経済・政治・国際

2012年12月29日 (土)

第2次安倍内閣の顔ぶれ

第2次安倍内閣の顔ぶれ  <<

役職                           名前            評価   一言

内閣総理大臣               安倍晋三       ○    ・『日本』を立て直せ!!

総務大臣                     新藤義孝       ○    ・拉致被害者を帰国させろ!

法務大臣                     谷垣禎一       ○    ・『放置国家』を立て直せ!

外務大臣                     岸田文雄       ○    ・『日本』をしっかり発言しろ!!

財務大臣                     麻生太郎       ○    ・馬鹿に足元をすくわれるな!

文部科学大臣              下村博文       ○    ・お手並み拝見

厚生労働大臣              田村憲久       △    ・気合い入れろ!

農林水産大臣              林芳正          ○    ・お手並み拝見

経済産業大臣              茂木敏充       ○    ・お手並み拝見

国土交通大臣              太田昭宏       △    ・気合い入れろ!

環境大臣                    石原伸晃       △    ・気合い入れ直せ!!!

防衛大臣                    小野寺五典    ○    ・『日本』を立て直せ!!

内閣官房長官             菅義偉           ○    ・お手並み拝見

復興大臣                    根本匠          △    ・気合い入れろ!

国家公安委員長          古屋圭司       ○    ・お手並み拝見

内閣府特命担当大臣    山本一太      △    ・気合い入れ直せ!!!

内閣府特命担当大臣    森まさこ         △    ・気合い入れろ!

内閣府特命担当大臣    甘利明        ×    ・政治家辞めろ

内閣府特命担当大臣    稲田朋美       ○    ・『日本』を立て直せ!!!

 

○ ・・・本気で日本と日本人のことを考えているならば政治家でいてよし。

△ ・・・期待しない。

× ・・・論外。一刻も早く、日本から遠く遠く遠く永遠に離れなさい。

 
 

以下の所属についての情報は基本的にwikipediaに拠っている。

 

□ 所属団体等

・日韓議員連盟
安倍晋三 (副幹事長)
谷垣禎一 (常任幹事)
下村博文 (所属)
茂木敏充 (所属)
菅義偉 (所属)
山本一太 (所属)
甘利明 (所属)

・みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会
安倍晋三 (所属)
新藤義孝 (所属)
谷垣禎一 (所属)
稲田朋美 (所属)

・創生「日本」
安倍晋三 (第2代会長)
下村博文 (副会長)
山本一太 (副幹事長)
稲田朋美

・日中友好議員連盟
林芳正 (事務局長)
甘利明 (幹事長)

・地下式原子力発電所政策推進議員連盟
安倍晋三 (顧問)
谷垣禎一 (顧問)

・北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟
新藤義孝 (所属)

・国家主権と国益を守るために行動する議員連盟 
新藤義孝 (所属)

・日本の領土を守るため行動する議員連盟
新藤義孝 (所属)

・政教分離を貫く会
石原伸晃 (所属) 

・拉致議連
稲田朋美 (所属)  

・在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の
法的地位向上を推進する議員連盟所属または参加議員
該当者無し

 

 かなりバランスの取れた布陣と言える。野党となり下野した自民党を
率いた各セクションの主軸である谷垣、麻生、安倍等と、彼らを
バックアップして現場で動いたであろう岸田、菅、山本、稲田など。
次世代の自民党を率いる一人であろう、 新藤、林、下村、、

 コメントしたい議員は、新藤義孝岸田文雄小野寺五典辺りか。 
新藤義孝はすでに領土問題のスペシャリストと言ってよい精力的な活動
をしていて評価できる。母方の祖父に硫黄島で戦死を遂げた栗林忠道
を持つ。総理大臣を目指して10年20年スパンで物事を見て大成して欲しい。

 岸田文雄の入閣は報道側ではノーマークだったようだが、谷垣が
総裁だった期間に国会対策委員として活動していたのが、党内での
評価を上げたのであろうか。人受けが良い感じがする。新藤と同世代
で50代半ばと若いので今回の入閣で大いに勉強し、日本の国土と文化
を守る保守本流の政治家になって欲しい

 小野寺五典は52才と若いが、政策の是非を明確にしていて好感が
持てる。地元が宮城県気仙沼市で自身の家も被災されたとのことで
被災者の心情を汲んだ国政にすることを期待する。新藤、岸田と同じく
これからも何年後か、何十年後まで組閣に関り、日本の未来を担って
いくという自覚を持って奮闘してもらいたい。

 これまで続いた愚連隊の内閣(というかただの暴走)とは大きく異なり
拉致に対して、日本人本来の当たり前の視点を持った人間も多数おり
頼もしい。

 

ズバリ『日本及び日本人奪還内閣』と命名 ( ̄0 ̄)ノ

 

ここ数年の政策が日本人から日本の国土を引っぺがそうとするような
傍若無人極まるものだった
ので「まともな事」をやりさえすれば何をやっても
高得点になってしまうオイシイ状況であるが与党と周辺の関連諸氏は
将に兜の緒を締めてやって頂きたい。これからが命懸けの戦である。
進むべき道は極めて険しく厳しく、問答無用で倒閣を画策する魑魅魍魎もまた
強大なのだから。

 もしかしたら大仕事をやり遂げ、後世に高評価される可能性のある
第2次安倍内閣であるが、セキュリティホールは山本一太、甘利明辺りか。
大人しくしとれ。っつか日本人としてしっかりせえよ(ーー;)

 古人曰く勝て兜の緒を締めよと
 (日露戦争終結後の連合艦隊解散の辞の末文。起草は秋山真之とされる)


  



  

>>kuroneko的評価する政治家  

  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
  

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2012年12月23日 (日)

news「ロシアに森元首相を派遣へ…大統領に親書」

  
 

ロシアに森元首相を派遣へ…大統領に親書
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 自民党の安倍総裁は22日、首相就任後に、ロシアに森元首相を
特使として派遣する方針を固めた。

 森氏は年明けに訪露し、プーチン大統領と会談する方向で調整している。

 安倍氏は、早期に日露首脳会談を行うことや、北方領土問題を解決し
平和条約を締結する意向を大統領に伝える親書を、森氏に託す考えだ。
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読売新聞 12月22日(土)23時3分配信

 
 

 これは、地味なニュースだけど、地味であるがゆえに大きく展開する
可能性を秘めた現実味を感じさせてくれるニュースだ。プーチン側が自民党の
政権復帰に妙に好意的なコメントを出していることとも符合が一致する

 自民党は古くは海部内閣(1989-91)、橋本内閣(1996-98)などで、
やり方や内容はともかく北方領土問題を解決しようとは試みてきており、
ここ十数年の日本の深刻な政治的停滞や中国・韓国の台頭によるアジア
勢力図の激変で完全に膠着状態に陥っていた。森元首相は今や、最古参の
重鎮の一人としてこの辺の事情をリアルタイムで広域的に把握している
人間
として特使の資格はあるだろう。

 

「親書」というのはこちらから具体的な解決作またはそれに向けての
具体的な提案、または具体的な提案に向けての裏づけを持った実体
ある何事かが書かれているということである。漏れ出てくる双方の対応
を見るに下級レベルでの下地作りはそれなりに出来てるのだろう。

 ロシアは周辺諸国とお世辞にも上手くいっているとは言えず(ここ最近
ではウクライナとガス問題で揉め続けている)、中国同様に国内において
政治システムへの不信による慢性的な統治問題も抱えている。アメリカの
「シェールガス革命」が本格化・大規模化し、北朝鮮の体制もいつまで持つ
か判らない状況で「旧時代の問題を引きずっているわけにいかない」と
プーチンが判断する可能性は大いにある。

 日本においては自民党を始めとする保守政党にとっても、左派勢力に
よる国の弱体化を二度とされない為にも、中国・韓国への牽制も含めて
北方領土問題の解決ほど、国内外に対して絶大なるアピールとなる
ことは言うまでもない。

 要するに、今現在ロシア・日本の双方にとって未だかつて無いほどカードは
ある程度は揃っていて「(解決するのに)悪くない時期」ということになる。

 日本は言うまでもなく島国であり周囲360°全てが海に囲まれ常に防備
しなくてはならない。国土の70%は山でハード・ソフト両面において大規模且つ
圧倒的且つ組織的展開というものが古来より苦手であるが、それでも世界を
相手にどうにかこうにかやって来た。これからも、どうにかこうにかやっていか
なくてはならない。感情や思い込み、嘘の刷り込みで大事を決めてはいけない
ということ。

 日本の若者よ。全体を見つつ、細部を見よ。細部を見つつ、全体を見よ。

 
 
 
 
 
  
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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2012年6月 9日 (土)

EUROは崩壊するのか

   
 

 EUROの崩壊は避け難い模様。

 

ユーロ圏崩壊、ドイツなど中核国引き金か-旧ソ連分裂の教訓
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M5ABH46KLVR401.html
6月8日[ブルームバーグ]

 

ギリシャやスペインなど、重度の経済危機に直面する国の離脱
によってではなく、ドイツなどのユーロの仕組みそのものの支えと
なっている中核の国々の動きと政策決定のスイッチによって、
崩壊を招くという論旨は説得力がある

物事の仕組みが壊れる時というのは、往々にして崩壊の引き金と
なった最後のトリガーのみが悪として扱われたり、過度にフォーカスが
集中してしまうのが世の常だが(意図的に核心ではないものに集中
させるのも情報操作の基本中の基本)、本当は、脆弱性を高める力や、
バランスを分散させようとするバイアスに注意しなくてはならない

 記事の中のユーロの崩壊が避け難い理由の一つとして、「本来、
国によって"速度"が異なる」という表現は非常に的を射ていると思う。
ユーロというシステムが、ある日を境にして一瞬にしてバラバラになる
わけではなく、相対的に"速度"が速い者(国)同士(例えば、ドイツと
フランス)と速度が遅いもの同士でそれぞれ、異なる政策を勝手に
推し進めるようになる時に、単一通貨は機能麻痺を起こし、分裂・縮小する。
それがしばらく続いて最後には「もう、止めようや(一_一;)」ということになる。

 より、深刻であるのは、経済的な弱小国家のユーロ離脱そのもの
よりも、長期的に間断なく絶望感を味わされた集団の人心の荒廃
そのもの
だろう。

 ギリシャのテオ・アンゲロプロス(1935-2012)の秀作「永遠の一日」(1998)
には、今から10数年前の作品にして、白昼堂々と一般市民を客にして少年達の
人身売買が日常的に行われる模様が描かれ、その渦中の中であどけなさを
残している少年達が逞しく生きていく様が描かれている。映画に描かれた当時の
少年達は今や青年となり、"あれから"ギリシャは事態は好転するどころか悪化の
一途を辿り、自身の生活の安定はおろか、国そのものの崩壊(もしかしたら
終焉)に直面してしまった彼らは一体何を思うことだろうか?

 国家と国民は経済的にではなく、精神的に立ち直ることが出来る
のだろうか?私達日本人が出来ることは何だろうか?私達は何を見て、
何を感じ、何を考えるべきか?
10年後、20年後の日本と世界の『形』は、
どうなっているだろうか?私達自身はどうありたいのか?






 

 












 





  
 
  
  
 
  
 
 
   
  
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 







 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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