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2013年10月20日 (日)

映画「セックスドキュメント 性倒錯の世界」

「セックスドキュメント 性倒錯の世界」

原題名: セックスドキュメント 性倒錯の世界
監督: 中島貞夫
脚本(構成): 中島貞夫, 掛札昌裕, 金子武郎, 関本郁夫
撮影: 増田敏雄

時間: 87分 (1時間27分)
製作年: 1971年/日本

(満足度:☆☆☆☆)(5個で満点)
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人類史上空前絶後の「(作られた)平和」である70年代の日本中で、精力と時間
を際限なく浪費し、「倒錯」していく男女の人間模様を"レポート"する。

 

男×男

 

女×女

 

S×M

 

女×蛇

 

兄(※女)と妹(※男)

 

残虐×エロ

 

Etc

 

。。。

 で、だ。観ていて一番迫力があったのは、、、

 

男×男

でござんした。かつて、女だった"今は男"の赤裸々なカミングアウトも
何だか迫力があって、「人生」を感じられてよかったけども。

で、だ。

男×男

女×女

はプレイに勤しむ当事者達のプロットが明確に異なるのが観ていてなかなか
興味深かったごんす。どちらも身近にはない世界であるので(多分)そもそも興味
深いのだが。 

で、だ。

男×男
は「抱かれる側」は役割分担における「女」として抱かれている(この作品においては)。
「抱かれる側」を担う男性は自身も率先して女として抱かれたいように見える。

女×女
は両方が"女"であり(実際の性別ではなく役割として)、自分達自身を抱き合い、各々が
各々自身を見つめつつ慰めあいたいたいというある種の「リアリズム」を感じる(この
作品においては)。

 "男達"は、現実社会同様に、眼の前の実体を見つつ実はお互いの
空想の中に生き、"女達"は、こちらも現実社会同様に、眼の前の実体
そのものを貪り喰うのではなかろうか。。

 40年後の今、当時の彼等を取材する意味、または"リメイク"する価値
少なからずあるだろう。

 何も知らない、何もかもが「無かったこと」になった世界の夕焼け空の
何と美しいことだろうか。もう我々は良くも悪くもあの時代に戻ることは
決してない。決して。

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コメント

男×男なら
LAゾンビをノーカット版で観るとよいと思います

投稿: 万物創造房店主 | 2013年10月21日 (月) 15時32分

>男×男なら
 
特にそっち自体には何ら興味ないので(^o^;)
1971年という時代背景と
登場人物がほぼ完全な素人というところが
相乗効果でとても面白く見れましたね。
 
倒錯する庶民を多少茶化しつつも一応
真面目にレポートしているのでテレビで放映
してもいけるんじゃないかと思います。
 
プレイ内容そのものなら
あらゆる組み合わせが
いくらでも手に入りますよね。世界中の作品が。
ネット上でも。

投稿: kuroneko | 2013年10月22日 (火) 00時48分

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