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2010年3月20日 (土)

映画「上海ドキュメント」

2009年に見た映画(110) 「上海ドキュメント」

原題名: Шанхайский документ
監督: ヤコブ・ブリオフ
時間: 54分
製作年: 1928年/ソビエト
(アテネ・フランセ文化センターにて鑑賞)

2009年 6月鑑賞
(満足度:☆☆☆☆+)(5個で満点)

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1920年代の上海を主に労働者の暮らしから撮ったドキュメンタリー。

カメラの構図や視点に強烈に揺ぎ無い何かを感じて見入った。
説明もテロップも何もないが映像がとても雄弁にその時代と街を
切り取っている。亀井文夫が映画界入りを決意した作品とのことだが
実に納得の作品。人々の"生きる"エネルギーと同じくいつしか失われて
しまった『街』『都会』の持つパワーが画面から溢れている。自分も本作と
出会うタイミングがもっと早かったら人生は少し変わっていたかもしれない。

機会があればまたじっくりと観てみたい作品。亀井文夫についてはまだ
自分は全く手付かずだがこちらも是非作品を観ていきたいものだ。
1920年代というのは世界的に文化的なパワーが一つの臨界点を迎えた
時代なのだろうか。何だか映画に外れが少ない気がする。90年も生き残って
上映される作品だからレベルが必然と高くなるだけなのかもしれないけど。
この時代の作品も今後どしどし観ていきたい。
 
 

 

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