時事関連

2018年9月22日 (土)

或る事件から見える風景

 

 今年の7月6日、恐らく、戦後の日本社会を最大に揺るがした
某重大事件に関与したとされる7人の刑が実行された。

 「なぜ、今?」、「遅すぎる」

 といった意見がWeb上で散見された。

 今年の1月に被告の一人の上告が棄却され、刑が確定したことで
一連の事件の裁判が終結することとなった。 

 それから調度半年を経過してからの事件の中核メンバーであったことが
判明している人物達の刑の執行。
 

 刑事訴訟法第四百七十五条を取れば、「正しい判断」と言える。

------------------------------------------------
刑事訴訟法第四百七十五条
 死刑の執行は、法務大臣の命令による。
2
 前項の命令は、判決確定の日から六箇月以内にこれをしなければならない。
但し、上訴権回復若しくは再審の請求、非常上告又は恩赦の出願若しくは
申出がされその手続が終了するまでの期間及び共同被告人であつた者に対する
判決が確定するまでの期間は、これをその期間に算入しない。
------------------------------------------------
 

 特定の人間だけでなく、複数の人物の同日の執行も意図は明確であり、
流石にその点についての異論は多くは見かけなかった。恐らく、執行の順番も
同様の意図でそれなりに考慮されていると推測する。  

 各個人の判決が出てから半年以内という解釈や、事件の発生からの時間の
経過に鑑みれば、「遅すぎる」という意見は間違いではない。しかし、もし、
杓子定規のようにそれぞれの判決決定から刑を実行していれば

「まだ事件は終わっていない」、「真実はまだ出ていない」等の批判が
過剰に吹き荒れたであろうことは想像に難くないところだ。

 間違いなくそうなっていただろう。

 関係者の全ての裁判が終了した事実。何百人、何千人の人生に影響を
与えたであろう凶悪事件であったために膨大な時間と労苦を費やした裁判

 そして、それらが良くも悪くも終了し、解釈の余地はあるとして規定通りに
施行された刑。

 政府与党の支持率はこの点について絞れば上がることはあれ、下がることは
ないだろう。つまり、「民意に沿った判断」と言える。 
 
 
 1995年3月20日月曜日、当時の自分は大学生だった。

 前の晩にどこかで遅くまで飲んで、その日の朝は寝ていた。

 親からの電話で起こされ無事かどうか唐突に聞かれ、
 

 「テレビを見ろ」と言われた。
 

 霞が関駅周辺が大混乱に陥っていた。報道による後付けの記憶かも
しれないが中年男性が意識朦朧として嘔吐していた映像が流れていた
ように思う。

 その頃の自分は呑気に誘われるままに誘うままに割と都内のあちこちで
飲んでいた。霞が関という地域にはまるで馴染みはなかったが、巻き込まれて
いたかもしれない可能性はそれほど高くはないが極めて低いというわけでもない。

 実際、ほんの数日前にも私鉄を使って朝帰りしていて事件が起きた時間帯に
近くを通過していた。

 『その事件』が起こるまでは"某組織"は、ワイドショーの恰好のネタだった
自分達の会話のネタとしても割と頻度は高かったように思う。某組織を含む新興
宗教団体や啓蒙と称した団体に疎遠となった知人が入信したらしいという話も時折
でたこともあった。

 一時連絡不通となったその知人とは今では普通に連絡を取れて時折会っても
いるがこの時代当時にどのように過ごしていたのかは未だに聞けずにいる

 恐らく今後も聞くことはないだろう。

 その後、書籍、テレビ、映画等の各メディアの動員により外部からは想像も
つかないほどに巨大となった組織と、事件との全貌が明らかになっていくなかで
自分に近い世代の人間達の多くが事件に関与していったことを知った。

 そのうちの一人は、事件当時自分と同じ大学生で、自身の行動を誰かに
制止してほしくて住んでいたエリアをふらついたが、あいにく誰にも遭遇
せずに人生を転落していったというエピソードはとりわけ印象深かった

 友人に久しぶりに出会って、「そんな事はするな」と喝を入れてもらえて
いたとすればその人間の人生はコーナーを逆に曲がれたかもしれない。
そうではなかったかもしれない。人と出会っても結果は変わらなかったかも
しれない。しかし、何らかの変化が起こっていた可能性は高いだろう。
その点について、未来の悲劇を避けるヒントは確実にあるように思う。

 既存の『系』が気に入らない。または重度のストレスに見舞われている。
または、よくは判らないがとにかく気に入らない(案外、最後のパターンが一番多い
だろう)。そういった理由から『別の系』を作り、その別の系に自らが囚われていく。

 某事件、某団体に関わらず、軽度・重度を問わなければ問題が発生した時の
「構造」はどれも似てくるのではあるまいか。
  

 余談であるが、

 親からの電話で起こされ無事かどうか唐突に聞かれ、

 「テレビを見ろ」と言われ

 て報道を見て呆然とするというやり取りは、2008年6月に秋葉原で起きた
通り魔事件の際にも繰り返されることとなる。

 
 
 
 
 
 
  
 

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2018年3月19日 (月)

"あの日"から七年が経過

 

 "あの日"から七年と数日が経過した。

 今年は、個人的には東京大空襲が3.10であったことの認識を新たにした年となった。

 放射能の測定は、以下のサイトから全国各地の値を知ることが出来る。

環境放射線測定結果(東京都健康安全研究センター)
[http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/]

以下の8箇所について「大気中の放射線量測定結果」の記録が確認できる。

新宿: 新宿区 百人町(健康安全研究センター)
江東: 江東区 青海(産業技術研究センター)
大田: 大田区 羽田空港内
足立: 足立区 舎人公園(都立舎人公園)
江戸川: 江戸川区 上篠崎(都立篠崎公園)
八王子: 八王子市 南大沢(首都大学 東京)
調布: 調布市 西町(調布飛行場)
小平: 小平市 中島町(薬用植物園)

 これまでは主に新宿にしか注目していなかったが今回、各地域の数値を見て
みると同じ東京エリアなのに傾向がそれぞれ異なることが判る。位置と地形の影響が
割とあるのだろう。

 新宿については去年の調度今頃から急に一程数値底上げされて現在に至っている
(0.005μGy/h程度)が同時期の他の地域の値を見ると全体として何か状況に変化が
あったわけではなさそうで測定方法に修正でもあったのだろうか。

 今年の3.11関連の記事では津波の被害が大きかった沿岸地域における復興
の在り方に疑問と改善案を提示する傾向が見られるように思う。

 「人が継続して住めてこその復興」

 どこの地域にも言える普遍的且つ最重要なテーマと接点が確実に見えてきている
のは良いことなのだろう。

 エネルギー政策との折り合いについてはまだまだこれからの感じ。全体として
理解は進んでいると思いたい。

 意見の集約と収束が遅々として困難であるのは、人が活動するエネルギーを
コストパフォーマンス良くゲットしてしかも貯蔵しておくということがそもそも
根本的に反不自然的なことであること
だからなのかもしれない。

 
 

人的被害 (2018年3月9日 時点)
ウィキペディア"東日本大震災"の項より
-------------------------------------------------
死亡    15,895   
行方不明  2,539
負傷計   6,156
合計    24,590
-------------------------------------------------

一年前の同じ時期の同項の数字。

人的被害 (2017年3月10日 時点)
-------------------------------------------------
死亡    15,893   
行方不明  2,553
負傷計   6,152
合計    24,598
-------------------------------------------------

 一年前の同サイトでの公表された数字と比較すると、
死亡が確認された方は2人増えた。
行方不明の方は、14人減った。
負傷された方は、4人増えた。
人的被害の合計数は、8人減った。

 新たに生存が確認された方がいたという一方で犠牲と
なった方もまた2名確認された。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

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2018年1月 8日 (月)

2018年1月7日の風景

 
 
○ベネズエラ政府が独自の仮想通貨を発行

[ベネズエラ政府が独自の仮想通貨「Petro」を法令で発行]
[https://coinchoice.net/venezuela_crypto_petro/]

 2018年の幕開けとして相応しく、2017年を象徴するニュースにして、
2018年をも象徴するニュースの一つに確定になりそうな内容の記事。

 ポテンシャルとして本来は世界有数の豊かになり得る国(ベネズエラは原油
埋蔵量世界一の国である)が、多分、生存するだけでも本気で難しい
世界最貧国の一国となり久しい。

 ウィキペディア日本語版によれば2017年度の"世界幸福度報告"ではベネズエラは
82位である。(と言っても"日本"は2016年は53位、2017年は51位である模様(ーー;;))

 政治も経済もおよそ上手くいっていないどころか国としての破綻が射程距離圏内
確実に入ってすでに久しい国が最もトレンドなキーワード『仮想通貨』に手を出す
のだという。

 表向きは米国の経済制裁への対抗だとしているが、色々な長年の諸政策の
失敗の回復のバズーカとして"本気"で見込んでいるようにも思える。 

 同記事によれば、「Petro(ペトロ)」は、

 ・"国家が決定する商品に対して購買契約を有す。

 ・暗号資産の市場価値をマーケット為替レートで他の仮想通貨もしくは
ネズエラ・ボリバル(通貨)と交換できる。

 ・Petro保有者は、自己責任において仮想通貨ウォレットを所有する。

 ・保管は、管理下の下でオークションを実施し、資産家に割り当てられた後に、
非集中化される。

 とのことでワシントン・ポスト紙は(同国が仮想通貨に手を出すのは)
「当然の結果だ」としていると紹介している。

 確かに当然の帰結なのかもしれない。そして、ある程度の金銭的価値と
等価の流通はきっとあるだろう。それなりの成果もあるだろう。

 だが、しかし、本筋の改善を見誤っているというか、避けているとしか思えない。
そして、そのある種の必死さと目新しい物への飛びつく過程は、70有余年前のある
時点の我が国の切実さを連想させる。

 水から燃料をこさえようと試みたり、麻薬(大麻)を栽培して困窮し行き詰まった国の
立て直しを図ろうとした、そして破綻し、軍備を一時的に捨て、憲法を作り直して
国際社会に復帰することで再興したそれほど昔のことではないある時点の自国の姿に。

 吉と出るのか、凶と出るのか。

 どちらに転ぶにせよ、仮想通貨の発効のせいだけでは当然ない

 どちらに転ぶにせよ、国際社会は手助けもできるし、その逆も出来る。実際に、
その両方をしてきた。
どちらかというと後者だったのではあるまいか。

 油断大敵という言葉を老若男女が日常的に口にし、実践し、近代史においては
その点を"ナメタ"お陰で余りにも手痛い目にあった国の一国民として、原油埋蔵量が
豊富なだけでなく世界一の国の尋常じゃない困窮振りと起死回生の手法とハンドリング
の既視感に率直に戸惑い、「国際社会」の成立の難しさを思う。

 今年も多くの点において二極化は進みそうであり、その点について局所的には
ハッピーな人間を一定量産むだろうが、総じては幸せな方向に行きそうもない。

 或いは、もしかしたら、ペシミズム的に見れば、総じて幸せな方向を向くなどという
システムや結果を、「望んでいない」時代なのかもしれない。
そうだとすれば、
案外、多数の望んでいる方向に順調に向かっているという見方も出来る。

 資本主義経済においてコーナーを迎えている時代であることは間違いないだろう。 




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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2017年11月11日 (土)

2017年を彩った言葉たち


○新語・流行語大賞 ノミネートワード

 ・アウフヘーベン
 ・9.98(10秒の壁)
 ・Jアラート
 ・刀剣乱舞
 ・プレミアムフライデー
 ・インスタ映え
 ・共謀罪
 ・人生100年時代
 ・働き方改革
 ・ポスト真実
 ・うつヌケ
 ・GINZA SIX
 ・催眠負債
 ・ハンドスピナー
 ・魔の2回生
 ・うんこ漢字ドリル
 ・空前絶後の
 ・線上降水帯
 ・ひふみん
 ・○○ファースト
 ・炎上○○
 ・けものフレンズ
 ・忖度(そんたく)
 ・フェイクニュース
 ・ユーチューバー
 ・AIスピーカー
 ・35億
 ・ちーがーうーだーろー!
 ・藤井フィーバー
 ・ワンオペ育児

 以上、30個。

 

 これらの言葉たちが今年の我が国のある面を指し示していることに異論はない。
そして、これらからの何をピックアップするかで自分という社会の一員のある面も
また示していることに違和感はない。

 

 では、ピックアップしてみませう。

 ・アウフヘーベン

 ウィキペディアには以下のようにある。

---------------
 止揚(しよう、独: aufheben, アウフヘーベン)は、ドイツの哲学者である
ヘーゲルが弁証法の中で提唱した概念。揚棄(ようき)ともいう。
ドイツ語「Aufheben」の訳語。

  あるものをそのものとしては否定するが,契機として保存し,より高い段階で生かすこと。
  矛盾する諸要素を,対立と闘争の過程を通じて発展的に統一すること。

という二つの意味を有する。
---------------

 意味の本質からして極めて政治的な言葉と言える。提唱者のヘーゲル(1770-1831)は
18世紀後半から19世紀前半のドイツに生き、ドイツ観念論の代表者とのこと。
アウフヘーベンという言葉の概念が、当時の時代のドイツという国で生まれたことに
必然性を感じることを禁じ得ない。そして、21世紀の今の日本の政治家の一人の
口から出て流行語大賞のノミネートにまで昇ったことにも必然性はあり、それは、
どちらかと言えば、「良くない事」なのだろう。

 

 ・Jアラート

 個人的には遠い将来 kawaii と同列に分析されていくであろうと思われる日本人
特有の「丸めの上手さ」が語感に感じられる言葉。

 ウィキペディアには以下のようにある。

---------------
 全国瞬時警報システム(ぜんこくしゅんじけいほうシステム、通称:J-ALERT
(Jアラート:ジェイアラート))は、通信衛星と市町村の同報系防災行政無線や
有線放送電話を利用し、緊急情報を住民へ瞬時に伝達する日本のシステムである。
2004年度から総務省消防庁が開発および整備を進めており、実証実験を経て2007年
2月9日から一部の地方公共団体で運用が開始されている。
---------------

硬い。

 「"全国瞬時警報システム"が発動しました。国民の皆さん、作業の手を休め、
各自で所持している情報端末から発信される情報に注意してください。」
(-_-)\

硬いのも大事。ってか、これからは軟らかさよりも硬くてナンボの時代かも。


 ・プレミアムフライデー

 「そう言えば、kuroneko君、昨日はずいぶん早く帰ったね。」(-_-)
 「ええ、だって、昨日は"プレミアムフライデー"ですよ。」(*^ー゚)b

 「これ、今日中に出来る?」(-_-)
 「出来ません。今日は"プレミアムフライデー"ですから。」( ̄ー+ ̄)

 「これ、明日中に出来る?」(-_-)
 「出来ません。明日は"プレミアムフライデー"です。国策ですよ。」d(≧∇≦)b

 ありがとう。「プレミアムフライデー」
理由なく、休めるって素敵だなぁ。(n‘∀‘)η
   
   
   
 ・インスタ映え

 結局、見られてナンボという人にとっては案外これからも最重要キーワードに
なるかも。自分すか?どーでもいーです。今さら。。(ーー;;)

  

 ・人生100年時代

 リスクをしっかり認識してかないとマジでマズイと思う。個人も行政も。


 ・働き方改革

 ここ数年、色んな人とお話しした(主に職場で)。「働く」ことについてオモスレー意見
聞けたっす。

 皆、思ったより働くことが『お嫌い』なのね。。(一_一)

 

 ・線上降水帯

 テクノロジーを適切に使うこととと、インフラを適切に整備していけば
解決できる事象とキーワードの典型の一つだろう。関係諸氏は奮起して当たるべし。

  

 ・忖度(そんたく)

 忖度しているかどうかはその人の「生き方」と「幸福度」とに強い相関があると思う。

  

 ・フェイクニュース

 「ニュースなんて所詮フェイクだろ。」(~o~)くらいが庶民の健全な反応だと思う。
「このニュースはフェイクだから排除しろ。」(゚д゚メ)の声が一枚板になった時、社会は
破滅に向かっていると見ていいでしょう。

 

 ・AIスピーカー

 案外、本当に世界の人々の生活と概念を変えるかも。よく知らんけど。


 ・藤井フィーバー

 一段落したようでなにより。落ち着いて頑張っていって下さい。

  

 そんなわけで、kuroneko的「2017年流行語大賞」は、、、

  『ひふみん』でーす\(^-^)/

 訂正。加藤一二三氏が同世代に与えた希望と勇気は大したものですが。

  『アウフヘーベン』でーす\(^o^)/

 使った某政治家が都民及び国民に与えた失望と混乱は計り知れない(一_一)

 因みに大賞の予想は「忖度(そんたく)」です。

 来年は、どんな言葉が世相を反映していることでしょうか。


 それでは、さようなら、皆さん。

 さようなら。。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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2017年8月15日 (火)

2017年8月15日の風景


・遣独潜水艦作戦

 遣独(けんどく)潜水艦作戦というものがあったことをこの夏、初めて知る。

 戦争秘話、日独往復に成功した潜水艦の奇跡
 「伊8潜」がもたらした電子立国・日本の礎
 [東洋経済 オンライン 8月14日(月)]
 [http://toyokeizai.net/articles/-/183522]

 1942年~1943年にかけて全五回実施された。完全成功は第二回の一回のみ。

 第一次遣独艦・・・伊号第三十潜水艦にて実施。復路に自軍の機雷に触れ沈没。
 第二次遣独艦・・・伊号第八潜水艦にて実施。無事に帰還。
 第三次遣独艦・・・伊号第三十四潜水艦にて実施。往路にギリス海軍の潜水艦に
撃沈される。
 第四次遣独艦・・・伊号第二十九潜水艦にて実施。復路にアメリカ海軍の潜水艦に
撃沈される。
 第五次遣独艦・・・伊号第二十九潜水艦にて実施。往路に米護衛空母の艦載機の
攻撃により沈没。

 上記、東洋経済の記事によれば、「いずれも全長100メートルを超える駆逐艦
並みの大型艦」とのことであるが温度は30度~40度、湿度は85%以上という過酷な
居住環境だった模様。
 
 尚、事実上の唯一の作戦成功艦、伊号第八潜水艦はウィキペディアによれば
1945年3月に沖縄から1000kmも南の洋上で米軍の駆逐艦と激しく交戦し沈没した。
一名の生還者を残して128名が艦と運命を共にした。 
 
 
・終戦直前の空襲による犠牲者

 日本がポツダム宣言を条件付きながら受託することを連合軍側に伝えた後もなお
空襲は続行され8月14日から15日未明までに米軍機1000機が出撃、約2300人が
落命したとのこと。

 終戦直前 空襲10カ所 米機1000機、犠牲2300人
 [YAHOO!JAPANニュース 8/13(日) 23:44]
 [https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170813-00000080-mai-soci]

 上記記事によると関東近郊では埼玉県越谷市に15日午前1時23分に空襲があり
266人という大きな被害が出ている。

 この日の同地域への空襲はウィキペディアに「熊谷空襲」としてかなり詳しく
記述されている。贔屓目に見れば連合国側(米軍側)は日本が降伏するのかどうか
の確実性が保証されていなかった為に作戦は続行された模様。

 

・地中海のビーチ汚染 ガザ 経済封鎖

 【ガザ市=金子靖志】イスラエル南部からパレスチナ自治区ガザにかけての地中海
沿岸で、汚水垂れ流しのため水質が悪化し観光業や漁業に深刻な打撃が広がって
いる。イスラエルによる経済封鎖でガザの電力が不足し、下水処理施設が動かなく
なっているためだ。
[YOMIURI ONLINE 2017年08月15日 07時46分]
[http://www.yomiuri.co.jp/world/20170815-OYT1T50009.html]

 海岸が汚染されていることよりもパレスチナ自治区内がどうなっているかが問題
である。世界は、こういったところから傾いていくのかもしれない。一個人では伺い
知れない、知ることが出来ない場所で同じ人間がどうなっているのか「知る」ことが
出来ることが社会であり「メディアの力」だと思う。立派な『迫害』ではないのか?

  

 "あれから"、70余年が経過した『この世界』では、好き勝手に歴史の捏造と
言いがかりが日常的に、恒常的に国権の最高機関を巻き込んで行われ、嘘を事実と
すり替えることに莫大な税金が投入され、頭越しにミサイルが撃ち込まれたとしても、
国土に着弾したとしても、国民に被害が出たとしても、抵抗しても抗議しても
いけないということが『平和』ということになっている。

 報道機関が率先して平気で嘘をつくことを「言論の自由」といって憚らない。

 『平和』、『平和』、『平和』。。。 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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2017年8月 6日 (日)

ある人の死と明日の世界

 
 

 劉暁波(りゅう ぎょうは,リウ・シャオポー)氏が7月13日に逝去された。享年61歳。
間違いなく、今年そしてここ数年来においては最も死を惜しまれた人となるであろう。

 劉氏を知ったのはアメリカ人制作によるドキュメンタリー作品「天安門」(1995)であった。

 事件当時、学生達のリーダーだった王丹(おう たん)、ウーアルカイシ、柴玲
(さいれい)、といった主要登場人物を含むほとんどの参加者が、国の民主化を
訴えるといった正当さのアチコチに見える若さゆえの「主張による主張」、
「巨大な体制と闘う高揚感」に前のめりになっている中で、劉氏の主張は
冷静沈着で、筋が通っていて、長期的な戦略を見据え、「本当の人権とは何か」
を考察する力が伝わってくるものだった。

 国の表玄関そのものであり恐らく象徴でもある天安門が学生達に占拠されて
政治批判を許し、ソ連との会談でも面子を潰された体制側にとっては強硬手段を
取ってでも(そして、実際にそうなった)"解決"したい事件であった。

 事態が切迫し、ある点を超える事が双方にとって極めて重要なカード(しかも
最後の一枚)となり、学生たちの側もその点を理解した上での戦術的な行動に
出ていることを劉氏を始め、既に社会に出た上で国を憂い批判していた人々は
鋭く見抜き、学生達、未来をより良くしていく芽を摘まない為にも『撤退』を丁寧に
繰り返し解く。

 そして、状況は最悪の展開を迎えた。劉氏は逃げようと思えば、逃げられたはず
である。自分は当事者ではないと主張し学生たちと距離を置こうとすれば幾らでも
出来た。しかし、そうはせず、言い逃れもせず最重要人物であり最渦中の人間の
一人として逮捕され今日に至ってしまった。

 劉氏は、結果的に逮捕されたのではない。年下の者達を庇う為に
『中国の本当のより良き民主的未来』を信じて逃げずに逮捕されたのだ。
 

 「学生達を見殺しにすることは出来ない。」


 劉氏が歴史に残る点は、遠い未来を理性的に見越して自身の命の危険よりも
もっと大切な深くて大きな人類的な『何か』を選んだことに他ならない。

 国籍・人種を問わず、我々は劉暁波という人物が生きていた事、主張して
いた事、不当な待遇の果てに死なねばならなかった事を知っていくべきである。

 それが、自国をより良くしていくことであり、隣国中国をより良くしていくことであり、
世界をより良くしていくことだろう。

 

 私達は、劉暁波という人がいたことを忘れない。忘れてはいけない。

 私達は、劉暁波という人が不当に人生の幕を閉ざされたことを忘れてはいけない。

 私達は、劉暁波という人が考え、述べたことについて考えていかなくてはいけない。

 

 原子爆弾が広島に投下されてから72年後の日に。

 他者を貶めている人々が平然と跋扈している今日という日に。

 
 

 私は期待する。私が中国で綿々と続いてきた「文字の獄」の最後の被害者に
なることを。表現の自由は人権の基礎で、人間性の根源で、真理の母だ。
言論の自由を封殺するのは、人権を踏みにじり、人間性を窒息させ、真理を
抑圧することだ。

 「2009年12月23日に「私に敵はいない」と題する陳述より



[劉暁波]
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劉 暁波(りゅう ぎょうは、リウ・シャオポー、1955年12月28日 -2017年7月13日)は、
中華人民共和国の著作家。元北京師範大学文学部講師。
人権活動や民主化運動に参加し、度々投獄された。

吉林省長春市生まれ。1969年、上山下郷運動が行われている間、父と共に
ホルチン右翼前旗に移る。吉林大学で中国文学を学んだあと、北京師範大学に進学。1984年に修士号取得後、同校で教職に就く。
1980年代半ば、文学評論家李沢厚に対する批判で、中国文壇の「ダークホース」と
呼ばれた。
1988年、「美学と人間的自由」により、同校で文学博士号取得。
その後、オスロ大学、ハワイ大学、コロンビア大学で客員研究員。
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(ウィキペディア日本語版)[2017年8月5日 (土) 17:39 UTC]
 

 
[六四天安門事件]
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六四天安門事件(ろくよんてんあんもんじけん)は、1989年6月4日(日曜日)に、
同年4月の胡耀邦元党総書記の死をきっかけとして、中国・北京市にある天安門広場に
民主化を求めて集結していた学生を中心とした一般市民のデモ隊に対し、中国人民
解放軍が武力弾圧(市民に向けての無差別発砲や装甲車で轢き殺し[1][2])し、
多数の死傷者を出した大量虐殺事件である。

略した通称は六四、また中華人民共和国内の検索エンジンにて、「六四天安門事件」
というキーワードを検索すると接続不可能になることから、「5月35日(5月31日+4日)」、
VIIV(ローマ数字の64)や、「82(8の2乗を表す数学記法で、答えが64=6月4日)」
などを、隠語として使うことがある。
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(ウィキペディア日本語版)[2017年9月4日 (月) 14:16 UTC]  

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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2017年7月 8日 (土)

2017年7月8日の風景

 

 九州北部を襲っている記録的な大雨。まずは、直接的に被害を被っている方々、
非難されている方々の生活が速やかに復仇されることを心より願います

 一市民として、一国民として出来ることをしたい。 

 自分の携わっている仕事の一部は、今回のような大規模災害のメカニズムの
解明に関する事に関係しているのでこのような災害が発生する度に今後、被害を
軽減するために打てる手が沢山あるのではないかと考える。

 検索してみると、集中豪雨による大規模な被害は同地域においては度々起こって
いるようだ。

 近年においては、 
 
 平成24年7月九州北部豪雨 (ウィキペディア)

は時期も将に今回と全く同じで死者も30人も出ている。
共通項の分析と今後への課題の整理と対策が待たれるところだろう。
(今回の災害においては死者数は現時点で16人に上っている模様)

 一言で言ってしまえば、 

 「排水能力を大きく超えた雨量による甚大被害」

 となるようだ。

 とすれば、今後取りうる対策は

 1) ・排水能力や貯水能力を高める。

 2) ・大量降雨の予測と発生時の対応スキームの改善。

 3) ・これらの対策を柔軟に、持続的に取りうる組織的な改善。

などが挙げられる。

 恐らく、3) を弛むことなく、効果的に、目に見えて取り組むことが大事であり、
我々日本人が今イチ苦手な事でもあり、ポテンシャル的には本当は得意なのでは
ないかと潜在的に自覚して成果を挙げている人々も世に多くいることでもあろう。 
 

 「天災は忘れた頃にやってくる」

 日本が誇る物理学者であり、優れた随筆家でもあった寺田寅彦(1878-1935)
の余りにも有名な言葉である。

 そして、今回の災害は、残念だが過去の判例からある程度の確度で予想は
できたものであったろう。
 

 今日まで起こった出来事を、明日に向けて。 

 自分達の日々の生活の安定と、後続達のより良い未来の為に。

 

 
 
  
 
 
 
 
 
 

 
 





 
 
  
 



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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2017年4月29日 (土)

フランス大統領選2017雑感


 2017年4月末日の現在、

フランス大統領選挙は
エマニュエル・マクロン(39才)

マリーヌ・ル・ペン(48才)
の両氏が決戦投票を待っている状況である。

 自分の感じている「世間の風」としては、マクロンが相当にリードしているという
ところであろうか。

 、、、にしても若いなー二人とも(@_@)
しかし、ここ半世紀の常識から若いというだけで

 『政治』

という複雑怪奇で魑魅魍魎が巣くうシステムを運営していくにはこのくらいの年齢の
人がトップを担うのは全然悪くない。20年後くらいにはさらに若返っていることだろう。

 例によってウィキペディア頼みですが候補者について雑感を述べてみませう。
 
 
○エマニュエル・マクロン(39才,男性)

・神学者の父、医者の母の間に生まれる。
・学生時代に哲学者ヘーゲルに関する論文を執筆している。
・高等師範学校の試験に二度失敗している。
・投資銀行員として働き、副社長にまで昇進し年収は最高で200万ユーロ
(2億円前後)にまで達する。
・2012年、時の大統領フランソワ・オランドの側近を務めるようになる。
・2014年、通称「マクロン法」を議会に提出するが広範な抵抗に遭う。
・2016年4月、「右派でも左派でもない政治」を目指し活動を開始する。
 
 
○マリーヌ・ル・ペン(48才,女性)

・右派政党国民戦線の創始者ジャン=マリー・ル・ペンの三女として生まれる。
・学位取得後、弁護士として働く。
・ル・ペンの思想と業績を宣伝・普及する「ル・ペンの世代」の代表である。
・2003年4月、国民戦線副党首に選出される。
・2004年、欧州議会議員選挙に立候補し当選。以後、再選を重ねる。
・妊娠中絶,同性愛を容認している。
・反ユダヤ主義的発言を理由に父を除名した。
・大統領選挙で勝利した場合には同性結婚を廃止すると約束している。
 
 
 マクロンは、いわゆる好漢と言っていい人物なのではと思われる。投資銀行員
時代に恐らく異例と言ってもいいスピード出世を果たしたのはきっと、有能であったと
同時に人に好かれる面も持ち合わせていたのだろう。14年に提出した「マクロン法」は
100条を超えていて多様な規制緩和が提案されていたとのことで良くも悪くも抵抗勢力の
反対に遭ったであろうことは想像に難くない。

 哲学界の巨人についての論文で学位を取り、投資銀行で出世コースを歩み、大統領
側近として働き、反対が予想される広範囲の規制緩和を盛り込んだ法律を提案し、
右派でも左派でもない中道を標榜した政治姿勢を打ち出し、三十代後半にして
大統領選の勝利に王手を掛けている。

 実に"今風"であり、キャリア上の死角は見えない。政治家として案外重要な
ルックスも良い。これからも大いに注目していきたい頼もしい政治家である。 
 
 

 ル・ペンは、父の"活躍"から幼少期に自宅を爆破される事件に遭遇したり、いじめ
られっ子であったとのことでなかなか波乱万丈な人生といえる。父の正統な後継者
としての地歩を固めながら、中絶に反対し、ユダヤ人の関する問題発言を繰り返す父を
無批判に容認はしないところで政治家として自らを律し、キャリアを築いてきたと
思われる。

 大統領になっても、ならなくても、父親と比較され続け、歩んできたキャリア上、父親と
その支持勢力から自分を切り離すことは恐らく不可能だろう。しがらみと彼女自身
が培ってきた「人間としての何か」。大国の長として、何億もの人間の人生に影響を
与える職務に就き、重責を全うできるのか、率直に言って疑問である。

 父親もまだ存命であり(御年88才)、今回の大統領選挙の結果の如何に関わらず
ル・ペン親子とその支持勢力に世界は今しばらくお付き合いすることになりそうだ。 

 因みに、今さらながらにしみじみ知ったことには、フランスの現在の人口は6200万人
強であり、現在の国家(第五共和政)が成立したのは1958年のことである。また、
労働人口に対する公務員の比率は21.6%に達し、「官僚天国」とも「役人王国」とも
形容されているとのこと。
 

 現在の各候補について管理人の一言コメント。

エマニュエル・マクロン・・・ ◎ 自国を、次に、世界を立て直して頂きたい。
マリーヌ・ル・ペン   ・・・ ○ 勢力基盤と自己の主張と世間との折り合いがこれから
ずっと大変そうである。

◎・・・出来るならば、大統領になってほしい。
○・・・もしも、選ばれてしまったならば、よく考えて行動してほしい。
×・・・世界は良くない方向へ向かうだろう。選ばれてほしくないっす。。

 フランスの大統領が誰になるのか、選出された人物が何を主張し行動に移して
いくのか。2017年現在の国際情勢では日本にも大きな影響を与えることは必至である。

 2017年5月7日に大勢は判明する。 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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2016年12月25日 (日)

民営化される世界2016


 ここ5,6年か、あるいは、それ以上前から世の中の何事かを見るにつけ各事象の
詳細はともかくとして、

「民営化されているなあ。」

と思うことばかりだった。

 今年も一言で済ませばそんな年だった。

 アメリカ合衆国の次期大統領(第45代)に就任予定のドナルド・トランプ氏は
最近、こんな事を呟いている。

--------------------------------------------------------------
The United States must greatly strengthen and expand its nuclear
capability until such time as the world comes to its senses regarding nukes
8:50 - 2016年12月22日
--------------------------------------------------------------
[https://twitter.com/realDonaldTrump/status/811977223326625792]

訳すとこんな感じ。
--------------------------------------------------------------
アメリカ合衆国は、核兵器の能力をさらに強化し、拡張するだろう。
世界が原子力については、アメリカには適わないと思い知るまで。
--------------------------------------------------------------

 一見、「何てとんでもない事を言っているのだろう。」と思う内容であるし、
実際、氏の他のツイートと同様、世界中で物議を呼んでいるようだ
(物議を呼ばない方が世界が危ないと思われるので健全な反応ではある)。

 日本の政治家が発言したならば、それが与党側の人間であれば、姑息な人間
達は狂気乱舞して確信犯として政局に持ち込むだろう。
そして、自分の側の
人間であれば不問にし、今回のような自分に適わない立場や権力を有すると
思われる人間であれば、やはりスルーするだろう。
その事が政治不信をより増幅させていることも知らずに。

 とんでもない内容の呟きにも見えるが、氏の大統領選に勝つまでに歩んできた
戦術を考えてこのツイートを見ると、なかなか興味深い。というか
「ああ、またか。」
という範疇の呟きとも取れる。そして、それこそが恐らくトランプ陣営のシナリオ
通りなのだろう。

 自明とすら言えることであるが、アメリカがこの半世紀に大統領が変わろうとも
大筋でこの大国が歩んできた道の一つをトレースしているに過ぎない発言
だからである。 

 ドナルド・トランプという人物がこれまでどちらかというとポピュリストとして語られて
きた、そして、氏の大統領選の戦い方はかの国の一員としてアメリカ合衆国大統領
選挙というビッゲスト・ゲームを駆使して、支持を集め、共和党の候補者の指名を
勝ち取り、本選で勝利したこととも繋がっている。

 氏が勝ってみれば、世界の趨勢を決定する権限を有するアメリカ合衆国の大統領
就任予定者は、政治手腕がほぼゼロで、不動産で大成功した、資本主義のある
側面と、アメリカという国のある側面を、如実に体現した人間だった
というに過ぎ
ない。

 アカデミックな無数のカテゴリーも、政治も、経済も、テクノロジーも何もかもが
民営化の嵐に翻弄されていると言ってもいい。その嵐はきっと悪い風ではなく、
何よりも世界中の人間達が望んでいる大きな方向性の結果の大嵐なのだと思う。

 トランプという人間がメカニズムとしての大統領選において本当に勝利したのか
どうかは今後も議論され続けていくことだろう。しかし、それもいずれ収束するだろう。
良くも悪くもトランプという人間と氏の諸発言は既に世界に許容され始めている

 2016年は、

 「アメリカ合衆国の大統領選と大統領職すらも民営化された年」

 として、民主主義化の流れの節目の年となったと言えるのではないか。  

 2017年以降、民営化はさらに進むのだろうか。または、針は逆に振れるのだろうか。
少なくとも、ほとんどの人間は、逆に振れることは望んでいないだろう。

 であれば、世界的に民営化は今しばらく続くことになる。

 願わくば、劣化された面が改善され、ブラッシュアップされて、能力の高い人間や
組織が関わることで、人間以外の生命にとってもより良い何かが供給されていく
真の民営化であることを。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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2016年11月 9日 (水)

2016年11月9日の風景

 
 

 歴史の転換期となった今日。
そして、映画「パトレイバー2」(1993)での後藤の台詞が現実となった。
 

 「誰もがまさかと思い、同時にもしやと思う。"あの一件"以来な。」
 

 あの一件とは今回の場合ではBrexitの事。そして、『状況』は現実となった。

 現実となった『状況』とは一体何なのだろう?

 それは、まだ判らない。とりあえずの成績表は4年後にお披露目となるだろう。

 個人的には今回の『状況』とは既に指摘され始めているように漠然とであるが
グローバリズムの終焉と呼ぶべき事態なのだと思う。

 また、今回の両候補者について言えば、得られた情報から判断すれば

 長期的に起こる責任の所在や因果関係の判りにくい「不安」か。

 短期的に連続で起こる原因の特定や決めつけ易い「不安」か。

 の選択であり、アメリカの有権者は後者を選択したというところか。 

 ところで、本日の日経平均株価は前日より 919円安。判りやすい値動きで
あったが、NYダウの連日の値下がりから、投票日直前の上昇(73ドル高)は
一体何だったのだろう。報道通り、楽観ムードからの上昇からなのか、もっと深い
理由があったからなのだろうか。 

 日経平均株価 11月9日終値 16,251.54円 前日より 919.84安。
  NYダウ終値 18,332.74ドル 73.14高。

 学生の頃、

 「世の中がいつ、どうなるか判らない。だから、自分はバイクで走っておこう。」

 と思った事をふと思い出した。今の自分は、明日から世の中がどうなろうと、
生活も意識も変えるつもりは特にない。

 平日は会社に行って、仕事して、週末は、友人と会うか、映画を観るか、
本を読むか、Webを彷徨うか、blogを更新するか、何もしないか、そのいずれかに
似た過ごし方だろう。『状況』が許す限りは。

 『民主主義』というものが試される日々はまだまだまだ続く

 
  

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 アメリカ大統領選2016雑感 (2016.04.30)




 
 
  
 



 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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