観_20_08_30
暑いは暑いが「夏らしい」で済む程度。個人的には心地よいと言っても
いいくらい。
いつもの店とは言えないくらいかなり久しぶりに「いつもの店」に
向かう。どれくらい久しぶりかというと向かう道順を一瞬忘れたくらい。
そして、この半年の騒動を生き延びて開店しているかどうなのかと
不安に思いながら向かう。
果たして店はいつも通りやっていた。これまで通りのオーダーをして
ガツガツと「喰う」。一年以上振りだったがいつものように忙しく
フライパンを動かしていた人一人は以前と同じだった。心の中で
ご挨拶をする。
いつ、いかなる時に行っても混んでいる店だったが流石の世界的騒動の
せいなのかどうか空いていた。自分が行く時にはいつも今日くらい空いて
いて且つ順調に営業していって欲しいものだ。(←無茶)
某劇場も一年以上振りに行ったがソーシャルディスタンス以外は
ほとんど何も変わっておらずチラシを何枚か眺めつつしばし「安心」と
「帰って来た感」に浸る。
受付の人も以前と変わらず淀みなくテキパキと対応してくれて嬉しい。
「これだよな」と納得しつつまた「帰って来た感」に浸る。
多少混雑していたが皆、世界の多くが失われようとしている事に
気付いてきているせいかマナーは多少良くなった気がする。思わず
「ネバーエンディングストーリー」(1985)の「幼心の君」や幾つかの
美しいシーンを思い出した。この作品は監督がウォルフガング・ペーター
ゼンということは何となく知っていたが名作「U・ボート」(1981)や
「パーフェクト・ストーム」(2000)の監督と改めて確認すると認識も
少し修正される。
そう言えば、ウォルフガング・ペーターゼンの作品はどれも「美しい」
と言えるかもしれない。
世界は変わっていくだろうが『映画』は概ね完成されていて学び、
創っていけばいい。勿論、とつてもなく大変ではあるが。
| 固定リンク
「日記」カテゴリの記事
- 拡_21_01_23(2021.01.23)
- 問_21_01_20(2021.01.20)
- 拡_21_01_11(2021.01.11)
- 祈_20_12_31(2020.12.31)
- 握_20_12_30(2020.12.30)
最近のコメント