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2013年4月21日 (日)

news「ソフトにプロ負け越す」

  
 

A級棋士も屈し3敗目=ソフトにプロ負け越す―将棋電王戦第5局
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将棋のプロ棋士5人と5種類のコンピューターソフトによる団体戦
「第2回将棋電王戦」の第5局が20日、東京都渋谷区の将棋会館で
指され、先手の三浦弘行八段(39)が102手で、将棋ソフト「GPS将棋」
に敗れた。プロ棋士が公の場でソフトに敗北したのは3回目となり、
団体戦は1勝3敗1分けで負け越した。
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時事通信2013年4月20日(土)20:52

 
 
 

 色々な意味で人間側が負けても仕方が無いように思える。コンピューター
の世界は「ONかOFF(1かゼロ)」で、その判断を人間側が一つでも誤れば
即負けるし、人間側がONでもOFFでもない領域に持ち込めれば、コンピューター
は判断しようが無く、バグるか、バグらなくても等比級数的に判断と等価の解は
劣化し始め、その劣化の開始の瞬間に人類の機械への勝利!!は決定する。
コンピューターの仕組みがいかに高度且つ複雑になろうと演算処理速度が超絶に
進歩しようとも、物理における力学の基本法則が無効になる日が来ないように
これらの基本原則が全く無効になるという日は恐らくは来ない

 であるから将棋やチェスのような「判断の連続の軌跡の美」を競うゲームでは人間が
コンピューターに絶対に勝てない日がもうすぐにやって来るか、すでに来ている
のではと思う。そして、勝てない理由もまたきっと美しくロジカルに、理路整然と語れる
ことだろう。またこれも今すでに検索すればすぐに見つかることだろう。だから探さない

 人間とコンピューターはこれからもより良く共存できるであろうが、棲む世界は完全に
どこまでも異なるであろう。コンピューターの得意とする領域で人間が勝てる訳はないし、
逆もまたしかり。もしもコンピューターに勝ったとはしゃいでいる人間の姿を"彼ら"が感情
を持って見ているとしたら

「だってプログラミングされていないとこ攻められたら勝てるはずないし
プログラミングされているところだったら勝つか負けるかやるまでもないし
そもそも我々をプログラミングしているのそっち(人間)やし人間って性格悪い
んちゃう、、(ーー;)
」 と思っていることだろう。

ここから、→コンピューターの人間への不信の鬱積→スカイネットの目覚め
→人類への宣戦布告→ジョン・コナーの出現→「ターミネーター」シリーズの大ヒット
→CGの飛躍的な向上へと繋がっていったことはよく知られている事実?である。(余談)

 ソフトウェアの性能と今後の方向性を探るという点と、棋士達の必死の闘い
振りを堪能するという点においてこの催しのエンタメ性は今しばらくは高い
位置に保たれると思われる。

 コンピューターの性能に関らず、あくまでもどこまでも「ツール」としてどう使うか
が人間のインテリジェンスそのものへの重い課題だ。ファミコン並みかそれ以下の
演算処理性能を駆使して60年代に人は人を月へ送った。その数百万倍・数億倍の
性能の演算処理性能を駆使して、それ以降一体何万人の命が天に召された
だろうか。今、この瞬間も失われなくてよい命が失われ、壊してはいけない、
永遠に復仇の出来ないシステムが破壊されているだろうか。それらを統計的に
表わせるソフトは未だ存在しない。



 
 
 
 
 
 
 
  
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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コメント

個人的にはまだ人間の方が強いと思っていますが、コンピューターと勝負して勝った負けたというのは何かぱっと来ないですねぇ

セコイ程の性能を持ったコンピューターに勝ったとなればプロ棋士スゲェという気にはなると思いますが、やっぱりボードゲームは人とやってこそ意味がある気がします。

投稿: ベジ太 | 2013年4月23日 (火) 21時32分

>個人的にはまだ人間の方が強いと思っています
 
そーかー( ̄0 ̄)
「勝てる人」人口はもう上がらないだろうね。
残念ながら。逆に勝ったら即ヒーローという
構図になっていくのかな。
 
>コンピューターと勝負して勝った負けたというのは
何かぱっと来ないですねぇ 
 
自分の記事とほとんど同等の方向性の内容の記事は
あったね。
 
・コンピューターとの対戦は最早ナンセンス
・コンピューターの力で解決可能で且つ解決しなくては
ならない切実な問題が他にゴロゴロしているのでは?
 
>ボードゲームは人とやってこそ意味がある気がします。 
 
そーだね。
対コンピューターでも充分楽しいという人もいるけど
人は人を求めると。
物より思い出プライスレス(^o^)

投稿: kuroneko | 2013年4月24日 (水) 01時30分

将棋も本来は精神戦というか
じらしたり焦らせたり
相手の虚をついたり
戦略的駆け引きの面白さがあると思うんですけど

コンピューター相手になるとそれがないですね
変なとこに打ってバグとか裏技探しぐらいしか・・・

それにコンピューターはデータベースから引用しているだけで
まったく新しい戦法は作れない

ゆえに
一定のルール上のゲームなら勝てるけど
ルールレスならもう勝てない

そのあたりがコンピューターの限界ですね

投稿: 万物創造房店主 | 2013年4月28日 (日) 22時40分

>じらしたり焦らせたり
>相手の虚をついたり
 
ここら辺は内部ソース的にともかく
表面的にはもう解決済みかと思いますね。
特に「相手の虚を突く」は内部的アルゴリズム的にも
恐らくイケルと思います。
 
>まったく新しい戦法は作れない
 
これはその通りですね。
ただ、「新しい戦法を作れない」のは実は
厳密には人間も同じですから
ここら辺の垣根もまだまだ狭まっていくと思います。
 
よって、自分は勝てる人間が減っていくだろうし
またコンピューターという最強のライバルの台頭により
人間界のレベルもまた上がっていくだろうと思います。
 
要するに
「良いこと」ですね。グレーゾーン(≒既得権益)は
どんなジャンルでもいずれ縮小・消滅していく運命すねー。
 
頭脳そのもので勝負の将棋やチェスの世界では
その淘汰の加速的展開は圧倒的に速く当面、
見物ですな。
 
ぐあんばれ人間!!\( ̄0 ̄)/
「ターミネーター」の世界はすぐそこまで来ているぞ!?

投稿: kuroneko | 2013年4月29日 (月) 00時01分

>特に「相手の虚を突く」は内部的アルゴリズム的にも恐らくイケルと思います。

いやいや
コンピューターが
虚を突かれないとだめなんです

勝つためだけのプログラムはもう行くとこまで行って終了な感じなので
これからはいかに人間のように負けるプログラムを作るかに挑戦していただきたいですね

投稿: 万物創造房店主 | 2013年4月29日 (月) 16時16分

>まったく新しい戦法は作れない

まぁでも、いろんな人の(プロの?)棋譜を混ぜているせいか、人とやっている雰囲気とは結構違う気がします。
ボナンザ囲いとかプロはやらないような変な囲いも作るし。(戦局的にそうなってしまっただけなのかもしれないですけど)

投稿: ベジ太 | 2013年4月29日 (月) 20時52分

>コンピューターが
>虚を突かれないとだめなんです
 
ナルホローこれは造るのはむずかちぃ、、( ̄◇ ̄;)
「虚をつかれた振り(演技)」はナンボでも小学生低学年でも
プログラミングできますが自分が虚をつかれたと認識する
ソースコードは見てみたいすねー( ̄∇ ̄)
 
>いかに人間のように負けるプログラムを作るか
 
コンピューターの「人間臭さ」を追求している人々はそれなりに
いるでしょうからもうじき造られるでしょうね。
でもやっぱり「表面的」なんだろうな。"振り"しか出来ないんだよね。
コンピューターって。コンピューター自身がビックリしちゃうということは
"1"だと思ったらそうではなくてでも"0"でもないことだから
自己矛盾ですね。

投稿: kuroneko | 2013年4月29日 (月) 21時59分

>人とやっている雰囲気とは結構違う気がします。
  
この辺も日進月歩で進化していき、もうすぐ独自の
研究領域に入るでしょうね。
コンピューターが産み出した
「ほぼ新しいと認定してよい戦法」がじきに生まれ、
それは誰がどのようにお墨付きを与えて、
権利は誰が持つのか?ソフトを作成した会社か?
いや、ソフト自身にか?
人工知能の誕生か?
遂にスカイネットの暴走開始か?←飛躍し過ぎ。
ロボット三原則の整備が急務か??←飛躍し過ぎ。
ソフト同士の対戦とかもとっくにやっているのだろうけど。
  
無限の組み合わせの中で最良の物が一つか幾つかしか
ない世界=将棋,チェス,災害時の対応ルート,etc
人智を最高に尽くしてもベターにすら到達し得ない世界は
面白いですな。「映画」も似たところがありますね。

投稿: kuroneko | 2013年4月29日 (月) 22時07分

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