アメリカ大統領選2020雑感(2)
2020年6月27日の現在、
共和党は、まさかの現大統領の再選の危機に直面している。コロナ騒動への
対応や元大統領補佐官だったジョン・ボルトンの回顧録の影響も大きいだろうが
政治をDealとして扱った代償が大きいと思う。
政治は、Dealではない。
では、民主党側はジョー・バイデンで盤石かと言うと決してそうでないだろう。
大統領に就任するかまだまだ判らない現時点の段階から副大統領候補に注目が
集まっているのが何よりもその証拠だと言える。
民主党の副大統領候補の一人であるカマラ・ハリス女史に注目が集まっている
ようだが、そのキャリアの確かさは折り紙付きと言えるだろう。
現職大統領の再選が危うく、対抗馬の候補は決して悪い人ではないのかも
しれないが高齢で骨太な政策とリーダシップを期待できないとすれば、案外、
意外なタイミングでアメリカ合衆国初の女性大統領が誕生するかもしれない。
カマラ・ハリスは現在、55才で年齢的にリーダシップを取るのに最適の
タイミングと言ってよく、既に民主党の大統領候補として戦った実績があるのも
好ましい。支持率においては大旋風を巻き起こしたバニー・サンダースの次に
付けていたというのも今後、活躍するとすれば良い材料になるだろう。
民主党は歴史的に対日政策においては辛い傾向にあるということは既に
判っていることなので日本は今から傾向分析をしておいても悪くないだろう。
2020年11月に大勢は判明する。
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