時事関連

2021年11月 3日 (水)

衆議院議員選挙の結果2021.11


 今回の衆議院議員選挙(第49回とのこと)は語るに足る結果となった思う。
これまでになく民意が反映された結果となったと思うからだ。

与党は大勝とは決して言えないが手堅く勝利を収めた。
野党は全体として見れば敗北だが、有権者は支持したい党を選択して一票を投じた
と見てとれる。
  

 野党には任せておけないと思う人は、与党に投票した。
 
 ある候補者を落選させたいと思う人が多くいる地区では対抗馬に票が集まった。
 
 世代交代を望む有権者は実績があっても若い候補者に投票した。
  
 実績のまだ無い候補者や政党でも今後に期待する有権者は投票した。

 野党でも支持しない人や政党には積極的に不支持とした。
 
 自分の一票が世の中に影響を及ぼすとは思わない、または、関係ない、または、
投票先が無い、または、判らない有権者は投票しなかった。


 実に判りやすく、有権者の賢明な判断と、それが反映された歴史に残る選挙だった
のではないかと思う。

 落選した新人候補者でも地道に選挙戦を戦った候補者は励まされたり、責任を取ろうとも
しないだろうと思われた人が辞意を表明したりと有権者の支持前提の出来事もこれまでは
余り見られなかったように思う。

 投票率は数字だけで見れば、戦後三番目の低さだそうだが55.93%は潜在的には
有権者の六割が投票の意思を持っていたと見て良いと思われ悪くない数字だと思う。

 今回は政権交代のチャンス(または危機)と国民が感じなかったとも思われる。

 出口調査が従来よりも外れた点について騒がれているようだがそれもまた当然の結果だろう。
FACTと科学的な予測の研磨(昨今ではIT技術の投入)を怠り偏向バイアスをかけていても情報を出す側に
優位性があったからだ。これからは違う。投票率はなかなか上がらなくても、一票を投じる有権者は
支持したい、勢力を伸ばして欲しい人と政党に入れる。出口調査は、世相をきちんと正確に反映・予測する
技術を持たなければこれからも外すことになるだろう。

 
 今回の判りやすい結果を受けて次回も(or次回は)選挙に行こうと思い決めた人々も
多くいることだろう。
 

 個人的は今回は政権交代のチャンス(または危機)を強く感じた。野党は政策を訴えるチャンスと
材料が存分にあり、与党は責任を問われる事象と全方位的な解決の難しい課題が山積していたからだ。
 


 貴方の一票が世の中を変える。変わる。恐らくは良い方に。民意の反映という意味で。

 貴方の傍観は世の中を変える。恐らく悪い方に。民意と離れた方に世の中が進むという意味で。
 

 政治家は国民の権利と財産、そして国益を守るために政策を提案し訴え実行せよ。
そうでない政局を作りだして悦んでいるだけの"政治屋"は去れ
 
 有権者は選挙に行こう。
 

 

  

 

 


 













































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































  

 

 


 





























































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































|

2020年12月 2日 (水)

news「周庭氏に禁錮10月」

 
 
香港の周庭氏に禁錮10月 民主派締め付け強化、デモ扇動罪
-------------------------------------------------
昨年6月に香港政府の「逃亡犯条例」改正案に抗議する警察本部包囲デモを
扇動したとして、無許可集会扇動罪などに問われた民主活動家、周庭、黄之鋒の
両氏ら3人の公判が香港の裁判所で2日開かれ、裁判官は周氏に禁錮10月、
黄氏に同13月半の量刑をそれぞれ言い渡した。

 実刑判決は、6月末の香港国家安全維持法(国安法)の施行など中国政府の
強硬姿勢の下で強まる民主派締め付け強化の流れを反映したといえそうだ。
周氏は法廷内で量刑を告げられると、うなだれたまま肩を震わせ泣いた。

 周、黄両氏は2014年の大規模民主化デモ「雨傘運動」を主導した学生団体の
元リーダー。
-------------------------------------------------
12/2(水) 16:34配信 [香港共同]
 


周庭氏を逮捕 民主活動家、「雨傘運動」学生リーダー 
国安法違反容疑で香港警察
-------------------------------------------------
複数の香港メディアによると、香港警察は10日、著名な民主活動家、
周庭(英語名アグネス・チョウ)氏(23)を香港国家安全維持法
(国安法)違反容疑で逮捕した。
警察は同日、民主派の香港紙「蘋果日報」などを発行するメディア
グループの創業者、黎智英(れいちえい)氏(71)や同紙幹部ら7人も
国安法違反などの疑いで逮捕しており、民主派への取り締まりを
本格化している。
-------------------------------------------------
8/10(月) 21:55配信 [毎日新聞]
 

 
 劉暁波氏(1955-2017)(りゅうぎょうは)(享年61歳)と同じ結末に
してはならない。
 
 周庭氏(しゅう てい,Agnes Chow Ting)と黄之鋒氏(こう しほう,Joshua Wong)が
どのような扱いを受けるか、香港がどのようになっていくのか国際社会は厳しく
見守っていかなくてはならない
 
 ウイグル自治区とウイグルの人々がどうなっているのか、国境問題は
どうなっているのか。決して他人事ではないのだから。
 

 『無関心』が全てを破壊していく。
 
 『無関心』は同調する事と一緒である。

 『関心を持つ』事で事態は変化していくだろう。
 
  恐らくは自分達の考える方向(未来)へ。

 『平和』とは『関心を持つこと』 から始まる。

  
 加油!! 周庭!!

 加油!! 黄之鋒!!


 Wish you the best,Agnes Chow Ting!!

 Wish you the best,Joshua Wong!!

 We need liverty!!

 We wish liverty!!

 

 私は期待する。私が中国で綿々と続いてきた「文字の獄」の最後の被害者に
 なることを。表現の自由は人権の基礎で、人間性の根源で、真理の母だ。
 言論の自由を封殺するのは、人権を踏みにじり、人間性を窒息させ、真理を
 抑圧することだ。

 劉暁波「2009年12月23日に「私に敵はいない」と題する陳述より



関連記事
news「周庭氏逮捕」 [2020年8月11日]
ある人の死と明日の世界 [2017年8月6日]

  
 



 
 
  周氏は法廷内で量刑を告げられると、うなだれたまま肩を震わせ泣いた。

  周氏は法廷内で量刑を告げられると、うなだれたまま肩を震わせ泣いた。


  周氏は法廷内で量刑を告げられると、うなだれたまま肩を震わせ泣いた。

 

 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 


 
 
 

 


 

 

 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 


 
 
 

 


 

 

 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 


 
 
 

 


 

 

 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 


 
 
 

 


 

 

 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 


 
 
 

 


 

 

 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 


 
 
 

 


 

 

 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 


 
 
 

 


 

 

 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 


 
 
 

 


 

 

|

2020年10月31日 (土)

アメリカ大統領選2020雑感(3)

 
 2020年10月31日の現在、

 一時期、民主党側有利かと報じらていた。少なくとも日本国内においては。

 だが、この文字通りの土壇場に来て、雲行きはまさかの現職大統領側にやや有利
働いてきているようだ。
  
 何とも凄まじい「空気」の読み合いと「キャラクター」の受け入れ合戦。
 
 政策も勿論影響があるだろうが。かの国の多様性に対して支持のマジョリティーを
形成するには余りにも両者共に政策とそのアピールでは決め手に欠いている
言わざるを得ない。そして、どちらもアキレス腱に弱みを抱えている。

 自分達のリーダーとしてどちらが、またはどちらの党が相応しいのかという
民衆の決断。

 過去に民主党の大統領やリーダーは何をしきてたのか。自分達に何を齎したのか?
共和党は?共和党の大統領やリーダーは?
 
 不安を?安心を?繁栄を?困窮を?雇用の安定を?
 
 国際情勢はどうだったか。どっちになるとどう変わるのか。
 
 変わってほしくないこと。変わってほしいこと。
 
 この4年間の成果を取るのか、その前の政権の運営の再開を望むのか。
 
 次の4年間をどちらの顔と発言と政策を見て過ごしたいのか。
 
 どちらを選ぶかで次の10年間の世界は結構異なるものになるだろう。
 
  
 2020年11月に大勢は判明する。 
 
 
 
 <<アメリカ大統領選2020雑感(2)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

|

2020年8月15日 (土)

2020年8月15日の風景


 自分が子供の頃は
「夏が来ないと"あの戦争"を振り返らないのか(けしからん!)」
「"あの戦争"を夏の風物詩のようにするな(けしからん!)」
と毎年言われていいたような気がする。
 
 しかし、ここ10数年は
「寧ろ夏に集中して総括する時期があるのはいい事ではないか」
という意見が一定量を占めている気がする。自分も概ね賛成
 
 八月の半ばはお盆と終戦の事と戦争の事、人の生と死、人権、
人間の壮絶なる歴史に思いを馳せて意見を述べ合うのはいい事
だと思う。

 普段読まないような本を読み、観ないような映画に触れるのも
いいだろう。勿論、戦争に関係なくとも良いに決まっている
でも一年に一度くらいは戦争というものについて考えてみるのは
悪くないだろう。

 自分が生きていることの因果について考えて行動してみると
いいと思う。
 
 さて、毎年どこかしらに言われている事であるが
 
 1945年8月15日は日本が戦争を止めた日でも負けた日でもなく
玉音放送により国民に戦争の終わりが知らされた日である。玉音放送用の
レコードを奪おうとするクーデータ事件(宮城事件)が将に前日に起きており
もしかしたら、玉音放送の日は遅れていたか幻となっていたかもしれない。
ただし、ウィキペディアによれば玉音放送の予告が前日14日の21時と
15日の朝7時に行われていたため仮に大幅に遅れても大勢は変わらなかった
ことだろう。
 
 終戦(敗戦)の日とするのは日本政府が降伏文書に調印し、日本と連合軍との
間で休戦協定が交わされた1945年9月2日の方が相応しくそのうち、学校では
そのように教わるようになるかもしれない。

 1945年8月15日(水曜日)から1945年9月2日(日曜日)までの18日間、
或いはその後まで行われた戦闘行為については我々は知っていいのだろう。
 
 横井庄一氏が終戦を知らずに戦い続け帰国したのが1972年(約28年後)、
小野田寛郎氏が事実上の戦闘行為を続け帰国をしたのは1974年(29年後)、
戦争が終わっても自分の意思で帰国しなかった人々もまた多くいたこと
だろう。

 特定の人間を原因のように扱うことは容易いだろう。しかし、
国家のシステムに不備があったことは間違いない。問題は、その不備が
何でもあったとして、何が誤っていて何が正されたのか認定するかだろう。
 
 誤りと正しさの認識は未来の日本と世界とそこで暮らす人々に
直結する問題である。
 
 何が間違っていたのだろうか。
 
 もう間違いは起こらないのだろうか。
 
 現在の認識に誤りはないのだろうか。
 
 さらに是正されなくてはならないことは何なのだろうか。
 
 本当に今、『平和』なのだろうか。
 
 日本と世界の人々は安心して暮らせているだろか。また、
今後も暮らせていけるのだろうか。
 
 『平和』は脅かされていないのだろうか。
 
 『平和』を脅かされたらどうすればいいのだろうか。
 
 何もしなくていいのだろうか。
 
 何かをしてはいけないのだろうか。

 何をしなくてはいけないのだろうか。

  

 

 


 





























































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































|

2020年8月11日 (火)

news「周庭氏逮捕」

 
周庭氏を逮捕 民主活動家、「雨傘運動」学生リーダー 
国安法違反容疑で香港警察
-------------------------------------------------
複数の香港メディアによると、香港警察は10日、著名な民主活動家、
周庭(英語名アグネス・チョウ)氏(23)を香港国家安全維持法
(国安法)違反容疑で逮捕した。
警察は同日、民主派の香港紙「蘋果日報」などを発行するメディア
グループの創業者、黎智英(れいちえい)氏(71)や同紙幹部ら7人も
国安法違反などの疑いで逮捕しており、民主派への取り締まりを
本格化している。
-------------------------------------------------
8/10(月) 21:55配信 [毎日新聞]
 

 天安門事件と同じ流れといってよく、同じくらいかそれ以上に
巨大な問題に根差している
 
 劉暁波氏(1955-2017)(りゅうぎょうは)(享年61歳)と同じ結末に
してはならない
 
 周庭氏(しゅう てい)がどのような扱いを受けるか、香港がどのように
なっていくのか国際社会は厳しく見守っていかなくてはならない
周庭氏以外の逮捕者がどうなっているのか、今後逮捕されていく人は
残念ながら増えていくだろう。
 
 ウイグル自治区とウイグルの人々がどうなっているのか、国境問題は
どうなっているのか。決して他人事ではないのだから
 

 『無関心』が全てを破壊していく。
 
 『無関心』は同調する事と一緒である。

 『関心を持つ』事で事態は変化していくだろう。
  
  恐らくは自分達の考える方向(未来)へ。

 『平和』とは関心を持つことから始まる。

 
   加油!! 周庭!!




 私は期待する。私が中国で綿々と続いてきた「文字の獄」の最後の被害者に
 なることを。表現の自由は人権の基礎で、人間性の根源で、真理の母だ。
 言論の自由を封殺するのは、人権を踏みにじり、人間性を窒息させ、真理を
 抑圧することだ。

 劉暁波「2009年12月23日に「私に敵はいない」と題する陳述より


関連記事
ある人の死と明日の世界 [2017年8月6日]


 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 
 
 

 
 


 
 
 

 


 

 

|

2020年6月27日 (土)

アメリカ大統領選2020雑感(2)


 2020年6月27日の現在、

 共和党は、まさかの現大統領の再選の危機に直面している。コロナ騒動への
対応や元大統領補佐官だったジョン・ボルトンの回顧録の影響も大きいだろうが

 政治をDealとして扱った代償が大きいと思う。
 
 政治は、Dealではない。

 では、民主党側はジョー・バイデンで盤石かと言うと決してそうでないだろう。
大統領に就任するかまだまだ判らない現時点の段階から副大統領候補に注目が
集まっているのが何よりもその証拠だと言える。
 
 民主党の副大統領候補の一人であるカマラ・ハリス女史に注目が集まっている
ようだが、そのキャリアの確かさは折り紙付きと言えるだろう。

 現職大統領の再選が危うく、対抗馬の候補は決して悪い人ではないのかも
しれないが高齢で骨太な政策とリーダシップを期待できないとすれば、案外、
意外なタイミングでアメリカ合衆国初の女性大統領が誕生するかもしれない。

 カマラ・ハリスは現在、55才で年齢的にリーダシップを取るのに最適の
タイミングと言ってよく、既に民主党の大統領候補として戦った実績があるのも
好ましい。支持率においては大旋風を巻き起こしたバニー・サンダースの次に
付けていたというのも今後、活躍するとすれば良い材料になるだろう。
 
 民主党は歴史的に対日政策においては辛い傾向にあるということは既に
判っていることなので日本は今から傾向分析をしておいても悪くないだろう。
  
 2020年11月に大勢は判明する。 
 
 
 
 <<アメリカ大統領選2020雑感(1)  アメリカ大統領戦2020雑感(3)>>



   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

|

2020年4月11日 (土)

アメリカ大統領選2020雑感

 
 2020年4月11日の現在、

民主党は、バーニー・サンダースが撤退を表明した。今回の
サンダース旋風は歴史に名を残すに充分なものだっただろう。
現在起こっている地球規模の大騒動がもし発生していなかった
とすれば果たしてどうなっていたか判らない

 民主党の大統領候補戦は件の騒動が起こる前から興味を
引くには今イチな内容だった。何とか本命候補となっている
ジョー・バイデンはきっと政治家としてはいい人の部類に
入るのだろうがヒール役を確信犯的に愉しんでいると思える
現大統領とガチンコするには少しというかだいぶ物足りない

 アメリカ合衆国下院議長を務めるナンシー・ペロシ女史は
ヒラリー・クリントン並みに出馬への動向が注目されても良かったと
思うのだが時折見せてきたエキセントリックな行動や諸発言が災いしている
せいなのかどうなのか浮き上がってもこない。

 思うに民主党の大統領候補選びが個人的に今イチ面白くないのは
共和党のそれと比べてイデオロギー色が明らかに強いからだろう。そして、
イデオロギーというものが2020年4月の世界の現実問題に対して世の
人々にアピールするとは思えない

 ニューヨーク州知事のアンドリュー・クオモが出馬を表明しても
いないのに熱烈な支持を受けているのは何よりもその証拠だろう。

 イデオロギーというものは今しばらくは過去の産物であると
思われる。

 現アメリカ合衆国大統領の再選を阻む最大・最強・最凶の敵
昨年の暮れに突然やってきて地球というリングを一人で席巻しまくって
いる『アイツ』であることは依然疑いない。そういえばやってることの
悪質性とタチの悪さは互角かそれ以上に上手でもある。ある意味単なる
政治上の対抗馬なんかよりもよほど好敵手と言えるのかもしれない。
 
 『アイツ』に勝つことはつまりヒーローの名を欲しいままに
出来ることでもあるから。
  
 2020年11月に大勢は判明する。 
 
 アメリカ大統領戦2020雑感(2)>>
 アメリカ大統領戦2020雑感(3)>>

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

|

2020年1月10日 (金)

2020年1月10日の風景

 
 今回の一連の某大国二国の"つばぜり合い"は後世にキューバ危機並みか
それ以上だったと言わしめるものになるかもしれない。

 資本主義側の大統領の対応は賢明だったと言えるだろう。なぜなら
就任以来、ひたすら政治を"Deal"として扱ってきて世界中で顰蹙を
"買って"きた大統領であるが、今回はどちらに転んでも間違いなく
"Deal"は
成立しない破滅的内容だったからだ。
 
 氏の声明は弱々しく、いつもの憎々し気な傲岸不遜さは微塵もなかった。
その姿は知らない場所に独りで来て、迷子になる直前の子供のようでもあった。
見たこともない弱気な態度が今回の事態の深刻さを物語っていたとも言えよう。
 
 世界は常に罅だらけでどちらにも転ぶ。確かなことは、多くの人間が
幸せになるのは基本的に難しいということだろう。

  

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

|

2020年1月 5日 (日)

2020年1月5日の風景

 
 某大国二国(国力からいってどちらも大国と言える)が世界を巻き込んで
国際情勢は年明けから緊迫している。地政学的に見るに、二国はどちらも
動きたくても動けない状況にある
。その点においてはかなり判り易い

 追い込まれている側が動く場合、結果的には破滅・解体を意味するで
あろうことは自身達が知っている(はず)。であるから当然、そう簡単には
動けない。今まで通り

 追い込んでいく側もそう簡単には動けない。動いた場合、どうなるか
既に別のケーススタディで嫌というほど味わっている。そして、出口の
見えない長期戦になるであろうことも身をもって知っている(はず)

 では、どちらかが「短期決戦」で臨もうとした時
世界はどうなるか?
過去に似た例があることを我々日本人は身をもって
知っている(はず)

 追う側と追われる側。なぜ共存が出来ないのか?周囲の国はこれからも
理解を進め、自分達のスタンスを決め、この世界にコミットしていかなくては
ならない。
 
 日本も、日本国民たる我々も。

 

 

 

  

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

|

2019年3月23日 (土)

news「米FRB、年内は利上げせず」

  
 
 
米FRB、年内は利上げせず 世界減速、景気判断下げ
-------------------------------------------------
米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は20日、
2019年の利上げ回数をゼロと見込み、利上げをしない考えを示した。
昨年12月時点に予想した2回から下方修正した。
世界経済の減速を警戒し、金融引き締め政策から様子見姿勢への
転換を鮮明にした。
-------------------------------------------------
2019/03/21 [ワシントン共同]
 
 まだ、2019年は半分以上あるが「早い判断」という印象。
悪材料が今年、来年以降まだ出るという予測なのか。
 
 利上げをしないことで市場に安心感を与えて、後は利下げで
コントロールする。今年は堅調に進めて、利上げは更なる景気回復を
した場合の2020年以降にということなのか。
 
 アメリカの政策金利は現在 2.5%前後、日本は0.1%前後。
日本の政策金利が依然、低いままであることについて違和感は、ある。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 

 

|