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2012年6月 2日 (土)

映画「海底王キートン」

「海底王キートン」

原題名: The Navigator
監督: バスター・キートン,ドナルド・クリスプ
撮影: エルジン・レスリー他
出演: バスター・キートン,キャスリン・マクガイア
時間: 60分 (1時間0分) [モノクロ]
製作年: 1924年/アメリカ

2010年 6月鑑賞
(満足度:☆☆☆+)(5個で満点)

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 女優さんに対する問答無用の凄まじい扱いに"過ぎ去った時代"を
感じると共に、ひたすら水浸しにされ、押し倒され、起き上がっては
ひっくり返され、引っ張り回され、、同情と尊敬の念を禁じえない。
カメラが全般的にややロングで固定されているために悲壮感が全く
ないところ(当然計算された演出であろが)にさらに勝手に同情を感じてしまった。

 現代の映画とは手法の文法の根本からの相違性、撮影の再現の
不可能性の意味。テクニックではなく"撮る"(フィルムに焼き付ける)という
意思。。ラストで登場するキートン達を襲う原住民の本編の物語の意図
以上の躍動感に勝手に感動してしまい、こちらにも"過ぎ去った時代"を
やはり勝手に感じてしまった。

 未知なる対象へのアプローチそのものが「正義」であった時代("原住民"
なるものの捉え方も含めて)。10年後、20年後、世界は人間というものを、
自分達自身というものを、痛切に"思い知る"こととなる。

 

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