« 映画「箱の中の女」 | トップページ | 観_12_01_29 »

2012年1月28日 (土)

観_12_01_28

観_12_01_28  <<  >>

  

 都内某所で映画を観る。昨夜から、今朝にかけては
体感的には今シーズン一番の冷え込みのように思える。

 地震で部屋が揺れているのを確認しつつ「さみー」と
呟いては毛布を被る。

 朝食を摂りながら、今朝の地震の規模と、ここ数週間の
日本列島の主だった地震の地点を連続してプロットして
見ると、何度も何度も報道されてきた通り、日本列島の
太平洋側に列島と平行するように大きな断層のような
ものが在りそうだということははっきり判り、東日本大震災
以降、プレートの状態が不安定になっていることが数ヶ月
も続く余震の原因と思われることも素人的にも何となく判る。

 このプレートの不安定な状態がいつ次の大規模な震災に
繋がるのかは誰にも判らないことであるが、日本人の多くが
はっきりと自覚したことは、次の災害では3.11大人災以上の
人災が再び起こるであろうということだ。放射能の建材を
無策のままに日本中に流出させてしまい、対策会議を乱立
させて議事録も禄に残していない化け物達が今も、これからも
我々の頭上に胡坐をかき、日本人の税金を壮大に浪費し、
国防も文化も経済もガタガタにさせているのだ。その「禍」
は震災の比ではなく戦争の比ですらないだろう。戦後という
欺瞞が醜い化け物達を産んでしまい、日本を蝕んでいる。
何とかして化け物達を隔離してしまえば、経済的疲弊も、
3.11大人災による復興の遅れも同時に回復して、先食い
してしまった子供達の未来をほんの少しでも返してやれる
ことが出来る。が、今のところお先は真っ暗な"闇"だ。

 寒い中、久しぶりにバイクを洗車した。今日を逃すとまた
しばらくいじる時間は持てそうにないので。動かしてみると
未だかつてなくやたらと重く感じた(乾燥重量400kgくらい
なので重いのは重いのだが)が運転してみると調子は
すこぶる良い。自宅周辺を少し走る。随分とバイクで遠出
していないので旅に出たい。行き先はすでに決めてある。

 映画館の近くにある贔屓にしている古本屋で店の人と
話しをして色々物色したりして大変癒される。

 古本屋に寄ってから映画を観る。
 これぞ正しい休暇の過ごし方(←?)。

散財したい衝動を必死に抑えて二冊だけ購入。合計1000円
ちょっと。他にも買いたい本を見つけたが我慢。次回まで
残っている気もする。来週買いにこよう。

 鑑賞した作品は50年代の洋画を一本だけ。世界中の人間が
グローバリズムという熱風によって「茹で蛙」のようにされて
しまって久しい日常の中で生きているので、第二次大戦後と
いう束の間の安定の雰囲気が漂う静かな画面に思わずウトウト
してしまった。フィルムの状態も良く内容も秀逸であったが
主人公の行動には共感するものは自分としてはなく、少々
長く感じた。

 上映中にも揺れを感じたが帰宅して調べてみると気のせい
だったようだ。"今"も揺れている気がして仕方が無いが
気のせいか。。いや、確かに揺れている。。

 

 


 
  

 
 
 







 



  

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

|

« 映画「箱の中の女」 | トップページ | 観_12_01_29 »

日記」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。