観_11_03_03
都内某所で映画を観る。楽しみにしてた邦画の新作。
チラシにあったワンシーンの主人公の醒めた眼差し
がとても気に入って鑑賞を即決。始まった瞬間の
夫婦の食事のシーンから傑作の予感を感じ
裏切られることはなかった。2011年の今の日本人が
抱えているいくつかの地獄が表現されていた。
邦画新作としては、2011年の暫定一位確定。
このまま動かない気がする。
殺戮と他者への侮蔑と紛れもない孤独が順番に
描かれて、それらが積算されていく「映画」が
ここにあるのだという希望の光に触れることの
喜び。才能はあって、その才能を結集する才能も
また確かにまだあるのだ。
始まる前に決して見逃してはいけない某作品の予告が
やっていてうっかり忘れてしまっていた。危ないところ
だった。キャストをよく知らなかったが子供の頃惚れて
いた自分と同世代の当時はとんでもない美少女だった
がとても立派な美しい女優さんになっていてその
女性が主演の一人のようだ。観ないと。
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