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2010年9月20日 (月)

観_10_09_19

観_10_09_19  <<  >>

 

渋谷で映画を観る。
古い作品で時の政権下において上映禁止になったという作品。
物語上で行われる犯罪者の行動の軌跡はその政権が権力奪取の為に
とった手段と酷似していることが上映禁止の理由だったことは
みていて明白な内容だった。

今よりもひどい時代であったろうテクノロジーも遥かに
劣った時代の作品であるが、どんな些細なシーンも
例えば登場人物が受話器を取って喋るシーンですら
再現できないのは一体なぜなのだろうか。それは、
『社会』という巨大なフィクションが悠然として存在している
という前提があり、今はそれが無いことを皆知っている
からなのかもしれない。しかし、それはそれで、そこから
闘うべき何事かがきっとあるはずで往年の巨匠達が
今生きていれば、果敢に挑戦して退屈極まりない
日常から非日常を切り取り出して驚くべき作品を
提示してくれたに違いない。結局は、才能と好奇心が
両方ともあるのか、両方ともないのかという問題でもある。
両方ともない人が圧倒的に多い時代なのだろう。
せめて、他者を賞賛する心くらいは持ってほしいものだ。




  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





  
  
  
  
 
 
 
 





 

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