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2014年3月28日 (金)

映画「ブラックブック」

「ブラックブック」

原題名: Zartboek
監督: ポール・バーホーペン
脚本: ポール・バーホーベン,ジェラルド・ソエトマン
撮影: カール・ウォルター・リンデンローブ
音楽: アン・ダッドリー
出演: カリス・ファン・ハウテン,セバスチャン・コッホ,トム・ホフマン

時間: 2時間24分(144分)
製作年:2006年/オランダ・ドイツ・イギリス・ベルギー合作映画

(満足度:☆☆☆☆+)(5個で満点)
---------------------------------------------------------------
1944年のナチス占領下のオランダ。元歌手でユダヤ人のヘテルはナチスに
よる迫害から逃れるためオランダ人家族に疎まれなつつ匿われていた。
ある日隠れ家が空爆され居場所を失ったヘテルはナチスに抵抗するレジス
タンスに助けを求める。同じようにレジスタンスの手配で集まった人々と共に
船で逃亡し成功するかに見えたが。。。鬼才ポール・バーホーペンが近代史の
闇とタブーを暴く超大作戦争スリラー!

 

 「荷物は少なめに。金や宝石はたっぷりと(持ってきなさい)。」
(レジスタンスの一人が逃亡を助ける際にヘテルに告げる言葉)

   

 傑作だ。ただし誰にでも勧められる作品では決して無い。描かれるテーマと
本作の映画としてのパワーから受けた衝撃は今年観た映画では暫定No.1だ(*)。
主演のカリス・ファン・ハウテンが実に素晴らしい。オランダ映画祭で本作に
より3度目の主演女優賞を受賞したとのことだが当然と言える貫禄のある演技を
見せている。美しくて時にチャーミングでありながら問題作と呼ぶに全く相応しい
本作において心身共に実にハードなシーンに正面から取り組んでいてそして
成功している。本作の彼女は女優としてとても「美しい」。

 バーホーペン監督のこれまでの作品歴から本作は第二次世界大戦を
題材に取った痛烈な風刺映画(ブラックコメディ?)なのかと勝手に想像して
観に行ったが、全く違った。ナチス占領下のオランダを舞台にした戦争映画
であり監督自身が言うように史実に着想を得た優れたスリラー映画で最後まで
本当に目が離せない。一級エンターティメント作品でありつつ当時を生きていない
私たちの「あの時代」へのイメージを覆す"事実(真実?)"をあくまで映画という
娯楽作品として提示することに見事に成功している。

 人が人を欲望のままに裁いていい異常な時代(今も?)の立場の異なる
それぞれの生き様と死に様を人としての"欺瞞"と"自己保身"に焦点を
当てる普遍的な問題の深さと監督お得意(?)のグロテスクな映像が絶妙に
マッチングを果たしている本作は映画的な完成度と作品の規模から言って
後年間違いなく"最高傑作"と呼ばれる作品となるだろう。

 島国である日本人にはピンとこない(ままとうとう60年も過ぎた)ヨーロッパに
おける"ナチスからの開放"のタブーとなってきた問題、"一夜にして皆反ナチス
親レジスタンス"という人々の意識構造に21世紀となった今という時代であり
ながらメスを入れつつも監督の手腕と気迫が映画作品として結実していることに
拍手したい。

 ナチスが行った物理的・精神的な暴力と、それに抵抗した人。解放後に
人々が行ったナチスへの協力者への凄まじい同じ(かそれ以上の)"暴力"の
行使、そして本作のテーマである"グレーゾーン"にいた(そしてそれを隠して
いた)人々の行動。それぞれをスケール感溢れる映像と音楽で描くことで人間の
他者への凄まじい"意識の暴力"の開放を描いた本作は過去への断罪よりも
(本作の主要な登場人物の多くには実在のモデルがいるとのこと)、

むしろごく近い未来への警告と言える。

人間性の根底からの"格差"が日々深まっている(深まることを国策として推奨
している)日本に対しては本作は予言的とさえ言える。自分自身では手の届かない
範囲の過去と現在そして未来に少しでも思いをはせる方はこの作品を観て欲しい。
何よりも娯楽作品として傑作だ。音楽もストーリのテンポもいい。

 人は人に良心の呵責なく何でもどこまでも強制できてしまうという恐怖はいつの
時代にも存在する。今でも。これから「そこ」から遠ざかっていく保障などこの世の
どこにも無い。

 題名の「ブラックブック」とは実在すると指摘されている(が発見されていない)
オランダハーグの弁護士デ・ブールの日記帳のことで戦争中のナチス側・レジス
タンス側双方の"グレーゾーン"の人名のリストが載っているとのこと。当時のトップ
クラスの人名も載っているとも。(デ・ブールは無用な血が流れることを避けるために
双方の仲介役として交渉していた人物とのこと)

 ※旧ブログからのお引越し記事  

(*)2007年に鑑賞した作品。
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映画感想一覧>>

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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コメント

わざわざのお引越し
ありがとうございます
(≧∇≦)
 
なかなかおもしろそう
 
村のユダヤ人を皆殺しにして
全部ナチスのせいにした村の話とか
映画化されてないっすかねぇー?

投稿: 万物創造房店主 | 2014年3月28日 (金) 17時21分

>わざわざのお引越し
ありがとうございます
 
こちらこそー
お役に立てば幸いです( ̄∇ ̄)
 
 
>なかなかおもしろそう
 
そうですね。
今、思い返しても寸止め感も心地よく
エンタメしてる良作だと思います。
グロが物足りないかもしれないすけども
(^^;)
  
  
>村のユダヤ人を皆殺しにして
>全部ナチスのせいにした村の話とか
 
あるんじゃないすかねー
「炎628」(1987)とか。
↑コレは怖すぎて内容知りたくないすけど
(ーー;;)

投稿: kuroneko | 2014年3月29日 (土) 01時18分

>「炎628」(1987)
これは書いてあるストーリー読む限り
ナチスが惨殺するだけで
「香港大虐殺」とか
「黒い太陽南京」とか
「南京南京!」と同種の映画っぽいっすね
 
これを全部実話だと思ってレビュー書いてる人多いんで
要注意な感じです
 
東欧では
ドイツ軍が来る前からすでにユダヤ人狩り・虐殺を行っていたらしいです
 
詳しくは↓
http://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/a4fhb400.html
 
「リトアニア人によるユダヤ人攻撃が、多少とも鎮まるのは、ドイツ人による民政・軍政が整備されてからのことである。」
らしいです
 
実際はナチが来てからの方が迫害がましになっているのに
全てナチのせいにしている感じですね
 
終戦後1946年7月の「キェルツェ事件」ってのもありますね
http://www.ushmm.org/wlc/ja/media_fi.php?MediaId=149
 
まぁ宗教的・社会的に
ユダヤ人はスケープゴートにしやすい人種であって
殺しまくってたのはナチだけじゃないってことですなー
 
でも全部ナチのせいになっている

投稿: 万物創造房店主 | 2014年4月 4日 (金) 18時51分

僕が昔ドキュメンタリーで見た事件は
たぶんコレですね
「イェドヴァブネ事件」
「第二次世界大戦中の1941年7月に、ポーランドの町イェドヴァブネ近郊で起こったユダヤ人の虐殺事件(ポグロム)のことである。この虐殺事件は、長い間ドイツ軍部隊の仕業であると考えられてきたが、現在はほぼ全て、非ユダヤ系のポーランド人住人の手によるものであることがわかっている。(wikiより)」
 
「1543年にプロテスタント運動の創始者の一人であるマルチン・ルターが著書『ユダヤ人と彼らの嘘について』においてユダヤ人への激しい迫害及び暴力を理論化し熱心に提唱した。」
以降
東欧だけでなく帝政ロシアでも度々ユダヤ人虐殺が行われてるみたいですし
 
ナチスは時流にのっただけじゃないですかね
 
1819年のへプへプ・ポグロムでドイツ農婦たちに農具で虐殺されるユダヤ人たちの絵
http://matome.naver.jp/odai/2137976383570783201/2137976800972693103
を見たら
ナチがいてもいなくても
どうせあんたらホロコーストやるんでしょ
って思います

投稿: 万物創造房店主 | 2014年4月 4日 (金) 19時59分

>これを全部実話だと思ってレビュー書いてる人多いんで
要注意な感じです
 
今や、「要注意な作品」って一つのジャンルな感じですよね。
(ーー;)
 
 
>全てナチのせいにしている感じですね
 
あと20年くらい経つと今、我々が常識と考えている
世界の近代史の解釈は大きく変わるかもしれませんね。
良い方向に変わる期待も少しあります。
 
>ユダヤ人はスケープゴートにしやすい人種であって
 
日本人もそうですよね(ーー;;)
捕鯨に
慰安婦に
。。。


>でも全部ナチのせいになっている
 
全部「旧日本軍のせい」
にされないようにきっちり発言していかんとですね。
o( ̄^ ̄)o
 
 
 
「ユダヤ人と彼らの嘘について」(1543)
 
これ、興味深い歴史の足跡ですね。
 
>ナチスは時流にのっただけじゃないですかね
 
基本、「ヤバイ組織」だったことは多くの資料から
明らかですが、壮大なスケープゴートにされた点もまた
きちんと捉えてよい時期すね。
 
>どうせあんたらホロコーストやるんでしょ
 
東京大空襲
沖縄戦
原爆投下
ベトナム戦争
イラク戦争
東欧、
中東、、、
 
「異教徒」「異文化」なるものへの
徹底的な無理解と破壊行為、、
 

 

投稿: kuroneko | 2014年4月 6日 (日) 00時23分

>世界の近代史の解釈は大きく変わるかもしれませんね。
 
変わりますかねぇー
現在のお国事情に直結する歴史はなかなか単純に真実に持っていくのは難しい気もします
 
お隣の国を見ても
捏造の輝かしい歴史の上にのっかってますし
歴史を正視すると
アイデンティティが揺らいでしまう
 
そういう状況で
真実を見つめられる強い人間がどれだけいるか…
 
まぁそもそも
そういった
自分が何人だから優れてるとか
他力本願なアイデンティティが間違いのもとなんですけどね
 
 
 
>日本人もそうですよね(ーー;;
 
まさに
 
>全部「旧日本軍のせい」
 
去年、日本国内で売春業を営みながら生活保護を貰っていた韓国人が逮捕されましたが
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130525/crm13052512010007-n1.htm
20年後には
やったのは日本人ってことになって
この売春婦たちも
日本人に強制連行されて、慰安婦にされた
とか言いそうです
 
 
 
>「ユダヤ人と彼らの嘘について」(1543)
 
一部の人には都合の悪い本らしく
翻訳しようとしたら脅迫状が届いたとか、届かないとか…
 
amazonで検索したところ
本は絶版みたいですけど
ココ↓で概要は載ってます
http://rekishijyoho.seesaa.net/article/27881256.html
 
 
 
>「ヤバイ組織」だったことは多くの資料から明らかですが
 
まぁ彼らは
どう振る舞えば人心がついて来るかをよく知っていた
それゆえのユダヤ人たたき・狩りであって
 
最初からユダヤ人を根絶やしにしようとしてた
などというのはいささか怪しく思います

投稿: 万物創造房店主 | 2014年4月 9日 (水) 17時03分

>変わりますかねぇー
 
Windowsが明らかに世界を席巻し始めた頃
「インターネットはグーテンベルクの活版印刷以来の『発明』だ」
と言われたもので、今でもたまにこの意見を見ますが
自分は「あるいはそれ以上」だと思います。良い意味で。
 
世界中の人類の脳は近くなったと。
弊害も勿論ありますが近くなってコミュニケーションが取れるのは
良い結果に繋がると思います。
 
 
>真実を見つめられる強い人間がどれだけいるか…
 
『嘘』が『嘘』であるという『事実』が不特定多数に伝わる状況は
とりあえず大変良いことですね。
 

>日本人もそうですよね(ーー;;
>まさに
 
店主さんが以前から仰っている
「戦場から帰還しなかった日本人は果たして戦闘行為で死んだのか?」
は実に卓見だと思います。ナチスもヒトラーも裸足で逃げるグロ過ぎる
『事実』が今もって隠蔽された世界に我々は今日という日も
生きてるすねー(ーー;)
店主さんの記事以来、近代西洋絵画で描かれている「髑髏」が何とも
言えず不気味です。「髑髏だから」ではなく。
 

>20年後には
>やったのは日本人ってことになって
 
政権交代と第二次安倍内閣の頑張りのお陰で
「自分達で頑張って情報を発信しないとそうなる」
と多くの日本人が目覚めたのは良いことすねー(^0^)
「何でもかんでもネトウヨ認定」という風潮が最近気になりますが。
 
 
>「ユダヤ人と彼らの嘘について」(1543) 
一部の人には都合の悪い本らしく
 
でも、ウィキペディアだけでも大体のことは
わかっちゃいますけども。
インターネットが普及しなければ、全く「虚象のルターさん」が
跋扈することになりますね。それはルターさん本人も不本意でせう(^^;)
「ふざけるな。俺はちゃんと言ってるのに(>_<)」と(笑)

 
ナチスに関しては資料はほぼ出揃ったと自分は思うので
興味のある人は調べて自分で答えを出してよい時期かと思います。
旧日本軍や太平洋戦争(の過程と結果)についてはまだまだしっかり
文献と議論を積んでいってよいかと。\( ̄0 ̄)/

投稿: kuroneko | 2014年4月 9日 (水) 23時29分

>近代西洋絵画で描かれている「髑髏」
けっこう
首狩りの絵もありますしねぇー
 
狩猟民族は農耕民族より残酷なものです
 
 
 
>「何でもかんでもネトウヨ認定」という風潮が最近気になりますが
 
人数が増えると
クオリティーの低い人も増えますからねぇー
 
僕はがんばって
ネトサヨになろう!と思います

投稿: 万物創造房店主 | 2014年4月17日 (木) 18時02分

>狩猟民族は農耕民族より残酷なものです
  
日本人も縄文時代くらいには
まだ農耕民族とは言えなくて狩猟を中心に
生きていたかかもしれませんね。
徳川幕府時代の300年間が日本人のDNAを
変えた(サラリーマン根性を徹底的に植えつけた)とも。
 
欧米の方々には狩猟民族の「残酷さ」よりも
「狩らないと自分達が狩られる」という『恐怖』が
激しく植えつけられているらすいというのは
何となく彼らの行動を見ていると納得ですね。
 
  
>クオリティーの低い人も増えますからねぇー

っつーかネットで全人類繋がって
画一化は進み、クオリティは下がる一方すね(^^;)
 
  
>僕はがんばって
>ネトサヨになろう!と思います
 
では私は「結果論的ネトウヨ」で( ̄∇ ̄)
左と右から挟み撃ちで「真実」に迫っていきましょう!
o(^o^)o

投稿: kuroneko | 2014年4月19日 (土) 02時38分

最近
たまたまブクオフで
「日本の戦車と軍用車両」って本を手に入れたんですが
なかなかよい本です
映画となるとなぜか旧日本軍の戦車は全く出てきませんし
竹やりで連合軍やソ連軍の戦車に突っ込んでたイメージが作られてしまってますが
やはりそこそこ戦車使ってます
 
最近のお気に入りは
海軍の戦車 特二式内火艇 カミ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E4%BA%8C%E5%BC%8F%E5%86%85%E7%81%AB%E8%89%87
水の上走れる戦車
なかなか面白い
 
プラモも買っちゃいましたー
 
ついでに前からほしかった
斬新なデザインのプロペラ機
震電
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%87%E9%9B%BB
 
これまた斬新な
カ号観測機
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E5%8F%B7%E8%A6%B3%E6%B8%AC%E6%A9%9F
のプラモも買っちゃいましたー
(*゚▽゚)ノ

投稿: 万物創造房店主 | 2014年5月 5日 (月) 20時57分

>映画となるとなぜか旧日本軍の戦車は全く出てきませんし
 
GHQの意向、戦後政策の重要なファクターですね。
この辺の意向一つで東宝特撮等は路線や作風も随分
違ったことでしょうね。研究に値しますね。
既に誰かがやられていることでしょうが。
 
>やはりそこそこ戦車使ってます 

確か司馬遼太郎のエッセイで書かれていましたが、
日本の陸軍は、戦車の"見積もり"を出す時に
不思議な事にいつも遠慮して(血税ゆえに)?
「少し足りない額」を申請していたそうです。
だからスペック通りの戦車が出来ずに
想定通りの戦果を出せなかったなのかどうか
までは定かではありませんが。
見積もりについては「さも有りなん」な皮肉な
エピソードです。

本当に遠慮だったらそれ自体は奥ゆかしいけど、
そのお陰で無駄な犠牲と無駄な敗北とやがて
来る大敗戦があったとすると苦笑もできないすね(ーー;)
 
>海軍の戦車 特二式内火艇 カミ
>震電
>カ号観測機

カ号観測機 デザインヤッベ!
マジカッコイーd(≧∇≦)b
 
完成したら小松崎茂的な乗りで店に並べてみたら
どうでしょう。
旧日本軍超兵器!( ̄0 ̄)ノ
みたいな。

投稿: kuroneko | 2014年5月 6日 (火) 00時20分

>司馬遼太郎
旧日本軍戦車ダメダメ説の元凶がこの人みたいですね
 
竜馬にしても
この人が勝手な想像で書いたモノが一人歩きして史実みたいにとらえられていることが多過ぎる気がします
 
>想定通りの戦果を出せなかったなのかどうか
まぁまぁ出してたと思いますよ
 
少なくともノハンモンは
ソ連側は過大に勝利を報告していたことが崩壊後資料が出て来て分かってますし
日本は日本で明らか意図的に旧日本軍の戦果を過小評価してますね
 
旧日本軍兵器でもゼロ戦を先頭に航空機は評価高いですから
いつか戦車も上がるんじゃないですかね
 
旧日本軍戦車ファンが増えれば…
 
そう
戦車好きって
だいたい旧日本軍はアウトオブ眼中なんですよね
旧日本軍って戦車あったの?みたいな
 
好きならもっと掘れよって思うんですけどね
 
そういや
「ノハンモン 戦車」でググると
クロネコさんの「人間の條件」がまぁまぁ上位に入りますね

投稿: 万物創造房店主 | 2014年5月 7日 (水) 18時11分

>司馬遼太郎
旧日本軍戦車ダメダメ説の元凶がこの人みたいですね
 
まあ、戦車に乗っていたから
一応言う権利はあると思います。
ただ、ご存命中から言われていたことだけども
太平洋戦争を「十把一絡」に「否定」してしまう
乱暴な流れを作ってしまったことは遺憾でしたね。
最近、ようやくその流れが断ち切れつつあると思います。
良い意味で。
「永遠のゼロ」
は良い意味で断ち切れたスタンダード的作品
になったと思います。
 
>竜馬にしても
 
司馬遼太郎の「語りの上手さ」は天才的だしたからね。
まあいつまでも乗せられている方も悪いですね。
そろそろ次の流れを!

>少なくともノハンモンは
 
そうですね。
「ノモンハン」はネットで検索すると従来の説とは『真逆』の
検証結果が沢山みつかりますね。
久しぶりに記事にしてみよーかな。
 
>旧日本軍戦車ファンが増えれば…
 
じゃー自分、天邪鬼なんで日本軍の戦車
今後調べていきます!v( ̄Д ̄)v
 
>戦車好きって
だいたい旧日本軍はアウトオブ眼中なんですよね
 
まあ、戦争って「物量が上の方が勝つ」って定石がありますからね。
でも、太平洋戦争って実は、この定石を覆せた可能性がかなり
ありましたよね。原爆使わなくてはならなかったのもその証拠の一つ
だと思います。
 
>「ノハンモン 戦車」でググると
クロネコさんの「人間の條件」がまぁまぁ上位に入りますね
 
「ノハンモン 戦車」でググれども、ググれども、
もう一つググれども、、ちぃっとも
アタクシの記事出て来ないすが、、(ーー;)
日が悪いのだろうか。。きっとそうだ。
そうに決まっている。。(ーー;;)

投稿: kuroneko | 2014年5月 8日 (木) 01時28分

>まあ、戦車に乗っていたから
wikiを読む限り
この人成績悪くて
満州勤務→内地勤務で戦闘経験ナシ
しかも機械オンチ
戦車隊にいたってだけで戦車のことなんも分かってなかった気がします…
 
 
 
>原爆使わなくてはならなかったのもその証拠の一つだと思います。
うーむ
僕的には
原爆は
1.ソ連牽制のため
2.研究継続予算獲得のため実験成果が必要だった
3.世界で一番早く核兵器を使って歴史に残りたかった(月面に一番にどこの国が着くかと同じ感覚で)
 
が主な理由で
 
連合軍の多大な被害を避けるため
というのは建前な感じですね
 
原爆が落ちなければ…
戦闘継続すれば…
みたいな話もよくありますが
負ける結果は同じだと思います
 
ゼロ戦もデビュー期は敵被害80%でこちらゼロみたいなときがありますが
2年後にはすでに型遅れで、バンバン撃墜されてしまいます
 
開発競争は後だしジャンケン大会みたいなもので
相手がパーだしたらチョキ
こっちがチョキ出したら相手はグー
それならこっちはパー…
って感じで次々投入していかないといけないんですけど
そのスピードがついていかなかった…
 
結局は開発のスピードと量産のスピードも国力のうちで
それがおいつかなかった時点で負けなんですよね
 
 
 
>「ノハンモン 戦車」でググれども、ググれども
今ググったら上から二番目にこのブラックブックの記事がひっかかりました…
(=゚ω゚=;)

投稿: 万物創造房店主 | 2014年5月10日 (土) 16時13分

>戦車隊にいたってだけで
戦車のことなんも分かってなかった気がします…
 
そうかもしれないですね。
それよりも、ご自分の影響力はきちんと把握
していたはずで
「あの戦争には(学ぶべきところが)何もない」
とあそこまで言い続けた真意は知りたいところです。
同じ過ちを繰り返さないという意味でも
どんな戦争もどんな政治的経済的過程も
『学ぶべきところ』は幾らでもあるはずすね。
 
>連合軍の多大な被害を避けるため
というのは建前な感じですね
 
そうですね。
ナチよりもソ連よりも先に
唾を付けておく
が最優先事項だったと思います。
その為に日本に

原爆投下まではノックダウンされる訳には
いかなかった。

のだというのが私の解釈です。

>負ける結果は同じだと思います
 
そうですね。
それどころか、よくも沖縄の一時占領
北方領土だけで済んだものです(ーー;)
敗戦から70年が経過して、、
今、『そこ』にある危機、、
どこまで獲られるやら、、
 
>バンバン撃墜されてしまいます
 
そうっすねー
物量の違いもありますが、開発工程での
意思疎通の無さもあったようですね。
こちらも
敗戦から70年が経過して、、
今、『そこ』にある危機、、
どこまで獲られるやら、、
パソコンもインターネットも携帯も、ウェアラブルも、、
 

>それがおいつかなかった時点で負けなんですよね
 
まあ、「先を見越す」というところで逆転は可能な場合もありますね。
パソコンもインターネットも携帯も、ウェアラブルも一段落して
「逆転」が出来る環境下ではあります。
「歴史は繰り返し」ますが、、(^^;)
 

>今ググったら上から二番目に
 
気を取り直して心静かに
「ノハンモン 戦車」ググってみますと、、
 
1位: ノモンハン事件 - Wikipediaja
2位: 映画「ブラックブック」: 東京漂流日記2.0 
3位: 映画「人間の條件」(三)(四): 東京漂流日記2.0
 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!!!
明日から人生サクセスするか??d(≧∇≦)b ←そう甘くはない

まあ、しかし、愚直なまでに一生懸命書いてますなー
数年前の「俺」。どこに向かっているのかっちゅー勢いで(^^;)←今もな。
 
アタクシの記事はまあそれはそれで置いておいて、
アクセス殺到して店主さんのコメ見て皆が学べば
それで良しヽ(´ー`)ノ

投稿: kuroneko | 2014年5月10日 (土) 23時37分

>あそこまで言い続けた真意
戦車乗りとしての能力なくて
全く必要とされなかった自分の闇歴史から個人的感情で言ってるのか
戦後就職した朝鮮系新聞社の洗脳なのか
よくわかりませんなぁ…
 
>沖縄の一時占領北方領土だけで済んだものです(ーー;)
 
いやーほんまですねー
太平洋の島々がアメリカ領なのを見ても
沖縄がアメリカ領のままでも何ら不思議ではないし
しゅむしゅ島の部隊が終戦後も戦い続けてくれたため
北海道もほんの僅差でアメリカ占領地となり
ソ連のものになるところを防げましたしねぇ
 
日本のけっこうな領土が首の皮一枚でつながってたときがいくどとなくありますね
 
ところで
南樺太って日本のものじゃないんですかね?

投稿: 万物創造房店主 | 2014年5月12日 (月) 17時45分

>よくわかりませんなぁ…
  
司馬遼太郎だけじゃないですけどもね。
何もかんも昭和になってから悪い
とのたまった文化人は。
同じく関西人の開高健は年齢が下なので
まだ分かり易いですけども。
 

>日本のけっこうな領土が首の皮一枚で
つながってたときがいくどとなくありますね
 
早く学校で教えるようにしないと
本当に取り返しのつかない事にもうあと数十年で
なってしまいそうすね(ーー;)
 
 
>南樺太
 
ウィキペディアより
-----------------------------------------
南樺太を巡る領土問題

現在、日本政府は南樺太について「国際法上は
所属未定地」としながらも領有権を放棄しており、
積極的な領土的主張を行っていない。このような
日本政府の立場により、日本国内で発行されている
世界地図における南樺太は「白色(どこの国の領土
でもない、またはどこの国の領土か未定)」で表示
されている。なお、他に「白色」で表示されている地域
には南極や千島列島等がある。
-----------------------------------------
 
究極的には
「一定期間自国民が住んでいなくて、
一定期間他国民が住んでしまうとやがて
領土を主張できなくなる」
ということはルールはともかく国際政治における
「現実」ではありますね。
 
北方領土も竹島もこのルール無用のデスマッチを
挑まれているわけです。
 
北方領土は一生懸命開発しても「ペイしない」
とも時折言われていますが。
まあそれはそれ。これはこれでいかないとね。

投稿: kuroneko | 2014年5月12日 (月) 23時12分

>北方領土は一生懸命開発しても「ペイしない」
 
少なくとも北方領土に近づいた日本の漁師さんが射殺される事件はなくなりますから
それだけでも大きいと思います

投稿: 万物創造房店主 | 2014年5月15日 (木) 21時57分

>それだけでも大きいと思います
 
ですね。
「それだけ」じゃなくて日本の領土ですし
沢山の血が流れていますし取り返さないと
いけないに決まっていますね
( ̄0 ̄)ノ

投稿: kuroneko | 2014年5月16日 (金) 00時41分

領土ってのは
きちんと確定しとかないと逆に争いの種になりますから
ハッキリすべきですね
 
本来の交渉としては
ふっかけて半値の八掛け二割引で妥結するという感じで
南樺太・千島の領有権も主張して
結果4島にしておく
とすればいいと思うのですが
 
未だ国連の敵国条項が外れない日本にはムリかも
  
そういや
Amazonの「南京南京」の感想に物申してきた人がいるので
よかったらクロネコさんもコメントどうぞ

投稿: 万物創造房店主 | 2014年5月28日 (水) 20時49分

>領土ってのは
きちんと確定しとかないと逆に争いの種になりますから
ハッキリすべきですね
 
そうすねo( ̄^ ̄)o
ハッキリしていても争いの種にしたい大馬鹿者が
国内外に溢れていますからね。国政にも地方行政にも
(*^ー゚)b
 
>結果4島にしておく
とすればいいと思うのですが
 
領土の「ぶん獲り合い」は向こうは本職さんですからねー
ウクライナの件を見ても判る通り(^^;)
北方領土については、これまでは
バブルに湧いていた海部俊樹内閣時代に
金で買えた可能性がかな~り高かったのと
橋本内閣時代にガチの外交交渉で進展する
可能性があったのがピークですね。いずれも
相手の絶妙なる心変わり攻撃に翻弄されて
やられて(頓挫して)しまった模様です。
 
>未だ国連の敵国条項が外れない日本にはムリかも
 
まあ、これはそれほど欧米列強が
『日本』一国を怖れているからだと思われ
寧ろ「誇り」にすべきかと思います。( ̄ー+ ̄)
 
お侍の時代から僅か半世紀強で世界中を相手に
戦争をして、首都を含めて主要都市を壊滅させられて
何十万人も「非武装民間人」が虐殺されて、
冤罪てんこ盛りで天文学的な補償を払い続けて
周辺国のインフラを全部ただ同然で整備して、
それでも因縁付けられて、それでも逆上もせずに
戦後半世紀で
世界一の金持ち国になって
世界一の長寿国になって
世界一のおもてなしの国になって
いやー幸せな国に我々住んでますよ。マジで。
飯は日本中どこでも美味いし。
水も質・量共に世界一だし。
治安はいいし。
d(≧∇≦)b

先人方、ありがとうございます!!
頑張れ日本人!!
頑張れ福島!!
頑張れ東北!!
鬼畜達に立ち向かおう!!
泣き寝入り・沈黙はもう止めよう!!
子供達の為にも。


>よかったらクロネコさんもコメントどうぞ
 
了解です(^^)\

投稿: kuroneko | 2014年5月31日 (土) 14時05分

>Amazonの「南京南京」の感想に物申してきた人がいるので
よかったらクロネコさんもコメントどうぞ
 
コメント読みましたよー(^o^;)/
一つ言えることは"お二人"の発言のお陰で
あの作品の売れ行きは確かに上がったことでしょうね。
それがイイのかワルイのかは微妙なとこすねー(^^;)
 
"お相手"の方もまあそれほど過剰に一方的に向こうに
方を持っているわけでもなく知識も結構ありそうな方すね。
店主さんとのやりとりは多くの方に参考になったんじゃ
ないすかねー
 
「観た者同士」の丁々発止で観ていない者がコメントする
隙はとてもござらん感じっす(^^;)ゞ
 

投稿: kuroneko | 2014年6月18日 (水) 00時55分


南京南京
プロパガンタのためにゆーちゅーぶに上がってますから
http://youtu.be/VWjHyCKaRUg
とりあえずこれで
 
わざわざお金払って観るようなものではないです

投稿: 万物創造房店主 | 2014年6月23日 (月) 17時39分

>プロパガンタのためにゆーちゅーぶに上がってますから
 
ある意味、賢明なる諸氏の親日度を上げてくれちゃったっりして
「こりゃー酷すぎる」って理解してo(^o^)o
 
 
>わざわざお金払って観るようなものではないです
 
っつかたとえダダでも観てしまったら貴重な時間の
浪費と心を病みそうっす。。(((( ;゜Д゜)))
 
店主さんのコメントのお陰で地雷を踏まなくて済んだ
か弱い庶民と敢えて地雷を踏みにいく猛者に判れて
良いことしたのじゃないすかねー( ̄∇ ̄)b
私は勿論"前者"ですが(^^;)ゞ
 
しっかし、莫大なお金をつぎこんで
次から次へと果てしなく日本の著名な俳優も巻き込んで
作られる嘘映画の数々、、
まあ、ある意味で冷戦構造の中の軍拡競争にも似ていて
無意味な事にお金を注ぎ込んでくれて自滅してくれる
のを願うという見方もありますが。。。
鬱陶しいすねー
 
ほんっっっっと
銃弾を交わさない『戦争そのもの』だと指摘する人が
驚くほど少ないすね
その事に未だに驚くっすよん。。(´・ω・`)

投稿: kuroneko | 2014年6月23日 (月) 23時57分

>銃弾を交わさない『戦争そのもの』だと指摘する人が驚くほど少ないすね
 
まぁもともと戦争の定義も曖昧ですけど
戦争のイメージが映画でやってるようなものしかない人もたくさんいると思いますね
世界大戦やせいぜいベトナム戦争
ああいう古いステレオタイプの戦争でないと戦争だと認識できない
 
イラクなんて明らか戦争状態なわけですが
あれでさえ戦争と認識してる人がどれだけいるのか・・・
アフリカ付近に吹き荒れた武力による代理戦争クーデターも民主化デモとか言い換えて戦争じゃないと言い張るぐらいですから
 
兵器が発達し簡単に大量殺戮が可能になった現代
もう国と国の大規模な戦争はありえない
(キチガイやテロリストは別にして)
代理戦争と小競り合い
国とは関係ないと言い張る民間会社の戦闘部隊による攻撃・工作
 
そして情報戦争
 
それらを駆使して地道に領土を拡大する
それこそが現代の戦争の姿です

投稿: 万物創造房店主 | 2014年6月24日 (火) 16時27分

>もともと戦争の定義も曖昧ですけど
 
とりあえず、
『戦争』とは『奪い合い』すね。o( ̄^ ̄)o
 
資源・領土の奪い合い
スキームの奪い合い
"知"の奪い合い。
そして、『無期限の服従』すね。
 
日本は70年前にスキームを奪われ
国土を焼かれたけど、
領土を幸いに残され、また飽くこと無くスキームを
必死に作り出して戦後の繁栄を築きましたね。
 
 
>ああいう古いステレオタイプの
戦争でないと戦争だと認識できない
 
まあこれは世界を牛耳っている
方々のプロパガンダのお陰すねー
後、頭の悪~~~~~い方々が
「戦争とは鉄砲パンパン、痛い痛いだよ」
(キ▼▼)o┏┳*……
っつーど~~~~~~~しようもなく
表面的な浅墓なことを何十年も言い続けたことすね。
 
今の集団的自衛権もそこ
「戦争とは鉄砲パンパン、痛い痛いだよ」
から一歩も踏み出せない。。
情けなくて記事にする気にもならないっす(ーー;)
  
 
>それらを駆使して地道に領土を拡大する
それこそが現代の戦争の姿です
 
ですね。
日本の偽政権交代のお陰で
沖縄から北海道まで日本全土が危うい状態だった
ことに多くの国民が気付いたのは不幸中の幸いでした。
 
今では、これ(偽政権交代)は某二国主導による
あからさまな時間と労力をしっかりかけた
将に
『戦争』
だっったと実に多くの国民が気付いているはずです。
\( ̄0 ̄)/

投稿: kuroneko | 2014年6月27日 (金) 01時58分

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