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2015年11月22日 (日)

旅2015 「東京~豊橋(一)」

旅2015 「東京~豊橋(一)」

 東京から、豊橋へ向かって短い旅に出た。
まだ立ち入ったことのない"街"をこの目で見、触れる為に。
友と再会する為に。。

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11月13日(金) 曇り  第1日目 東京→豊橋
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 夕刻、仕事を順調に?切り上げて会社をサクサクと出る。

後方から何やら鋭い大声が聞こえるがきっと気のせいだろう。
どうも自分の名を連呼している気もするがやはり気のせいだらう。
連日の過労で神経過敏になっているだけであろう。。(ーー;;)
きっとそーだ。そうに決まっている。。

  Hasta la vista. Baby!! ( ̄Д ̄)凸

 東京駅に着くまで気が気ではなかったが、新幹線に乗り込み、
無事に発車したところでホッと一息。

 乗車する前に駅の売店で買っておいたサンドイッチはやや値段が
高めであったが、空腹でもあったせいか、おもてなしの国策が奏効
しているのか、作っている方々の不断の努力の賜物か、驚くほどに
美味であり、短い旅ではあるが、その開始の悦びに拍車がかかる。

 闇の中に人家もない道路だけが浮かびあがるのをただ眺め、
ただ、それだけの事でいつもなぜか感傷的になり、車窓から眺めて
いるうちに疲れと緊張の持続からの解放からじきに眠りに落ちた。

 1時間半ほどで豊橋駅に着く。アットホームでレトロな雰囲気を
勝手に期待していたがかなり大きな街に感じる。駅の空中歩道で
他愛もなく戯れ語り合っている青年達のジモリーな雰囲気に勝手に和む。

○ 旅の始まりは銭湯から

 今回は、旅の景気づけに到着してまず地元の銭湯に入ることに
決めていた。その為になるべく早く到着したかった目論見は無事に
果たされた。場所は予めWebで検索済みで、駅から徒歩10分ほど
の場所。この街の"売り"の一つ?路面電車が時折通り過ぎていくのを
横目に見ながら目的地に向かう。

 大した物は入っていないが、私服と二日程度宿泊できる物品を
詰め込んだバグを担いでスーツ姿で見知らぬ街を歩いていると
何となく上京したての頃を思い出す。11月中旬とは思えない暖かさ
である。

 地図上の示す場所まで来たが、銭湯は見当たらず。辺りは暗くて
ありそうな雰囲気もまるでなし。

「閉店したか、、電話してみるか、、」と思うが経験上、コレはすぐ
傍まで来ている定石パターンで案の定、横に道に入るとすぐに
見つかった。思ったよりも小さい構えの建物であるのもいつもの
パターン。

 銭湯は地元の方の利用が大半なのか、大きなバグを持って
スーツで入っていた自分はアウェー感丸出し。でも、そのある種の
疎外感が旅らしくていい。いつも利用しているらしい感じの何年も
使い古した作業着で無言で入ってくる職人オーラを出した中年男性に
長らく一大工業地帯として繁栄してきた地域的な特色も勝手に見たり。

 湯船も、浴室も、7,8人程度が限度のこじんまりしたキャパでは
あるがきちんと水風呂もサウナ室も完備され、湯加減も良く、
体をよく洗って、ゆっくりと湯船に浸かった瞬間に仕事モードは
ようやくOFFになり、たった数日ではあるが、"旅の始まり"に
一人で大きく呻く。
ε~( ̄、 ̄;)ゞ

 常連客の地元の方々が次々と入場してくるので邪魔にならない
ようにスーツから私服に着替えて自分としては早めに銭湯を出る。

○グラインドハウス館長Fさんと合流す。

 銭湯を出て、いよいよ"その場所"に向かおうとすると今回の
サミットのホストであるグラインドハウス館長Fさんより着信が
入っていることに気づきかけてみると、一年以上振りのやや
懐かしいFさんの声が。

予定通り「黒い家」を目指せ。自分も合流する。

との指令を頂く。当初より指示されていた場所に向かって暗がりの
街を歩いていくと、確かにそこに一軒の"黒い家"があった。まるで、
暗闇の中でステルス迷彩を施すかのように。まるで、一羽の烏のように。

「ここに違いねぇ・・・」待つこと数分、Fさん自転車で到着。

 グラインドハウスは古民家を改修したものだそうだが屋内は膨大な
書籍と映画関連グッズ・骨董のコレクションを洒落たレイアウトで
まとめている。流石の一言。チャールズ・ミンガスをかけて自分の
グラインドハウス到着を歓待してくださる。まずは、コンビニに
出かけることに。歩きながら、街の地理的な事や、三河地域全体の
歴史的な立ち位置、人々の気質等について解説してくださる。

「とりあえず、今夜はkuroneko君だけだから。」とFさん。

 Fさんによると、京都出立組は明日到着するとのこと。店主さんや
ベジ君と数日前から交わしていたメールでは、宿泊するとも、
日帰りとも取れる内容だったので情報がFさんと自分の間でやや
錯綜する。

「多分、今夜到着しますよ。一泊して明日は帰るはずですから。」と私。
 

○豊橋映画サミット Vol.0 開始

 一階と二階のどちらでサミットを開くかFさんから希望を聞かれ
相談した結果、二階でやろうということに。とりあえず、二階の奥の間で
JACK DANIEL'Sのコーラ割りとTORYSでまずは二人で乾杯。
Fさんのブラックスプロイテーションやカンフー・アクションなどへの傾倒に
関するルーツ的な流れに属する某作品を流しながら、話をする。主に
Fさんの映画との主体的な出会いについてのイメージ的な背景について
等々。自分も共感する点があるので何となく盛り上がる。やがて、
必然的に話はある著名な人物とその死について集約されていった。

 店主さんから「(午前)一時頃着く。」と入電がある。まだ時間が
あるのでせっかくの機会なので人生の先輩であり、業界を長年歩んで
こられたFさんに自分の考えている幾つかの企画の成功の見込みと
それにどうコミットするべきか自分の見解を述べFさんの意見を伺う。
企画の内容については概ね悪くないとのことで自分自身がそれらに
関わっていくにはさらに熟考と熟慮が必要なようだ。

 映画を流し見て、部屋にはってるポスターと「その人物」の諸作品と
その短い生涯について、とめどなく話す。Fさんはお猪口でTORYSを
グイグイと飲み干していく。自分も映画を見つつ、喋りつつ、Fさんに質問
しつつ、JACK DANIEL'Sのコーラ割りを遠慮もせずにカパカパと飲む。

 天気が急速に悪くなりだし雨が激しく降り出す。酒が回ってきたのか
ホストとしての準備で疲れたのかFさんはウトウトし始める。「名古屋に
着いた」という連絡が入ってから1時間半は過ぎ午前二時にもなろうかと
したところで京都出立組、無事に到着。

○豊橋映画サミット Vol.1 開始

 店主さんもベジ君も興味深げに一階のFさんのコレクションの棚をしばらく
物色して二階に上がり皆で乾杯する。今回の参加メンバー全員が揃う。
第一回豊橋映画サミット開始。

[1] 「燃えよNINJA」
監督:メナハム・ゴーラン   
脚本:メナハム・ゴーラン,ディック・デズモンド,ジェド・ベルナルド   
撮影:デヴィッド・ガーフィンケル   
出演:フランコ・ネロ,スーザン・ジョージ,ショー・コスギ
(1981/アメリカ) [カラー 101分] [☆☆☆☆] 

 今回はショー・コスギ特集ということで自分はほとんどというか
事実上何も知らないのでFさんと店主さんに解説して頂きながら鑑賞。
尋常じゃなくどこにいても壮絶に目立ち正体バレバレのNINJAファッション
皆で終始突っ込みながらもアクションの高度さには関心しきり。作品は
日本では未公開であるがアメリカでは空前のNINJAブームを巻き起こした
模様。オープニングの映像としての総合的なデザインのカッコ良さとバランスの
高さと完成度は素晴らしいの一言。
 

[2] 「ニンジャ II・修羅ノ章」
監督:サム・ファーステンバーグ   
脚本:ジェームズ・R・シルク   
撮影:デヴィッド・ガーフィンケル       
出演:ショー・コスギ,キース・ヴィタリ,アシュレイ・フェラーレ
(1983/アメリカ) [カラー 88分] [☆☆☆☆+] 

 アクションの"キレ"とカメラワークの安定感はNINJA映画として
何をどう撮るべきかということが見えてきたかのように思われ、前作の
記念すべきファースト作品ゆえの暗中模索のような初々しさとの対比が
楽しい。ショー・コスギの息子ケイン・コスギが制作当時9才ながら基本の
しっかり出来たアクションを全編に渡り披露且つ大活躍をしてくれて
キッズ・アクションとしては技のレベルと、カット割りで誤魔化さずにきちんと
連続したシーンとして撮っている点で最高峰ではないかという一同の意見の
一致を見る。個人的には、ショー・コスギとケイン・コスギの親子愛、
ケイン・コスギと格闘シーンを演じる女性(アシュレイ・フェラーレ?)の物語上
では見えない母性愛が演出ではなく隠し味的に作品の質の向上に貢献して
深みを与えていると思われた。一作目で監督だったメナハム・ゴーランが
本作では制作に回っているがそれが吉と出だのだろうか?
 

 映画を鑑賞しつつ皆で映画に突っ込みを入れつつ、飲み食いしつつ
しているとあっという間に夜更けから夜明け近い時間に。

 Fさんはほど近い自宅に帰宅し、残されたメンバーは雑魚寝。
全員、事前に連絡し合った通り寝袋持参で全員ライダーであり、
旅慣れもしているせいもあってかさっさと寝床を作って就寝。
Fさんの計らいでホットカーペットを用意してくださったが床の
スペースは二人分なので店主さん、ベジ君に比べ圧倒的に
皮下脂肪の多い自分
はソファで寝ることに自動的に決定。

 寝袋に入って寝るのは何年振りかで、長らくしまってあった
バイク・ツーリング用のものを数日前に引っ張り出してきたが
まだまだ使えそうでちょっと嬉しい。

 五時頃、就寝。台風が来たかのように風が強く吹きつけている。
空はすでに明るくなり始めていた。

 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

To be continued ===>

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  

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旅/歩く/走る」カテゴリの記事

コメント

いやー僕も寝袋使ったの10年ぶりぐらいっすねー

次回、今度は京都に集合する日を楽しみにしてまーす
ヽ(´▽`)/

投稿: 万物創造房店主 | 2015年11月27日 (金) 20時20分

>いやー僕も寝袋使ったの10年ぶりぐらいっすねー
 
マジっすかー
自分もそのくらい振りすかね実は(^^;)

>次回、今度は京都に集合する日を楽しみにしてまーす

うぃーっす( ̄0 ̄)ノ

投稿: kuroneko | 2015年11月28日 (土) 12時19分

面白く読ましていただきました。続編楽しみにしています。

投稿: 間道 | 2015年12月17日 (木) 07時57分

ありがとうございます。
m(_ _)m
 
年内に完結します!
\(^^)/

投稿: kuroneko | 2015年12月17日 (木) 23時19分

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