップページ | news「オバマ論功人事?」 »

映画」カテゴリの記事

コメント

出ましたね徳川系石井輝男
このあたりは僕まだ見てないんですよ
石井輝男DVD-BOXほしいなー
中古で安くないかなー(まずない)
とか思いながら今に至ります

投稿: 万物創造房店主 | 2009年7月 6日 (月) 13時39分

そうですか!
正直ちょい嬉しいすね(^^;)
まあこの中では「忘八武士道」が
一番完成度高いですね。
映像的にも内容のヤバさ加減でも。
DVD-BOXって今の所特にコレクションとか
する気ないのですが
石井輝男のはおさえておきたい気が
しますね(^-^)
全日本人必携「石井輝男DVD-BOX」(笑)

投稿: kuroneko  | 2009年7月 7日 (火) 01時45分

>今の所特にコレクションとか
入れたいんですけど
日本盤は高いんですよね
一本あたり5000円しますから、なかなかねぇ・・・
忘八はアメリカ盤買っちゃいました
↑こっちの方が安くてジャケがかっこよくてひし美ゆり子のインタビュー入ってるんです
そうそう
今度、ルイスブニュエルの廃盤だった5作品が1500円で発売されるんですよ
予約割引で買ったら「徳川いれずみ師」1本分で4本買えちゃいますから
そうなるとブニュエル4本買っちゃいますよね

投稿: 万物創造房店主 | 2009年7月 9日 (木) 16時39分

>忘八はアメリカ盤
あのオープニングが最近ウズウズと
観たくなってます。いつか買おう(^^)

>ルイスブニュエル
まだ未見ですね。
出会うのが楽しみです!(^-^)

投稿: kuroneko | 2009年7月10日 (金) 01時12分

>あのオープニング
石井輝男はオープニングのツカミがうまいっすよね
「やさぐれ姐御総括リンチ」の冒頭、1枚づつ脱げていく殺陣も
「怪談昇り竜」の冒頭、5人並んだら刺青が揃って一匹の龍になるカチコミ殺陣も
めちゃかっこいい
>ルイスブニュエル
高校生か大学生ぐらいのとき深夜にブニュエル特集やってて、見てたんですけど
白黒なのにすごく新しくて
ヒッチコック並にすげーと思った記憶があります
特に「アンダルシアの犬」のダリさ(絵描きのダリけっこう好きなんです)と「エル」の足フェチぶりには感動しました
芸術的だけど大衆的娯楽的で面白いんですよ
そういう意味では石井輝男に通じるところがありますよね

投稿: 万物創造房店主 | 2009年7月10日 (金) 16時43分

>ツカミがうまいっすよね
そうですね必ずしも最初(OP)だけじゃなくて
全体的にいえると幾つかの石井作品を観て
思います。「上手い」ということも当然あるけど
私が彼の作品に感じるのは
「"人間"に対しての視線の温かさ」ですね。
体を売って生きる女性に対しての視線
人を傷つけてしか生きられない人への視線
世の中に放り出されてしまった子供達への視線。。
薄っぺらい偽善的な温かさではなくて
裸を見せて生きるいる女の裸を見てその美しさを
どこまでも賞賛するし男であれば女として扱うし
路上で生きる子供には
「悪い道に墜ちないで歯くしばって生きろ!」
という当たり前のメッセージを送る。
大人だと思いますね。
『大人』って今の日本で絶滅危惧種ですな(ーー;)
 
>芸術的だけど大衆的娯楽的
これは『映画』の根本条件の一つですよね。
昨今の映画にはこれが決定的に欠けているから
観客がイマイチ一緒に映画館で観て楽しめない。
マナー最低の人間だけがのさばり
よりクズしか喜ばない低脳映画ばかりになる。。
負のスパイラルは止まらないすね。
ルイスブニュエルについては"名詞"は自分の
周囲を漂っていたのですがこれで完全に
"観るスイッチ"が入りました。
ありがとうございます!(^0^)

投稿: kuroneko | 2009年7月11日 (土) 10時54分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« リーマン戦記(18) | トップページ | news「オバマ論功人事?」 »