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2011年10月29日 (土)

映画「三面鏡」

2010年に見た映画(二十四) 「三面鏡」

原題名: La Glace à Trois Faces
監督: ジャン・エプスタン
脚本: ジャン・エプスタン,ポール・モーラン
出演: ジャンヌ・エルブラン,スージー・ピアソン,オルガ・デイ
時間: 31分 [モノクロ]
製作年: 1927年/フランス

2010年 3月鑑賞
(満足度:☆☆☆)(5個で満点)

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三人の女が一人の男を愛した。
しかし、その男は三人の女のいづれかを愛するだろうか?

というテロップで始まる本作だが、自分の素養としては余り
興味の持てないテーマであることと、画面構成がどうも平面的
(後半少し盛り上がるが)なので退屈してしまい30分という時間は
実に長かった。

 唯一主役の男の能面そのものの空虚な表情がとても薄気味
悪くて、まるで漫画に出てくる主人公に対する敵キャラの最初の
登場シーンのような何を考えているかわからないインパクトに
終始溢れていることが興味を引いたくらい。

 製作陣の意図の本当のところは判らないが作品全体の最終的な
メッセージから逆算して各シーンが構成されているとはとても思えず、

正面から撮ったので次はバックから撮るね
主人公の表情を抑えたから次は女優さんの番ね

という悪い意味での単なる積み重ねでシーンが繋がっているように
見える。というわけでワンシークエンスの中が無意味に長ったらしくて
イライラしてしまった。

 失礼ながら、映画賞のコンクールに出したらボロクソ言われること
間違いないような作品だ。余暇を過ごす人々の描写シーンがこの短い
作品としては相当に沢山あるので、本作の製作当時の時代背景や
風俗を知ることを目的にを眺めるには少しは面白いかもしれない。

 こういう作品をきちんと飽きることなくミッチリと注目して観れて筋も
理解して楽しめる人はきっといるのだろうとは思う。特にひどい作品とは
思わないのだが、間延びしている観が否めず楽しめなかった。古い作品
だからと言って、ただそれだけで有難がる必要は無いということ。

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