観_15_01_17
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都内某所で映画を観る。今年は東京は暖冬模様。
気分まあまあ。天気良し。
鑑賞したのは洋画を二本。どちらも人間の"心の弱さ"を
テーマの中心にした作品であるが、一つは観ているのが拷問の
ように辛かった「駄作」であり、もう一つはの方は数年前にも観て
結末も知っていたので、確認のつもりで鑑賞したのだが、改めて
発見と、驚きの連続で感動を新たにした「傑作」だった。
駄作の方は、とある俳優の演技を観るのが目的で、駄作で
あることは予想通りだったのだが、その駄目っぷりが余りにも
予想通りだったので観ていて痛々しく悲しくなった。90分程度の
それなりに製作当時は大作の部類であっただろうが、劇場は、
「、、長い。早く終わってくれ。。」(ーー;;)
という空気に満たされ、たまに体験する"変な一体感"に包まれた。
なぜ、駄作は駄作なのか。それは、結局、我々「人間」が、
我々の期待する像がそこには余りにも映されていないので
たかが90分と言えども永遠とも思えるほどにただひたすら長く
退屈に感じてしまうのだろう。
傑作の満足感の方が駄作の苦痛を大きく凌駕していたので
気分よく適当に街を歩いて帰宅。
長らく使ってきた愛機のPCがいよいよ駄目臭く、今日はとうとう
HDが"喋り"だした。その音はまるでチャップリンの「モダン・タイムス」
のオープニングでの除幕式のシーンのペチャペチャと発声する
意味不で不快な音そのものだ。
大事なデータはバックアップをすでに取ってあるし、T-800の最期の
ように、暗闇が君の画面を覆う瞬間まで使ってあげませう。
君と共に、950本のブログ記事を私は書いてきた。
君と共に、1000本目の記事が更新される日は来るだろうか。
君と共に、アクセス数が17万ヒットを超える日は来るだろうか。。
などと、感傷的に書いて(打って)みると、奮起したのか喋るのを
止めて、静かになった。まだまだ、大丈夫みたいだ(←逆じゃね)。
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