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2011年9月18日 (日)

観_11_09_17

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 都内某所で映画を観る。何とはなしに「人間の権利」という
ものについて思い巡らしならが電車を乗り継いで劇場に向かう
ようやくほんの少し涼しさが訪れた秋のある日。権利と責任の
バランスがほんの少しでも改善すれば、「日本の夜明け」なんて
すぐそこだと思ったり。『人権』という言葉の汚染度の高さに
改めて戦慄したり。

 会社の仕事をどうにかこうにか無理やり一段落させた
「君は優しすぎる」という有難いお叱りの(お褒めの?)お言葉を
実力と豊かな人間性の両方を兼ね備えた尊敬する会社の某先輩から
頂いて恐縮。そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。確かに
自分は"ある種の優しさ"によって自分を追い詰めてしまっているようにも
思うが、結局はその優しさを自己保身に狡猾に利用しているとも言える。
優しさと冷酷さとを駆使して、今週もまた生き延びてしまった。。

 鑑賞した作品は、映画の製作された年代として自分の最も好き
な時代の洋画。世界が何物かにオモチャにされるとはまだ
確定される前の"神話の時代"のごくごく普遍的な物語。
お金をかけずに(勿論きちんと大層な金をかけてはいるのだろうが)、
しかし凡百な映画とも呼べない何かが束になっても全く歯が立た
ない『人間』を戯画化できているプロ振りに酔った。80年近くも
前の作品だが、どんな小さな短いショットでも今、描くことは不可能
に近いように感じる。「昔の人は偉かった」とかそんな矮小な
意味では決してなく、世界という構造を生きる"術"を我々は
根底から忘却してしまっているとしか思えない。忘却させようと
する力に屈しているというよりも、自ら喜んで迎合してしまって
いると言える。自己保身に走りながら、同時に破滅に向かって
いる。その証拠に寛容さは世界で枯渇しまくっている。

 みんな、一歩引いて世の中を見てみたらいいんじゃない。
3.11大人災以降、日本がほとんど唯一良くなったと思える点は、
一直線上をひたすら進んだり後退したりする一次元的な視点ではなく、
面積のある二次元的な間口の広い物の見方を、日本人は少しだけ
できるようになったのではなかろか。そんなところかも。

 



  
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

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コメント

ついに始まりましたね
中国のサイバー攻撃が
兵器産業が軒並みやられたみたいです
 
対策が
「怪しいメールは開けないように呼びかけている」
とか新聞に載ってましたが
これって
テキストベースでメールやりとりすれば全て解決する話じゃないんですかね?

投稿: 万物創造房店主 | 2011年9月21日 (水) 17時47分

>全て解決する話じゃ
 
今現在はどうか知らないのですが、
一時期までのペンタゴンみたいに
「そもそも外部と繋がっていない」
が良いと自分は思うのですけどね。
 
まあ、まあ日本は対岸の人々に
戦後半端無い時間と資金を投じて
内部から周到なテロを仕掛けられて
ここ数年間に数百兆円規模の被害
が出ているので対サイバー攻撃よりも
打つべき対策テンコ盛りですけどね(ーー;)
 
>兵器産業が軒並みやられた
 
日本国内で日本人の血税を使って
テロに励む人々は「兵器産業がダメージを
受ければ"平和"になっていい」とか真顔で
言ってるのでしょうね。高いワインとか浴びる
ように飲みながら(ーー;;)
 
結構、真面目な話し
ここ数年の日本で語られている『平和』なる
言葉は余りにも犯罪的過ぎて本当に
戦争が起こるかもしれませんね。それか
大規模テロか。『平和』『平等』『民主(党)主義』
の名の下に日本に降りかかる厄災ごとに
徹底的に目をつぶるのも立派なテロ行為
だし。もう誰が見ても"臨界"は近いのでは
なかろうかと思う今日この頃です。
(ーー;;)

投稿: kuroneko | 2011年9月24日 (土) 02時40分

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