« 瓦 | トップページ | 映画「流れる」 »

2010年10月 8日 (金)

観_10_10_07

観_10_10_07  <<  >>     
 
   
渋谷で映画を観る。今ひとつテンションが上がらず
劇場に行こうかどうか悩んだが来週以降の日程を
考えて無理して観に行くことに。結果、正解だった。

不道徳で暴力的なシーンが続くが、その主張は
人間の原罪と原罪からの居直りのより悪質な欺瞞を
告発する極めて真っ当且つ娯楽性の高い傑作だった。
学生の頃に出会っていたら自分の運命は変わって
いたかもしれない。変わっていなかったかもしれないが
もう少し肩の力も抜けて楽しいものだったに違いない。
残念なことだが、今のうちに出会えたことに感謝したい。
これからの人生に多大な影響を与えていくことだろう。
自分の内面に持つ極めて暴力的な衝動が刺激され、
その刺激されていることに恥じ入り、登場人物達の
遠慮ないビースト振りをまた映画として純粋に楽しんだり
癒された二時間。

映画とは、つまるところ『不道徳』そのものであり、
そこを見落としているか、故意に目を瞑ることがいかに
悪質極まりないことであるかも再認識した。いい映画
を見れた後のいつもの症状が出る。目に映る人々が
皆フリークスに見えた。自分も含めてフリークスである
からこそ、弱者を労わり法を尊ぼうとするのであって
人間であるという思い込みから誤謬の連鎖が始まる
のではなかろうか。





  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





  
  
  
  
 
 
 
 

|

« 瓦 | トップページ | 映画「流れる」 »

日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 瓦 | トップページ | 映画「流れる」 »