涙_13_07_10
昨日は、ド平日にも関らず、ふと「パトレイバー」がどうしても読みたくなって
しまい書庫から全巻引っ張り出してきて、深夜まで堪能する。読みたくなると
我慢するのが極めて難しいっつか無理な作品の一つ。後藤喜一のダンディズム
と野明の一直線な思いの清清しさ、画の美しさと物語の抑揚のバランスの
絶妙さと色々と楽しむところ多すぎて、読みながら何度かマジ泣き。過激環境
保護組織「地球防衛軍」をスケープゴートにしてやりたい放題のシャフト一味の
手口に、数年前の阿呆達による日本を占領&汚染され続けた(され続けて
いる)惨禍を重ね合わせて読んでしまったり。落涙の何粒かには、吉田元所長
の死の哀しみも入っている。
吉田昌郎さん、貴方は多くの人間がそうであるように、間違った判断を
された事もあったかもしれません。しかし、史上空前・最悪の大人災を前に
して、幾多の無名の人々と共に、怯むことなく、立派に仕事を果たされました。
そして、私達日本人を始め多くの人々に「本当に大切な事とは、守るべき
ものとは一体何だろうか」と考える機会を与えてくださいました。
どうか安らかに眠ってください。
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