観_11_01_21
都内某所で映画を観る。60年代半ばの邦画で戦後の混乱期を
何者にも頼らず、また頼れずに生きる人間の執念を描いた作品。
監督と演じた役者の作品そのものを越える有形の何かがはっきり
と見えるようで圧倒された。
久しぶりに鞄にデジカメを忍ばせて出かけてみたものの、こういった
場合に必ずあるジンクス「被写体を捜しに行くと必ず"見つからない"」
通りに撮りたい"絵"には全く出会えず。とある出来事により年末年始
に激しく消耗してしまったエネルギーは今日少し補填される。
何かとても重要パーツが欠けたまま、時が過ぎ世の中は遷り変わって
いく世界の中で今ひとつか、今三つくらいも乗り切れない日本。
自分は去年の始めに勝手に一人前のめりに転んでそのまま
過ぎてしまった一年であったが、今年はみっともなかろうが何だろうが
どん臭くも確実に歩を進めていきたい。
| 固定リンク
「日記」カテゴリの記事
- 観_24_01_03(2024.01.03)
- 観_23_05_02(2023.05.02)
- 量_23_04_30(2023.04.30)
- 始_22_08_21(2022.08.21)
- 割_21_12_20(2021.12.20)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント