観_10_11_07
神保町で映画を観る。太平洋戦争末期に製作された邦画の作品。
余りの内容の良さと物語の緩急の上手さに泣く。
本当は号泣したかった。涙を拭きながら、文字通り
泣く泣く会社に向かう。電車の中で余韻に浸って
いて駅を乗り過ごした。
戦争の終結そのものは良かったこととして、戦後
実に多くの識者が指摘しているように敗戦によって
巨大な何かを散逸してしまったように思えてならない。
それが一体何なのか、こうして素晴らしい映画を
観終わった後には明確なイメージでもう少しで
言葉になりそうだが、すぐにそのイメージは遠のき、
おぼろげになってしまう。まだまだ時間を費やして
"それ"が一体何なのか探さなくては。とりあえず、
政府の想像を絶する故意としか思えない怠慢の
連続に多くの日本人が呆れ、怒り、個人個人が
国と自分達の社会に思いを巡らそうとすることは
いいことだと思う。政府の推し進める国の解体に
抗する力を結集できるだろうか。それにしても何て
危険で破廉恥な連中に国政の運営権を渡してしまった
ことだろう。
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