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2010年10月31日 (日)

観_10_10_30

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京橋で映画を観る。現代を舞台にしたある女達の情念の軌跡。
作品は時代考証を考えると疑問符が付かざるを得ないが
この監督の他の作品にも共通する

物語の本質における無駄を削ぎ落とした丁寧な脚本と、
練りに練った跡が窺える撮影と、
日常生活の中にあるノイズを常に大事にしている音作りの

三拍子が揃っていて見事だった。鑑賞後には少なくない拍手が
起こって自分も当然のように拍手。ゼロ年代とよばれる2000年
以降の邦画としては相当にレベルが高いのではなかろうか。
個人的には最高峰といっても過言ではない。遠くない将来に
この監督と作品全般が再評価されることは間違いないだろう。

鑑賞後の帰りに立ち食い寿司屋にでも寄ってじっくり作品を
反芻したい気分だったが懐具合が寂しいので大人しく帰宅。
電車の中では優れた作品を観た後に起こる"いつもの覚醒"が
起こり脳内が"インセプション"状態になった。まるで映画の中の
登場人物になったかのように建物は皆セットのように見え
すれ違う人々は何か謎めいたような物語の重要な鍵を握って
いるような、または単なるエキストラのように見える。
「シャイニング」(1980)のシェリー・デュヴァルに似た女性を見かけたり。
優れた画面構成の作品を続けて観たので久しぶりに写真を
撮りたくなった。


 




  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





  
  
  
  
 
 
 
 

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