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2011年4月16日 (土)

観_11_04_15

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都内某所で映画を観る。
第二次大戦後期に製作された色男の愛すべき生涯を描いた物語と
ノワールの最初期における製作とされる作品。共にアメリカ映画。
一本目の作品は内容そのものも映画の技術としても極めてレベルが
高いが字幕がこれまで付けられなかったらしい。ということは少なくとも
日本では禄に鑑賞されずに21世紀まで来てしまったことに、傑作で
あるがゆえに愕然とする。主人公の妻を演じる女優さんの"醸しだす美"
に見惚れる。二本目が本日の本命であったが決して悪くは無く佳作
であるが、一本目が良すぎたのでちょっと霞んでしまった。しかし
低予算と思われるが無骨な男達の緊張感とロードムービーとしての
バランスは良く1時間程度の中編であるが、現在のコンテンツ無き
世界で製作されたら、内容に不相応な超大ヒットとなってしまうだろう。
我々の棲むこの世界は豊かでも何でもなく、思慮の狭い想像力の無い
野人のような人間達ばかりが好き放題やっているのは周知の通りだ。

鑑賞した二本共に優れていたので、鑑賞後の帰路はいつもの
映画の劇中の一人のような気持ちよく酔った感じとなる。
通りを歩く人々と渋滞するタクシーの車列。素晴らしいモブシーン。
震災以降、体調がかなり悪く医者に診てもらおうか真剣に悩んだが
どうも精神的なものだったらしい。まだまだ出口の見えない中で
苦しんでおられる人々も沢山いて今日も自衛隊の方が亡くなった
ようだが、一番効果テキメンで世界の人々もより納得して援助して
くれるであろう方法は間抜けな為政者(約1名)をとっとと替える
ことだろう。そろそろ深刻に国家がメルトダウンを始めてしまいそう。。






 
 








 

 





 





   
   



 






 

 





 




  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





  
  
  
  
 
 
 
 

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