« news「麻生財務相、AIIB不参加理由を激白」 | トップページ | 過_15_04_28 »

2015年4月19日 (日)

映画「311 誰も観たくなかったはずのドキュメンタリー。」

「311 誰も観たくなかったはずのドキュメンタリー。」

原題名: 311 誰も観たくなかったはずのドキュメンタリー。
監督: 森達也,綿井健陽,松林要樹,安岡卓治

時間: 92分 (1時間32分)
製作年: 2011年/日本  東風

(満足度:☆☆☆☆+)(5個で満点)
---------------------------------------------------------------

  

 福島原発付近へ向かう一向(森達也,綿井健陽,松林要樹,安岡卓治)。

 

 福島へ向かう車内。鳴り響くガイガーカウンター 2.0mmシーベルト前後。
原発まで30数km付近(あくまでも撮影当時)。

 

 宿泊先で出会った福島が地元だと言う青年と話す。青年は葬式で
帰省したところを電車内で被災。最初は突風で揺れているのかと
思ったとのこと。

 

 地元では東電に就職する「優先枠」が一定量あって、務めれば
20代で家が買えるとのこと。50代で800万円から1000万円の収入が
見込め、東電に務めれていると言えば、女性にもモテルとのこと。
将来性抜群!(あくまでも撮影中に出会った青年君が語った話)

 

 放射能防護グッズを買う撮影隊四人。誰が先に(放射能で)
死ぬのかと冗談を言い合った結果、

「全員が素行が悪いので?真っ先に死ぬだろうという結論」

 一応、一番若い映画監督に後事を託す(笑)。ハンドカメラを回しながら苦笑。

 

 検問で止める警察官は放射能を浴びながらも文句も言わず穏やかに
四人の目的を聞いて通す。

 

 誰もいない山中と車で走る四人。やがてガイガーカウンターは
50マイクロシーベルト前後に。

 

 嘘のような絶妙なタイミングでパンクが起こり軽くパニックになる 四人。

 
 

 近くの自動車修理工場へ。店員のお兄さんは放射能漏れ事故なぞないかの
ような "平静な対応"。マスクを着用しているだけ。手製の"防護服"を全身に
纏う四人との対比の映像。

  

 三陸海岸へ向かう一向。

 

 車道が確保されている以外は瓦礫の山、山、山。コンビニの看板だけが
空虚に天に向かっている。

 

 平野に侵入した巨大な船。その先端には、子供向けのアニメビデオカセットや
アルバム。

 

 行方不明者を捜索する自衛隊員。北海道から着任とのこと。いつ戻れるのか
見当も付かない(もう流石に帰れただろうか)。

 

 汚泥に埋まった学校。

 

 子供を失った母親達。棒を片手に子供達を捜索する。海岸付近で生存者が
多かった学校があるのに、山に近い自分達の学校はなぜ犠牲者が多かったのか?

 

 津波襲来以前の地域の対応や、震災時の学校の初動対応への疑問と
怒りを森達撮影隊にぶつける。

  

 (捜索する為の)重機が欲しいと言ってもマスコミは取り上げてくれない。

  

 悲しみや怒りといった"感情"を取材するばかりだ。と。 

 

 わが子を失った哀しみはすでに越え、遺体を何とかして見つけてあげたい。

 

 自分で重機を操縦したい。

 

 湖のようになった以外「何も残っていない」被災地現場を車で進む。

 

 遺体収集の現場で遺族の怒りは森達に容赦なく向かう。

 

 撮ることを制止しようとする遺族の一人と、撮ること・伝えることの
重要性を繰り返し説明する森達。

 

 警察官は、遺族側に立ち撮影を制止しようとする。

 

 避難所の子供。子供達と一緒に無理に笑顔を作って遊ぶ母親達。

 

 被災地での卒業式。子供達も保護者も一様に哀しみを堪えた表情。

 

 311 誰も観たくなかったはずのドキュメンタリー。。。

   
 
  

[シーベルト]
===================================================================
シーベルト (Sievert) は、生体への被曝の大きさの単位。記号はSv。SI単位である。
呼称は、放射線防護の研究で功績のあったロルフ・マキシミリアン・シーベルトにちなむ。

(略)

人体が放射線にさらされる事を放射線被曝(ほうしゃせんひばく)といい、
人体は年間およそ2.4ミリシーベルト(世界平均)の自然放射線に常にさらされている。
ごく微量の放射線では人体に影響を与えることはないが、
大量の放射線は人体に有害である。特に、放射性物質を扱う環境にある人は、
自分がどの程度の放射線を受けたのかを、常に厳密に管理しなくてはならない。
その際に用いられる尺度の一つがシーベルトである。

放射線を短期間に全身被曝した場合の致死線量は、5%致死線量が2シーベルト、
50%致死線量 (LD50) が4シーベルト、100%致死線量が7シーベルトと言われている。
200ミリシーベルト以下の被曝では、急性の臨床的症状は認められないとされるが、
長期的な影響については議論があり、また、低線量の被曝についても健康被害が
生じたとして訴訟が起きている。

(略)

===================================================================
(ウィキペディアより) 

---------------------------------------------------------------
映画感想一覧>>
東日本大震災関連ブログ記事 INDEX >>
news「東日本大震災関連(5)」 >>

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

|

« news「麻生財務相、AIIB不参加理由を激白」 | トップページ | 過_15_04_28 »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« news「麻生財務相、AIIB不参加理由を激白」 | トップページ | 過_15_04_28 »