映画「アバター」
2010年に見た映画(二十) 「アバター」
原題名: Avatar
監督: ジェームズ・キャメロン
脚本: ジェームズ・キャメロン
撮影: マウロ・フィオーレ
音楽: ジェームズ・ホーナー
出演: サム・ワーシントン,シガニー・ウィーバー,ゾーイ・サルダナ
時間: 162分 (2時間42分)
製作年: 2009年/アメリカ
2010年 2月鑑賞
(満足度:☆☆☆☆)(5個で満点)
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時は22世紀の半ば、ジェイク(サム・ワーシントン)は急死した兄の代役
として衛星"パンドラ"に派遣された。『アバター』を操縦する為に。パンドラ
では原住民であるナヴィと地球人の間で争いが続いていた。ジェイクは
同じくアバターを操縦する植物学者でチーム・リーダーのグレイス(シガニー・
ウィーバー)とアバターを駆って行動を共にする内に衛星パンドラの魅力の
虜となる。ナヴィと地球人側の対立は激化の一途を辿り、やがてグレイス
率いる科学者のチームと、ナヴィを強制的に排除しようと画策を続ける
傭兵部隊の間の確執も深まる一方だった。。
「ターミネーター」(1984)を少年時代にテレビで観て以来、ジェームズ・
キャメロンを追いかけ続けてきた人間の一人としては、本作が"超ヒット"
(興行面で本作は歴代世界第一位であり、第二位は同じくジェームズ・
キャメロンによる「タイタニック」(1997)である!)したこと自体よりも、才能
豊かでまだまだアイデアを持っているであろうキャメロンが制作費の心配を
一生しなくても良い(多分)ということがとても嬉しい。彼は現役バリバリの
優れたクリエイターでありながら、人類の歴史で世界中の多くのアーティスト
が苦しんで逝った「創造に費やす資金と時間の枯渇」から"ほぼ"解放され
た人類史上稀有な"選ばれし人間"となった。今後の作品が恐らくは全て
3D以上(4Dもきっと在り得る)であるのは2D映画に固執するファンの一人
としては寂しいことであるが、大勢の人間を映像で喜ばすには2Dも決して
悪くないとやがては彼も気付き戻ってきてくれるであろうと思う。
因みに"4D"の"4"は誰でも予想が付く通り"時間"である。空間をコント
ロールするだけでなく、時間も観客がコントロールすることは技術的に
すでに充分に可能である。問題は古今東西の映画作品と同じく製作資金を
回収できるだけであるに過ぎない。そして、個人的な予想では3D以上の
作品が今の上映形態で採算が取れることはないであろう。
作品自体は「エイリアン2」のセルフパロディが随所に盛り込まれていて
大変楽しい。まずは物語の基幹となる衛星パンドラの"ナビゲイター"
のグレイス博士を演じるシガニー・ウィーバーが『アバター』に"搭乗"する
カプセルから元気良く出てきただけで、劇場で一人拍手をしたくなるほど
だった。これは「エイリアン2」での冷凍睡眠カプセルそのままのシュチュ
エーションでジェイクや他の若い学者達に使い方を教えるシガニー・ウィーバー
が役柄以上に嬉しそうなのは気のせいではあるまい。ギミックが盛り沢山
のキャメロン映画の古参の一人として、シガニー・ウィーバーはきっと視線の
方向や演技上での注意を出しゃばらない程度に若手に助言したに違い無い。
本作と「ターミネーター4」(2009)が同時期に公開され、一躍"時の人"となった
サム・ワーシントンであるが、「4」では単なるタフ・ガイ以上の人物描写は
されていなかったが、本作では同一人物ではないくらいに血肉の通った人間
らしいナイス・ガイを手堅く演じている。「4」の方は設定上の制約からではなく
演出上の俳優と製作陣側の意思疎通の問題ではないかと思うが穿ち過ぎか。
「エイリアン2」で話題となった兵器類の使用上の便宜性まで考慮された
優れたデザインと見せ方も当然であるがすっかり磨きがかかっていて、
"右派"のマイルズ大佐(スティーヴン・ラング)等が登場する度にさりげなく
操作方法が示され物語の展開と共に使用頻度も上手に上がっていく点も
「エイリアン2」を綺麗に踏襲している。「エイリアン2」や「ターミネーター」
シリーズを驚嘆して何度も観て映画界に入ることを決意した人間達も今回
多数加わっているのではないかと思われるがどうだろうか。クライマックス
でのパワード・スーツで勇ましく?戦うマイルズ大佐とネイティリ(ゾーイ・サルダナ)
の一騎打ちは同じく「2」におけるエイリアン・クイーンとリプリーのそれと
符合している。リプリーは幼いニュートを守る為に命の危険を侵し、ネイティリは
こちらも"大切な者"を守る為に美しく戦う!
全体のプロットは「2」を雛形としていて後半の一騎打ちにおてはカメラ・
アングルも多数似たものがあり、ジェームズ・キャメロンは「2」の箱として
の構成をかなり気に入っていると思われる。「2」もある意味では本作と
同様、当時の予算が許す限りのハイテクを駆使したギミックとドラマ部分の
"映像としてのシームレスさ"に世界は驚嘆し拍手を送った。
物語の主役にして衛星パンドラの"主"であるナヴィ族の身長を3mにして
体の重心を人類と異なってかなり高く設定したのは、ナヴィを"着ぐるみ"で
表現できなくして製作陣自らのハードルを上げると共に3mという人間との
合成が最も面倒くさい身長にしたのも同等の理由ではないかと思う。
重力が小さいとかは恐らくは後付で明らかに人間ではない骨格のナヴィと
"アバター"を人間と全く違和感なく絡ませることがキャメロンの本作を描く
第一歩目の挑戦にして、最低限越えなければならないハードルであった
であろう。足の不自由なジェイクが搭乗したアバターで初めて自由に走り
回るシーンは映像的としての"奇蹟"と物語上でのジェイクの喜びが
リンクして感動的なシーンとなっている。キャメロンファンの一人としては、
彼の目論見が成功したことを早くも確信できるシーンとして、もう一重に
嬉しいシーンだ。ナヴィと人類の等身と身長の違いは観客を衛星パンドラ
に誘う効果として充分に威力を発揮している。
公開当時、いろいろなパクリを言われたが本作には版権が元々ない
ような古典的な物語の要素がどのシーンにも盛り込まれていて、それらを
繋ぎ合わせることでできているような作品であるから弁護するわけではない
が"パクリ"という表現は当たらないように思う。個人的には中盤以降の
アタストロフィ的な展開は「風の谷のナウシカ」を何度も思い出した。「銃夢」
や「AKIRA」の大ファンだというジェームス・キャメロンはかなり高い確率で
「風の谷のナウシカ」の映画も観て、漫画も読んでいるのではなかろうか
と思う。氏と話す機会があれば(←あるわけない)、「後半の空中戦は『風の
谷のナウシカ』を意識してまでしたか?」と是非聞いてみたい。
一番最後のラストについては、パックス・アメリカーナ(アメリカ的統治システム
=力による平和)を穏便に、しかし明確に否定している点と宗教的側面から
世界の各地で批判を浴びたが、ジェームズ・キャメロンは「アビス」(1989)
の頃からフィルムを白いカンバスのようにして、自分のイメージにより忠実に
色彩してきたフィルム・メーカーであるから本作の展開はファンの一員として
は当然の結末で何も驚くに当たらない。ターミネーターは金属骨格を人間
とほぼ同じ血肉で覆っているオーガナイゼーションであるから、その機構に
沿って人間を斃しもするし、脳のスイッチを切り替えれば未来の人類の救世
主の味方になりもする。衛星パンドラは人間の作り出したあらゆる人工物
よりも遥かに優れて効率的に無駄なく機能して動植物達を生かし、ナヴィ族
はそのシステム自体を神として崇め、システムの一部として生きてきたの
だから、人類は共生してかったら自分達のシステムを大幅に改変するか、
捨てるしかないのだ。システムを駆動させる中核を包む"物"は何であれ
"アバター"に過ぎないのだ。ナヴィ族でさえも。パンドラの動植物も。
『アバター』とは一体何なのか。『アバター』が包む『物』とは一体何なのか
ジェームズ・キャメロンの答えはすでに明確である。「タイタニック」でのアカ
デミー賞授賞式の際に同作でデカプリオ演じるジャック・ドーソンの台詞
「I'm king of the world!」を叫んで顰蹙を買ったキャメロンであるが、彼は
本物の、文字通り桁外れのキング・メーカーとなった。これからも、賛否両論
の巻き起こるファンタスティックな作品をその時々の最高のテクノロジーを
駆使してみせてくれることだろう。
本作で勇敢な女性パイロットを魅力的に演じたミシェル・ロドリゲスは
その後、残念ながら悪名高いシー・シェパードに乗り込むことを表明して
いる(実際に乗り込んだかは知らない)。日本の捕鯨船への挑発的で危険
極まりない接近行為や投擲行為を彼女はハンティングよろしく「素晴らしい
ファイトをとても楽しみにしている」という主旨のコメントしていた。鯨を
獲っている人間を悪だとしてしまえば、その人命がいかなる危機に
晒そうと"狩"そのもののように愉しめる人間達と我々は密接に繋がって
いることを知り、お互いに破滅することなく生きていかなくてはならない。
「世界侵略: ロサンゼルス決戦」(2011)は観たい作品の一つであったが、
彼女に対する批判を込めてスルーした。
シー・シェパードと言えば、日本で人気の女優ダリル・ハンナも参加を
表明して、日本のファンを大きく失望させた。自分も「ウォール街」(1987)
での物静かな演技の彼女が好きだった。鯨も海豚も一頭も獲らずに済め
ば素晴らしいことかもしれないが、そんな事は不可能だし、不健全な社会
とは言えないだろう。人間はあらゆる生き物を殺傷して、あらゆる環境を
破壊して生きてる罪深い人間である。しかし、特定の民族や特定の閉じた
ルール(≒文化)にその原罪を押し付けてしまうことはさらに悪であると言
えるだろう。現代文明という厄介な船に乗っている人間はどの民族であれ
多かれ少なかれ、その手は他者の血によって汚れているのである。
本作がこれほどものごっつい超ヒットを記録した背景の一つに半端無い
大掛かりなアクションがこれでもかと繰り出され、人類側、ナヴィ側双方に
大量の犠牲者が出るわけだが(中盤の画面構成だけを見ればまるでベトナム
戦争映画のようだ)、血しぶきが出るシーンは気味悪いほど絶無である。
初回の公開版以降のディレクターズカット等ではどうだか知らないが。
キャメロンは描写内容にそぐわないその"偽善性"に気付いていないはず
はなく今後の続編以降作品ではその辺について、彼なりの回答はある
はずだ。"3D未満"で公開されることがあれば、確認することにしよう。
最後に、ジェームズ・キャメロンが広島・長崎への原子爆弾投下
のプロセスを刻銘に描いた作品を企画していることは余りというかほとんど
知られていない。この件については別稿で取り上げてみたい。
我々人類は美しい衛星パンドラとそこに棲む生命体と遭遇する資格は
あるだろうか?映画で楽しんでいるくらいが調度良いのではなかろうか。
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コメント
大きい宇宙人は実は「マクロス」からだったりして・・・
全体のプロットは「騎兵隊とインディアン」の定番
それを未来に置き換えるという手法はジョンカーペーンター監督が「アラモ」から「要塞警察」や「ゴーストオブマーズ」を作ったようなやり方ですね
ちゅー感じで
基本全てオマージュで成り立ってる映画なんですよね
作り込みはすごいんですけど
金かけたタランティーノみたいなモノで
ジェームズ・キャメロンにそれをされちゃうと、なんだか残念ですね
新しいモノを作る才能は枯れちゃったのかなーって
投稿: 万物創造房店主 | 2011年10月10日 (月) 19時01分
>実は「マクロス」からだったりして・・・
"有り"ですね。可能性充分です。←ホントか(^^;)
日本の主だったアニメは鑑賞して分析
していることは多分間違いない。(^^)
「ターミネーター」のキャラや"間"なんかも
日本の時代劇やヤクザ任侠物、アニメの
メタファーが入ってる感じが無くもないですな。
>全体のプロット
この作品の物語の構成はとても古典的で
特定の映画作品がベースにはなっていないように
私は思いますね。勿論キャメロンの頭の中では
「このシーンは○○な感じ」というのはあるでしょが。
どーも私は"エコ"な縛りが変に強い点に
「風の谷のナウシカ」や「もののけ姫」を感じて
キャメロンはもしかして"隠れジブリスト"なのでは
なかろうかと。。それか私が知らないだけで
公然とした事実なのか。この作品ジブリっぽい。
>基本全てオマージュで成り立ってる映画
ですね。盗作・盗用が散々叫ばれましたが
上記の理由から収束するべくして収束した感じです。
>金かけたタランティーノみたいなモノ
タラちゃんは、自分の大好きな作品を愛していて
映画を撮ることはそれらを"再現したいから"という
確信犯で、それを全く隠さないから内容の出来に
関らずきちんと市民権を得ているように思いますが
キャメロンはあくまでも"表現したいツール"
の一つとして扱うので若干の誤解は今後も
避けられないかもしれませんね。
>新しいモノを作る才能は枯れちゃったのかなー
私はキャメロンのファンですが、彼が
「新しいモノを作る才能」があるかというと
残念ながらちょっと疑問ですね。
これまでの作品もストーリー的観点から言うと
賞賛は余りなくて酷評は常にどの作品も
あったし。今回の「アバター」は私は映像も
物語も何も違和感はなかったですね。
「キャメロンっぽい」と思いました。
良くも悪くも。
そう、彼は美味しいとこ取りという点と
トレンドの掴み、パッケージングの上手さにおいて
映画界におけるスティーブ・ジョブズである(笑)
今後も『自分の観たい映像を作る』にどこまでも
資金の大部分投入していくと思うのでそこで
語れる物語はきっと残念ながらそれほど
驚きはないのではなかろうかと思います。
「ターミネーター2」なんて物語を語るのに
3行もいらなくて2行くらいで済むし、
ジェームズ・キャメロンの作品が苦手な人は
きっと物語や人物描写が浅いと思ってしまう
人で"的外れ"ではないかと(^^)
投稿: kuroneko | 2011年10月10日 (月) 20時19分
>この作品ジブリっぽい。
それはありますね
ただ、そこには東洋人と西洋人の違いがハッキリあらわれていて
宮崎監督作品が宗教的・思想的な深さがあるのに対して
アバターはただ単に西洋人がネイティブインディアン文化に憧れているだけで終わってますね
まぁ西洋人の限界なんでしょうけど
それからアバターがつまらなかった原因のひとつはCGですね
アニメならいいけど、CGでやられると醒めちゃうんです
CGで爆発したりしても萌えないんですよね
つまんないんです
まぁよく考えたら
キャメロンで面白いと思ったのは
ターミネーター1、2
エイリアン2
ぎりぎりトゥルーライズ
ぐらいまでですね
僕的にはとっくに終わっていた監督かもです
殺人魚フライングキラー
は別の意味で好きですけど
そう言えば昔は
ターミネーターの音声はモノラルが一番いいというキャメロンのこだわりで初期のDVDには必ずモノラルが入っていたんですが
最近のには全く入ってないですね
投稿: 万物創造房店主 | 2011年10月11日 (火) 17時22分
>西洋人がネイティブインディアン文化に憧れているだけ
「ダンス・ウィズ・ウルブズ」(1990)
と同じですね。まあでもラストではそれなりに
"踏み込んでいる"と私は思いましたね。
オスカー賞獲りレースでは元嫁さんのB級タカ派作品
派手にぶつけられて嫌がらせされても嫌な顔
一つしなかっただけ良く頑張ったと思います。
>アニメならいいけど、CGでやられると醒めちゃう
これは自分もそう思いましたね。
かなり引きました。「ダメだこりゃ」みたいな。
「タイタニック」は暗闇で「アビス」の時に培った水
に対するノウハウもあったのでしょうが、
"空中"はまだまだですね。森の中はまあまあ
でしたけども。
>CGで爆発したりしても萌えない
"流血"についてもそうですけど、わざと
マンガチックにしたという事もあるように
思います。"火"や"煙"とかは本気でやれば
もうなかりのレベルではないでしょうか。
>最近のには全く入ってないですね
流石にもう過去の作品まで
コントロール出来ないのではないでしょうか。
権利とかの関係でも細分化され過ぎている
感じが外から見ていてもありますね。
「映画」をつまらなくしている元凶の一つ
でしょうね。中間に入り込んでいる人間が
膨大過ぎる。。
"アップル"が成功したのは、ジョブズという
回路に全てが従うようになっていたゆえですね。
面白い映画や製品は「独裁」からしか生まれない。
人間社会のパラドックスを見る思いですね。
映画作品で伝説となって語られている作品の
共通点を一つ挙げろと言われれば
「(意思決定の点において)超少数主義を貫徹している」
という点ではないでしょうか。
投稿: kuroneko | 2011年10月12日 (水) 01時00分
"煙"はまだしも"火"の美しさは無理っぽいですね
火による破壊も荘厳で美しいものですが
今のところ
感動レベルのCG火は見たことないです
>「(意思決定の点において)超少数主義を貫徹している」
ラスメイヤーなんかはこれの極北ですね
監督・脚本・撮影・編集 etc.
全部自分でやってますからねー
投稿: 万物創造房店主 | 2011年10月12日 (水) 17時41分
>監督・脚本・撮影・編集 etc.
「配給」までやっているのは凄いですね。
もの凄いエネルギッシュな人なのでしょうね。
wikiの写真も精力ありまくりな感じです(^^;)
「スウィッチブレイド・シスターズ 」(1975)も
良かったですが、女の人が縦横無尽に
暴れまわるのって何だかいいなあ( ̄▽ ̄)
日本も今は男が元気ないすから
"女子"がやたら暴れまわる映画作ったら
いいと思いますね。
"めいちゃん"がガトリングガンで大暴れする
の巻が公開されるのを楽しみにしてます\(^^)/
そう言えば、こちらも監督・脚本・撮影・編集
ではないですか!(^o^)
投稿: kuroneko | 2011年10月13日 (木) 02時06分
>女の人が縦横無尽に暴れまわるのって何だかいいなあ( ̄▽ ̄)
僕も好きですなぁー
「判官びいき」と似た感覚なのかもしれませんが
普通なら腕力では負けるような華奢な女性がゴツイ男をブチ倒していくのとかいいですねー
もしかしたら
「女王様」的感覚もあるかもしれませんけど…
そういえば
ジージャーちゃんの「Raging Phoenix」がやっと日本でDVD発売されます
二年越しぐらいですね
「チョコレートソルジャー」とかいうクソ邦題で・・・
BS1でいつの間にか
ジージャーちゃん特集もやってたみたいですね
http://youtu.be/tb6vgbuN-U0
ちなみに
次の作品はもうとっくにタイでは公開終わってるんですけど
これもいつ日本に来るのやら・・・
タイ版予告編
http://youtu.be/L91cnxVYU_s
さらに
トニージャーとジージャーちゃん共演の「トムヤンクン2」も撮影が始まってるみたいで
これからもタイ映画はめちゃ面白そうなんですが
日本にはなかなか来ないのが困ったもんです
>こちらも監督・脚本・撮影・編集ではないですか!
まーそうですねー
わーいラスメーヤーといっしょだー(^・^)/
撮影、写メのみ
脚本皆無(昔の香港映画製作方式)
ですけど・・・
投稿: 万物創造房店主 | 2011年10月15日 (土) 13時12分
>華奢な女性がゴツイ男をブチ倒していく
>「女王様」的感覚もあるかもしれませんけど…
どちらも精神構造の在りようとして分析すると
面白いですよね。
自分は身体的な優位性の逆転や組織ピラミッドの
構造としての女性の立場の向上とかよりも、
男性にはないしなやかさ、判断のきめ細かさとかに
ビビっときますね。(^^)
それらのファクターがアクションシーンとかに結実
すると"萌え"ですなー( ̄∇ ̄)
スーパーとかでテキパキと働いている女性を
見ると本当に美しく見えます。
>ジージャーちゃん
世の中を席巻できる美貌と身体能力を有しているのに
きちんと作品として彼女の魅力を引き出しきれていない
感じがしますね。勿体無いですね。
香港映画の黄金期みたいに、粗製乱造気味でも
構わないから、アクションもお芝居もどんどん演らせたら
いいと思いますが。。
>日本にはなかなか来ない
どっかのお馬鹿さんにテレビも映画もジャックされて
しまっているのではないですかね。戦争状態であると
日本人はマジで気付いた方がいいと思うけど。
予想通り放射能も撒き散らされ始めたし。面白いものを
日本から発進したり、日本に入れたりは「何が何でも
させない」というテロリスト勢力が席巻しているのでしょう。
耐え時ですね。
>ラスメーヤー
サミット楽しみにしてます!\(^^)/
作品鑑賞と解説の方も。
>脚本皆無(昔の香港映画製作方式)
結果的『面白ければ』OKですね。
個人的には"2"がかなり好きです。
ギャグ(喜)とアクション(楽)とラスト(哀)の
融合がお見事!ヽ(^。^)ノ
投稿: kuroneko | 2011年10月15日 (土) 23時11分