樹_17_01_27
近所の並木通りの樹木(個人的には地域の誇るべき名所の一つだと思う)が近頃
盛大に伐採されてしまい、通る度に何となく寂しい思いをしていたが、既に切り株の
先から新しい枝が逞しく伸びてきている。
その伸び具合をつぶさに見ていると、きちんと規則性があって、史上名高い
建築家や芸術家が、樹木や葉の構造を研究して作品に活かすのも至極当然のこと
なのだと改めて認識しつつ今日も通り過ぎた。
今更ながらに気が付いたのは、行政側で伐採する順序と期日を等間隔的に
定めているようで、随分前に一度カットされた文字通り古株の木々は、ボンヤリと
見て通り過ぎるとその傷口はもう判らないほどに再生し、枝は太く、勢いよく、天に
向かって展開している。そのシルエットには、ある種の品位と美しさがある。
| 固定リンク
「日記」カテゴリの記事
- 観_24_01_03(2024.01.03)
- 観_23_05_02(2023.05.02)
- 量_23_04_30(2023.04.30)
- 始_22_08_21(2022.08.21)
- 割_21_12_20(2021.12.20)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント