観_13_03_17

観_13_03_17  <<  >>

　　

　都内某所で映画を観る。先週はかなりオーバーワーク気味
だったので週末は体調を崩しそうで心配だったが早めに手を
打って無難に過ごせた。今週以降は月末に向けてスケジュールが
色々ずらせないので大事にやっていかんと。

　かねがね邦画を観ていて、「60年代前半」のある時期から
明確に製作現場でどうこう手を打てるレベルではない部分で作品
全体が地盤沈下しているように思っていたのだがある世界的な
名匠も"演劇"に対して全く同じ時期に同じように感じていたことが
判る文献を見つけグルーバルに何かが起こっていたのだと一人合点
がいく。その時期に何かが起こったというよりも、その時期辺りから色々と
雪崩を打って"失われ始めてていった"のだろうと思う。

　鑑賞した作品は80年代のある愛と宿命の物語。久しぶりに

「魂を揺さぶられ」

た感じ。表現をするということの根源的な理由についてまたまた
考えさせられ感謝感激。

　来月以降に予定されている上映作品の前売り券を一気に大人
買い。観たい作品をどんと全部購入で一万円程度。結構気持ちE。
これらの券がジャンク(=見逃し)にならんようにまたセコセコ働いて
セコセコ時間調整して劇場に足を運ぶとです。

　帰り路に真面目そうな学生君(多分高校生)が教会でゴスペル
コンサートをやっているので観ていきまんせかとの路上勧誘。
少しだけ興味があったが今日は何しろ「魂を揺さぶられ」て満足
だったので首を横に振る。

「ブルース・ブラザーズ」(1980)よろしくジェームス・ブラウンのような
牧師が汗まみれになって熱唱して、ジェイクとエルウッドが踊ってくれ
るようなクールなお説教が聴けるならば、そりゃ幾らでもいつまでも
お付き合いするし入信もしてもよいのだけどね。

　全くもってどうでもいいことだけど、映画に関する日記がほぼ一ヶ月
おきになっていることに気付く。書きたくなった時に書いているだけでの
つもりだけど、これについてはエネルギーの貯蔵が月間ペースという
ことか。あるいはそれほど感情が高まるのが月間ペースなのか。はたまた
それほどの作品に出会うペースがそうなのか。。