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2010年9月11日 (土)

観_10_09_10

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渋谷で映画を観る。
まあまあ良く出来たドキュメンタリー。
少年の頃観ていたらそれなりの衝撃を多いに受けた
作品であったかもしれないが大人の一人として
観ると、その主張には疑問符も付かなくもない。

ある時代の少数の人間の犯した愚行の規模の大きさに
流石に帰りは現代に生まれ落ちてよかったという所か。

生き残った人間達は何かしらの悪を見逃したか、または
大いに悪事に関与したから生き残ったのであり、
他人から何一つ奪うまいとすれば殺されるか自死を選ぶ
しかない。社会というには本質的に悪であり生きる事は
どこからかひたすらに奪い続けることである。

現代社会における日本の如何わしさと寂しさは
そういった原罪を余りに多くの大人が背負うことを
拒否しているか、能力がないか、その責任すら
全く知らずに生きていることなのであろう。

明日も殺されない限りは生きていくしかない。


  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





  
  
  
  
 
 
 
 





 

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