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2015年12月14日 (月)

復_15_12_13

  
 

 一ヶ月半前ほどに壊れたマグカップを改修してから
今日初めて使ってみた。

 暗闇の中でテーブルがあると思い込んで床に落として
しまい、取っ手の部分が測ったようにほぼ等分割で三つの
パーツに分かれてしまった。容器部分を入れると4個になる。

 10年以上前に旅行先で買ったもので思い出深いので
捨てるわけにはいかず、瞬間接着剤を使って一つずつ
繋いで、乾燥に時間をかけた。全部を繋いでからさらに
二週間ほど放置して、今日使ってみたわけだ。

 Rを描いている取っ手部分はズレと破損時に欠損した
部分がすぐに判るが全体としては割りと綺麗に繋げることが
出来てかえって"味"が出たように思う。

 取っ手の部分は事実上「飾り」としてしか機能せず従来
通りには使用することは出来ないので客用には使用しないで
自分専用マグカップとなる。

 今後はこのマグカップを使用する時は単に飲む以上の
意味が出て使用には慎重さも必要となり、"良い時間"
流れることだろう。

 今年は『ずっと前から世界が壊れている』ことが遂に
誰の目にも明らかな表面まで一気に噴出してきた象徴的な
年になってしまったように思う。

世界は卵の殻のようなものである。

という表現をいつか、どこかで読んだように思うが、
その通りであろう。頑丈に見えても案外脆く、うかうか
していると全体が罅だらけとなってしまう。

 復元するにはとても時間がかかり、そして、もう元の世界に
戻ることは決してない。

 大きな問題は、我々は、『還るべき元の世界』をきちんと持って
いるのだろうか、把握しているのだろうかという点であろう。

その戻るべき世界の正当性は置いておくとして。 


 
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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