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2012年1月22日 (日)

観_12_01_21

観_12_01_21  <<  >>

  

 都内某所で映画を観る。昨夜は雪が散らついて、
今日は冷たい雨が降ったり止んだり。が、今日もそれほど
の冷え込みでもない。またしても考え事をしていて色々
勘違いやらかし、時間をやや無駄にした。

 "冷たい雨"というフレーズが思いつくと、自動的に
リドリー・スコットの傑作「ブラック・レイン」(1989)が、
松田勇作の長ドスを構えた雄姿とハンス・ジマーのスコア
と相まって脳内で再生される。

 鑑賞した作品は70年代の邦画を二本。一本は確かな
"腕"を持つプロが作った作品で、もう一つは現場の力量
は高いものの、描こうとしている何事かの背景にあるものの
病魔のようなものに作品が侵食されていると思われ嫌な
気分になる。小説そのままのような脚本による、"間"の
取りかたの失敗を俳優達や現場スタッフが必死に取り繕って
いるように見えて、その点についても60年代後半からの
邦画に顕著に見え始める極めて深刻な"病"を感じた。
何かが狂いだして、その狂いは80年代、90年代で何度か
胎動して、今もこの国を蝕んでいる。

 日本が"シャブ中"のようにされていく過程を眺めることは
とてつもなく哀しく、憐れで、滑稽で、その渦中でもがく
人間像を本気で捉えられれば、それはそれで立派な作品
となり傑作にもなり得る。


 
  

 
 
 







 



  

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

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