2016年6月26日の風景
Brexit が現実となってこれほどまでに悲観しているならば
国民投票なんてするなよおおお( ゚Д゚)
と世界中の相当数の人が思っていることだろう。
株の動きがなかなか興味深かった。
個人的にはリーマンショック以来のナイアガラを見ました。
安倍さんの言うこと正しかったんじゃないすか?結果的に。
日経平均では1000円以上(1286円)の下げ。
NYダウでは600ドル以上(610ドル)の下げ。
2016年6月26日取引終了時点
日経平均株価
14,952.02 前日比-1,286.33(-7.92%)
NYダウ
17,400.75 前日比-610.32(-3.39%)
イギリスの国民投票の日程と、その結果がどちらに転ぶか全く予断を
許さないことは連日報道されて皆が知っていた。
ということは
・個人投資家の皆さんはよほど強気の人以外は避難しておくべき状況。
・大口の投資家の皆さんはどっちに転んでもいいor残留を確信している状況。
の"はず"であった。 実際には、世界中のマネーゲームの参加者は
「イギリスは残留を選択するに決まっている。と思い込んでいた。」
ということだろうか。
というわけで
悲観論ばかりがしばらく目立つだろうから
ごく正論且つ有用な楽観論を挙げておくので読んでくだちい。
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英国のEU離脱は、極めて合理的な判断だった
英トップエコノミストが予言していた「崩壊」
[http://toyokeizai.net/articles/-/124401]
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英国はこれ(EU離脱)で世界相手に自由に貿易が出来る。
特にNAFTA(北米自由貿易協定)に加盟してはいかが?
というのが主張の中心になっている。
普通に長いスパンで考えてみれば、
そもそも、当たり前の状態(国ベースでの取引)に戻ったんじゃね?
とも言える。
だが、過去2度も世界大戦の舞台となってしまった
『ヨーロッパ』という中心且つ広大且つ複雑怪奇な地域
として考えると、事情はまるで違ってくるようだ。
悲観論の方のご意見で至極全うなこちらも是非読んでみてくだちい。
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Brexitというパンドラの箱
By la dolce vita
[https://blog.ladolcevita.jp/2016/06/25/pandoras_box_called_brexit/]
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周囲は残留派が多数であったこと。残留派でいることには具体的且つ深刻な
経済上・政治上・歴史的な意味があったからこその結末の衝撃と怒りが伝わってくる。
問題は、EU離脱そのものではなくて、今回の結果にイギリス国内で若者の多くが
納得いっていないか、マイナスであると考えていることだろう。
つまり、これからのイギリスと世界を担っていく者達は
賛成していないということだ。
そして、さらに問題なのはEUという一枚岩であることがヨーロッパと世界に
齎していた政治的恩恵に深刻で修復の難しい亀裂が入ってしまったこと。
世代の中心が、納得のいかない結果に振り回されていく。この事がこれからの
世界に影響を与えていく。
問題は、そこであり、解決策・打開策、折り合いの付け方もまたその辺に
あるのだろう。
再投票の請願署名が200万人を既に超えているとのこと。
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再投票求める請願が200万、議会で審議へ 英EU離脱
CNN.co.jp 6月26日(日)10時6分配信
ロンドン(CNN) 国民投票で欧州連合(EU)からの離脱派が勝利した英国で、
再投票を求めるインターネット上の請願に、25日午後の時点で200万人を超える
署名が集まった。
議会での審議に必要とされる10万人の署名をはるかに超え、28日に下院の
特別委員会が取り上げることになった。与党・保守党の議員がツイッター上で確認した。
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状況はまだまだ混沌としている。
Brexit: ブレキジット British + exit =イギリスのEU脱退(ユーロ圏離脱)を指す造語
とのこと。
Grexit:グレグジット Greece + exit = ギリシャのユーロ圏離脱の言葉が早くも再浮上。
"+ exit (ッズィットしとく?)"は今年の世界最大のトレンドで流行語大賞の本命か。。
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