news「夕張市長に鈴木直道氏」
夕張市長に鈴木直道氏 羽柴秀吉氏は敗北
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統一地方選後半は24日、投開票が行われ、全国で唯一の財政再生団体となった
北海道夕張市長選は、無所属の新人で元東京都職員の鈴木直道氏(30)が
当選確実となった。現役では全国最年少の市長となる。15回目の選挙戦となる
元建設会社社長の羽柴秀吉氏(61)は及ばなかった。
鈴木氏は都職員だった平成20年から約2年間、応援職員として夕張市に派遣され、
市の財政再生計画の作成に協力。選挙期間は、かつての上司である石原慎太郎
東京都知事も応援に駆けつけるなど、東京都との連携をアピールした。
羽柴氏は、メタンガスや石炭などの地下資源を活用して財政再生を図るという
目標を掲げ、全国区の知名度を武器に支持の拡大に努めたが、当選には
至らなかった。
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2011.4.24 22:18
[http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110424/elc11042422180011-n1.htm]
夕張市の今後がちょっとばかし面白いことになった。
日本中の大部分の市町村が再建団体に陥る危険があり、若い鈴木氏の
頑張り次第では今後の地域再生の優秀なモデルケースのなることも
充分に考えられる。ただの"ぽっと出"ではなくて、地道に2年間市の職員として
現場を見ているのは大きな武器となるだろう。
鈴木直道氏の足跡(ウィキペディアから)
・1999年 東京都に就職
・2000年 法政大学法学部法律学科に入学 地方自治を専攻(2004年卒業)
・2008年1月夕張市に派遣される
・2009年3月自ら夕張での一年延長を志願
"「1年では何も形には出来ないが、2年目はその1年間の経験や地域との
関係を基に具体的な行動が実施できる」と考え"ての志願
・2010年4月 ら内閣府地域主権戦略室に出向したが、猪瀬副知事、藤倉肇
夕張市長の意向により夕張市行政参与に就任。
・2010年11月市民グループより出馬を要請され東京都を退職
・2010年12月夕張市に転居する
・2011年4月第一回目の当選を果たす
戦前の日本を"軍閥"が滅ぼしたのと同じように
戦後の日本は"政党"が滅ぼしたと言っても過言ではない。
偏狭な思想・組織に染まることなく、日本全体を見渡し、世界の中に
位置する日本を思い、政党色に染まることなく若さを全面に出して
頑張って欲しいものだ。
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