観_14_10_25
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都内某所で映画を観る。
「情熱」の方向性について何となく考えなら街を歩く。
何度も歩いている街であるが、いつもあったはずの店が
いつのまにかなくなっていて軽く迷子になる。
ワンコイン(100円)ワゴンセールをやっている古本屋でまた
二冊ほどワゴンから取り出してレジに向かう。店の人は今度は
きちんと「ツーコインでいいです(^-^)Y」と指を二本並べて微笑む。
やれば出来るじゃないか。
ありきたりの定食屋に入る。ありきたりのカウンターに
冷たい水にニュースを流しているテレビ。ありきたりの兄さんが
ジャカジャカとフライパンで肉と野菜を炒める音。今や、
『ありきたりの定食屋』も都内では絶滅危惧種と思われ、
独りで密かに萌え。ガツガツ食べて劇場に向かう。
鑑賞したのは70年代の邦画。ある情と性に関する物語。
製作費は安くて、俳優もほぼ無名であるが、そこには
人間とはなんぞ
という大きな問いかけがきちんとされいて満足。
目の近くを赤く染めたり珍奇な格好をする人に妙に出くわす
と思ったらハロウィンか。"受け"を狙ってかメークを落とさないで
そのまま電車に勇んで乗り込んで、誰からも全くまるきり微塵も
振り向かれずにテンション落ちている青年をチラ見して受ける。
青年は、今日、世間という"風"を知って少しだけ大人になった
ことだろう。おめでとう。
帰りは、ラ○ンやS○Sで命を絶ったり、絶たれたりしてしまった
人は果たして、世界でどのくらいいるのかとグリグリとス○フォ
をいじくる方々を眺めつつ帰宅。100人は超えているであろう。
1000人はいっているだろうか。もっとだろうか。。
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