"あの日"から六年が経過
"あの日"から六年が経過した。
今でも、3.11の話しになると「お前も被災したんだよ。」と言われる。
確かに被災したかもしれないが、軽微もいいところというか、事実上、
被害無しで済んだ。
"あの日"からの一ヶ月の間に節電対策の為に実家から送ってもらった
蝋燭は結局未使用のまま今も段ボール箱に詰まったままだ。
放射能の測定は、以下のサイトから全国各地の値を知ることが出来る。
環境放射線測定結果(東京都健康安全研究センター)
[http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/]
こういった人命と人生と日々の暮らしと人心に大きな影響を与える可能性のある
測定値については、観測している時点については時系列的に漏れなくきちんと
グラフ化できていて、原則公開するという"姿勢"がとても大事であるがグラフが
見つかりにくかったり、直近の僅か1週間程度しか追えない地域と、そうでない
地域のばらつきがあるのはいかがなものか。こういったところから無用な隙と憶測が
生まれて、デマや嘘が発生してしまうのである。
口当たりのいいこと、耳障りのいいことは誰でも何でも言えるが、こういった点の
積み重ねが国民と世界の安全・安心・安定と信頼に繋がるということを関係諸氏は
今一度肝に銘じるべきであろう。
"3.11"に限らず、何らかの災害に遭われて、生活が困窮している、或いは、
見通しが立たずにいる方々、軌道修正の最中の方々は全国にまだまだ大勢いるで
あろう。個人個人が出来ることはごく限られているかもしれないが、情報を共有し、
誤りではないと思えること、大事だと思える点については発信してみること、実際に
人と会話してみること、不確かまたは誤りだと思える情報には加担しないように
日々気をつけること。
『他者の暮らしについて、思いを巡らしてみること。』
案外出来ることもまた多くあるだろう。
人的被害 (2017年3月10日 時点)
ウィキペディア"東日本大震災"の項より
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死亡 15,893
行方不明 2,553
負傷計 6,152
合計 24,598
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一年前の同じ時期の同項の数字。
人的被害 (2016年3月10日 時点)
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死亡 15,894
行方不明 2,561
負傷計 6,152
合計 24,607
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一年前の同サイトでの公表された数字と比較すると、
死亡が確認された方は1人減った。
行方不明の方は、8人減った。
負傷された方は、変わらず。
人的被害の合計数は、9人減った。
負傷者数については、認定が事実上終了し、被害数全体の把握としては
収束に向かっていることが見てとれる。
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コメント
中韓は放射能を理由に日本製品をバッシングするし
放射能が怖いから
日本へは行かないっていう外国人も
いますからねー
風評被害はまだまだ消えない
投稿: 万物創造房店主 | 2017年3月27日 (月) 17時55分
>風評被害はまだまだ消えない
だいぶ良くなっているとは思いますね。
イジメと一緒で人の心の『影』みたいな
ものかもしれないです。
心の不安要素に理屈を与えて納得したい。
安心したい。その為に赤の他人が哀しい目
に遭うことは黙殺してしまう。
辿っていいくと案外根が深いということも
最近、多くの人が自覚しつつあるのでは
ないかと思いたいところです。
投稿: kuroneko | 2017年3月27日 (月) 22時33分