« どうでもいいですよ。 | トップページ | 映画「ある党員の履歴書」 »

2010年6月 4日 (金)

映画「煉瓦工」

2009年に見た映画(119) 「煉瓦工」

原題名: Murarz
監督: クシシュトフ・キェシロフスキ
時間: 18分 
製作年: 1973年/ポーランド
 
2009年 7月鑑賞
(満足度:☆☆☆+)(5個で満点)

---------------------------------------------------------------
党に長年協力を惜しまずに過ごしてきたある煉瓦工の記録。

 

メーデーを眺める男の姿が印象的な小作品。"過ぎ去ったある時代"を
市民の視点から切り取った映像としても貴重と言える。

キェシロフスキが僅かに32才の頃にとった作品。映画監督としては駆け出しの
頃の作品といってもいい。政治システムとして共産主義やイデオロギーに
いいしれない疑問をキェシロフスキ自身感じているであろうことが
煉瓦工の視点を通して感じ取れるのだが果たしてどうだろうか。批判と
まではいかずに"深い疑問"の域であるところがこの作品と当時の
キェシロフスキにはすでに普遍的に変わらない人間としての何かが
刻まれており、それゆにえ今後も残っていく作品だろう。

解説書によればキェシロフスキは後年のある時期に、この作品が政治的に
利用され得るとの理由で上映を拒否している。
 
 
 
 

---------------------------------------------------------------
映画感想一覧>>

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
  

|

« どうでもいいですよ。 | トップページ | 映画「ある党員の履歴書」 »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« どうでもいいですよ。 | トップページ | 映画「ある党員の履歴書」 »