観_11_04_10
都内某所で映画を観る。
王になることを決して望んでいなかったのに王となった男の物語。
余りに自分の琴線に触れたので、今日は他に二本観る予定だったが
止めてこの一本の余韻に浸りながらブラブラと散策して過ごす。
帰路にいつも電車から見えて気になっていた桜の木々が適度に
密集している場所に最寄の駅を降りて歩いて行ってみたが悪くは
ないが周囲の景観が微妙に期待外れだった。口直しに自宅に着いて
夕方投票を終えてから数年前から知っている自宅からほど近い、
桜がかなりの量咲き乱れるのに誰も花見をしない場所に三年振り
くらいに行ってみたが着いた時はもう夕暮れで辺りは暗くなっていた。
しかし桜そのものは綺麗に咲いていて点景として人が見えるだけで
誰もいなかった。この戦前までを含めた未曾有の"人災"を改めて
思いつつしばし眺めた。来年の今頃の日本が一体どうなっているのか?
それは現場の人々の思いを頑なまでに踏みにじり続けるスタンスを
ひたすら取り続ける人間達を野放しにし続けるのか、それとも日常を
奪われた人々、未来を奪われた人々の分まで私達がきちんと"No."と
言えるのかにかかっている。与党であろうと野党であろうと無所属で
あろうと閣僚経験者だろうが現職だろうが一切関係なくスキルの無い
人間、感情を持たない人間、視野の狭い人間に何かを託しても何一つ
帰ってこないどころか全てを奪われるということ。
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