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2011年2月12日 (土)

TAROの塔

TAROの塔
2011年2月26日(土)より

 

何となくwebを彷徨っていて、何となく松尾スズキのツイッター
に行き当たり、少しだけ呟きを読んだ後にさらにwebを徘徊していると、
同氏が岡本太郎(1911-1966)を演じる連続ドラマが今月2月から始まる
ということを知った。

岡本太郎と言えば、1970年に開催された万国博覧会における
"ド"でかい太陽の塔(65m)の製作と「芸術は爆発」の名言で
知られているが、自分としては著書の一つの「沖縄文化論」での端正な
文章がメディアで"作られた"氏のキャラクターとは大きく異なっていて
驚いた時の印象が強くあり、その著書で見せている氏の姿が
"本当の像"なのだと思ってきた。

TAROの塔のキャスティングを見ると、製作者側の熱意のほどが
感じられて、世間一般で知られている岡本太郎"ではない"方を
見せてくれるのではないかと期待できる。因みに今年は
岡本太郎誕生100周年の年でドラマはその記念として制作される模様。

キャストはこんな感じ。順番に特に意味はなし。

松尾スズキ
小日向文世
西田敏行
正名僕蔵
嶋田久作
田辺誠一
寺島しのぶ
常盤貴子
カンニング竹山

 

個人的には嶋田久作をテレビで観るのは本当に久しぶり
なので楽しみ。正名僕蔵も上手いし、ここ数年内でのテレビ史上の
事件といっても過言ではない「週刊真木よう子」の第7話においても、
その才能を見せつけている。田辺誠一も嫌いではない。
何といっても主役の岡本太郎を演じる松尾スズキは
同じ"表現者"としての岡本太郎を演じる上で自分なりに
消化した上でそこに"自分らしさ"も確実に加算してくる
はずなのでその辺の調整を見るのも楽しみである。

スタッフに目を向けてみると、

脚本担当の大森寿美男はその一連の仕事を見ると
自分は森田芳光監督の「39 刑法第三十九条」(1999)しか
知らないけども、最後まで面白く観れた記憶がある。
年齢的にはまだ若いといえるが映画とテレビドラマの世界で
空白期間を作らずに着実にキャリアを積んできた実績に期待したい。

音楽担当の蓜島 邦明は「世にも奇妙な物語」の
"アノ"音楽を生み出した人らすい。
チャララララン
チャララララン
チャララララン
チャララララ~ン
きっと大丈夫だろう。

 

自分が注目して見るテレビドラマは恐らくは
アナログ放送としてはこれが最後となるであろう。
関係諸氏の頑張りを期待したい。

 

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NHK土曜ドラマ
岡本太郎 誕生100年企画「TAROの塔」
2011年2月26日(土)より毎週土曜日夜9時
[全 4回]

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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